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新型「iPad Pro」ハンズオン!

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新型「iPad Pro」ハンズオン!

動画を観るだけの板から、やっとプロに。本日発表の新iPad Proはチップも対応アプリもデザインもよくなって、2in1のSurface Pro、Pixel Slateに迫る風格さえ漂わせていますよ。会場で触ってきた感想をとりあえずレポートします!

来ました、Photoshopフルバージョン

僕は音楽・アートの才能はないけど写真は好きでPhotoshopで何時間も没頭する僕としては、 Photoshopのフルバージョン搭載がやっぱり、キターッとなりました。何年か前にWacomのタブレットもセールで買ったけど、考えなくても使えますから。

オートデスクのCADに対応したのもほほ〜となったかな。ある女性建築家と話したら、職場でAutoCAD使うことはもうなくなったけど、iPadのローカルであの大きいCADファイルをレンダリングできるようになったらすごいね、と言ってたので。

鉛筆っぽいPencil

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

カチッとくっついて充電中第2世代のApple Pencilもきっと気に入るんじゃないかな。本当に鉛筆みたいで、iPad Proのサイドに持っていったら磁石でカチッ。取り外しもピョン。

Lenovo最新の2in1のスタイラスほどクールじゃないにしても、Microsoft Surface Pen対抗のつくりのよいスタイラスという感じです。Penと違って、Pencilは磁石にくっついてる間に充電もできますよ。

Surfaceっぽいフォルム

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

プロをめざしたら、Surfaceにだんだん似てきたんでしょうかね。iPad Proは先細りだった縁がカクカクになって、Surface Proそっくり。シンプルな実用重視型ですね。

唯一、ベゼルはスリムで、これは実用度外視です。11インチのiPad Proを少し触ってみた感じでは、縁のところを触っただけでタッチが反応しちゃうこともありませんでしたけど、夜とか心配。

ふとんにもぐってiPadで本読もうと思ったら、うっかり入力されたりとかしないのかな。画面は予想通りLiquid Retinaディスプレイです。iPhone XRと同じやつ。これはAppleの造語で、要はまっすぐじゃなくて、角がゆるくカーブになってる画面のこと。Super Retinaは有機ELだけど、Liquid RetinaはLCDです。

解像度は2388 x 1668、赤と緑がもっとリアルな広域色(P3)表示に対応してるというのがAppleの説明です。まあ、すごくキレイだけど、これは去年のとたいして変わんないですね(カーブを除けば)。

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

もっと大きなディテールは、ベゼルに隠れてる「True Depthセンサー」と、画面の下に搭載のA12X Bionic CPUです。前者はiPadの片側にしかついていませんが、これで顔認識が、縦でも横でもできちゃいます。

もちろん指でカメラをカバーすると認識はできないので、注意のポップアップが出たら、おっとととっと指をどけましょう。反応は素早かったです。Appleの人がカメラを指でカバーする前にアンロックされたり。失敗したのは、記者がたくさんカメラに写りすぎて認識できないときだけでした。

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

Intel入ってない未来?

そんなことより今日の発表の目玉はこれですよこれ、A12X。僕はこれにAppleの未来を見てしまいました。Appleが言う通りパワフルで、バッテリー長持ちで、負荷のかかるタスクの処理性能でIntel CPUを抜いてしまえるのだとしたら、AppleがIntelバイバイの準備体制に入った、独自のノートCPUをつくるらしい、という噂もあながち噂だけではない気がしてきます。

発表では本気出してきたなあ、というデータもいろいろ出てきました。シングルコア処理性能が30%増。マルチコア処理性能が90%増。 iOSはそれほど負荷のかかるタスクは処理しないはずなので、なんでマルチコア自慢してんの?って思って、いろんな人に話を聞いてみましたけど、よくわからなかったです。

新CPUのこのあり余るマルチコア処理性能をいったい何に使うんだ、そんなアプリがあったら教えてくれ、というクエスチョンは棚上げのままに。Intelマシンと比べてみないことにははじまらないぜ、と思ってるんですが、そのテストも棚上げです。

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

MBPより処理性能がいいと言うドイツ人現る(約1名)

ドイツの楽曲&ライブDJアプリ「djay」の開発元Algoriddim社のKarim Morsy CEOにその話をしたら、何言ってるんだ、iPad Proの性能はすごいよ、タスクによっては、ハイエンドのMacBook Proより処理が速くてサクサクだって言われてしまいました。

その話が本当なら、iPad Proは、動画・楽曲・写真の編集プロデューサーが出先で重宝しそうですね。「しそうだ」と書いたのは、まあ、彼ひとりの話なので。iPad ProのA12Xを普段の使用環境でベンチマークしてほかのノートと比べてみるまでは何とも言えませんよね。

キーボードは2年前のと変わらない

それにiPadはノートの代用になるわけではないし。新型のSmart Keyboard Folioを見て、あーと思った人もいるのでは。いくらMacBookがキーボードの評判が悪いとはいえ、iPadに比べたら。

iPadの物理キーボードは打ちやすかった試しがないし、Appleはそれを変える気配もないですからね。新しいキーボードも触ってみたけど、2016年に買ったiPad Proとおなじでした。十分間に合うけど、別にすごくもなかったです。

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US
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Image: Alex Cranz / Gizmodo US
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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

クリエイティブマシン

ポテンシャルはあるので、先に述べたクリエイティブ系の人はみな手にとったり、欲しいと思ったりする予感はしますよ。Appleイベントで開場前に並んでいたら、たまたま緑のバッジの2人と一緒になりました。

報道関係と色が違うので、何者なんだろうと思って話しかけて、イベントのこととか発表の予想とか話してみたんですけど、「プロダクトデザイナー」の人という以外、あまり教えてくれませんでした。

なんか、Appleがクリエイティブ向けの製品を発表するというので、見にきていたようです。どうりで今日のイベントはコミックサンスが多かったわけだ。イベント後の歌もラナ・デル・レイだったし。そういうテーマだったんですね。

イベントも、新型iPadも、要はクリエイティブ系のプロフェッショナル向けってこと。僕なんか逆立ちしたってクリエイティブにはなれないけど、Appleにあきらめるな、希望はある、800ドル払ってチャンスに賭けろって背中押された気がします。

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Image: Alex Cranz / Gizmodo US

GIZMODO JAPANより転載(2018年10月31日公開)

Image: Alex Cranz / Gizmodo US

Alex Cranz - Gizmodo US[原文]

satomi

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