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HOW I WORK

瞑想からはじまる1日。インテルのブランド再編を監督した、サンドラ・ロペスさんの仕事術

瞑想からはじまる1日。インテルのブランド再編を監督した、サンドラ・ロペスさんの仕事術
Image: Lifehacker US

敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。今回はインテルスポーツグループのバイスプレジデントを務めるサンドラ・ロペスさんの仕事術です。

サンドラ・ロペス(Sandra Lopez)さんは、インテルに13年間勤務する間に、同社のブランド再編を監督し、社内に新しい組織を構築した上に、ファッション業界で働いた経験をインテルのスポーツグループで活用しました。

ナショナル・ダイバーシティ・カウンシルにより「テクノロジー業界で最もパワフルな女性50人」に選ばれました。また、ヒスパニック系女性のエンパワメントを目指す雑誌『ラティーナ・スタイル』により、「今年のラテンアメリカ系女性エグゼクティブトップ10」にノミネートされたロペスさんは、NBCニュースでシリコンバレーの男性社会について語ったこともあります。

そんな彼女に、ファッション業界での経験をハイテクキャリアに生かした意外な方法や、責任を持ってチームを管理する方法について聞いてみました。

居住地:仕事で行く必要がある場所ならどこにでも行きます。カリフォルニア州サンタクララに本社があり、サンフランシスコに住んでいます。

現在の職業:Immersive Media、インテルスポーツのバイスプレジデント。次世代の映像を導入中。

現在の携帯端末:仕事ではiPhone 6、私生活ではiPhone X

現在のPC:Intel Core i5 vProプロセッサーを搭載したDell LatitudeとIntel Core i5を搭載したMacBook

仕事の仕方を一言で言うと: #とにかくやる

── まず、略歴と現在の仕事に至るまでの経緯を教えていただけますか?

少女のころ、私はファッションデザイナーになってビジネスをはじめたいと思っていました。 でも、大学で心理学の授業を取って、人々が自分を表現する方法や企業と消費者の関り方のほうが、ファッション業界のコレクションよりもおもしろいと感じました。

それで大手ファッション小売会社のバイヤーの仕事に就くことにしました。数年間はファッション業界にいるつもりでしたが、12カ月も経たないうちに業界を離れました。役員から、その会社にはガラスの天井があると言われた瞬間から24時間以内に退職しました。そのときは途方に暮れましたが、後にこれが幸いしました。

シリコンバレーに住んでいて、テクノロジーに興味を持っていた私は、テクノロジー業界にマーケティング担当者として飛び込むことにしました。

マーケティングと一口に言ってもとても幅広いので、企業内や新会社での成長する機会をチェックしながら、広告、販路マーケティング、小売りといった1つ1つの核を徹底的に深堀することでキャリアに挑戦しました。

ターニングポイントは、ニューヨークの大手ソフトウエア会社に入社したときでした。当時の上司が統合マーケティングという新しい分野を確立したがっていたのです。その上司を通して、リーダーのポジションに就く価値と大きな賭けに出ることの価値を学びました。

それ以来、ビジネスの新しい方法や新しい市場を創出ができるリーダーシップが持てるポジションを追い求めています。

インテルの新しいビジネスへの取り組みに参加することに決めたときは、リソースが限られていたので、私のチームは創造力を発揮して工夫する必要がありました。

それで、私たちは当時まだ新しくて確立されていなかった「インフルエンサーマーケティング」に乗り出すことにしました。

このチームの一員のまま、私はウェアラブルのチームに参加して、インテルでファッション性のあるウェアラブルのビジネスを確立するチャンスを手に入れました。そこから、自分の経験を活かしてインテルスポーツのリーダーたちと組んで、新世代の映像プラットフォーム、Immersive Mediaを確立しました。

今は、新しい取り組みやビジネスを発案したり構築したりしています。ある意味で、これこそ少女の頃に憧れていたことかもしれません。

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仕事中のチーム
Photo: Sandra Lopez/Intel

──最近の1日の流れを教えてください

私の1日は朝5時30分にはじまり、ビジネスディナーやスポーツイベントが終わったときか私の仕事が終わったときです。夜12時までには就寝するようにしています。毎日以下の主要な3つのことを達成することに集中します。

1.会議では人の話をしっかり聞いて積極的に参加する。

通常、私のカレンダーには、午前7時から午後5時まで会議がびっしり詰め込まれています。海外の同僚の都合によっては5時以降まで続きます。人の話を積極的に聞くことは、相手にこちらの敬意を伝えるだけでなく、相手の立場に立って共感しながら理解するために不可欠です。

携帯端末を遠ざけることは必ずしも容易ではありませんが、あえてそうして、積極的に会議に参加する努力をしています。

私が誰かに同意できないときは、むしろパートナーか誰かに私から直接話を聞いてもらい、廊下や業界内のささやきも聞いて比較してもらいます。会議で自分のチームと顧客の声を代表することが私の役目であり、これができないと私としては失敗です。

1日にいくつも会議に出るのは楽ではないので、論点をしっかり絞っています。

2.心身の健康を大事にする。

健康でなければ、キャリアどころではありません。私は毎朝20分間の超越瞑想をして温かいレモン水を飲みます。これはカレンダーにまで載せてあります。出張中は、普段通勤に使う時間を使います。自分の心身の健康を維持する努力は、成功するために不可欠だと気づきました。

3.社会に還元する。私はインテルの副産物なので、社会に還元することをとても大事に考えています。

毎朝、目を覚ますと、私は次世代のロールモデルなのだと自覚するようにしています。私の日々の行動が、私の8歳の娘を含む次世代のお手本になります。辛くて投げ出したくなる日もありますが、そんなときは先輩世代のことを考えて、「今、私たちが頑張らなくてどうするの」と自分に言い聞かせます。

── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

通勤や出張のときは、Google MapsとWazeを使っています。渋滞に巻き込まれる時間を浮かせると、その分娘と一緒にいられます。

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Photo: Sandra Lopez/Intel

── 仕事場はどんな感じですか?

オープンキューブのデスクを持っていますが、実際にはPC、携帯電話、新聞、ペン、ボーズのヘッドセットさえあれば、どこででも仕事ができます。

会議室から別の会議室へと移動して、さらにオフィスのあるビルからレストランに移動したりします。車の中もオフィスになりますし、「ユナイテッド航空の機内も私のオフィスよ」と冗談めかして言うこともあります。

──仕事場で採用しているプロセスで、興味深いもの、珍しいもの、こだわりがあるものがあれば教えてください

人に対して親切にすることです。

これはプロセスではなくて単なるリクエストです。

「人はあなたが言ったことを忘れるだろう。あなたがしたことも忘れるだろう。でも、あなたから感じた感情は決して忘れない」というMaya Angelouの言葉が私は大好きです。

私のチームメンバが、誰に対しても各人の個性を尊重してひとりの個人として扱うなら、お互いを尊重することになり、最終的にはビジネスの生産性が向上します。

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ロペスさんのチーム
Photo: Sandra Lopez/Intel

── どんな人たちからどのように仕事を助けてもらっていますか?

最近、私の同僚から、私がどうやって仕事をこなしているのか、どうやって複数の仕事をこなす時間を編み出しているのか聞かれました。私の答えはシンプルです。

素晴らしいチームとパートナーの皆さん、家族や友人による素晴らしいインフラストラクチャー、そして素晴らしいネットワークのおかげです。

こういう人たちに頼ると、必ずできることをしてくれると信じています。私も自分にできることをしてあげます。そして助けが必要なときは、助けを求めます!

──ToDoはどうやってトラッキングしていますか?

自分のカレンダーに従って暮らしています。

予定に入っていないことは存在しないことになります。日記とリストも活用しています。毎月、自分のToDoリストを週ごとと日ごとに仕訳します。市場の動向があるので、私のリストはとても流動的です。

でも、毎晩ToDoリストの項目のいくつかに済のバツ印をつけるとうれしくなります。

──どのように充電したり休息したりしていますか?

毎日、瞑想をしています。週末これといったスポーツをしないときは、平日に抽斗に電話を入れて家族のことに集中します。あと、年に最低2回は家族と休暇に出かけます。

──仕事の合間に何をするのが好きですか?

今、次世代の女性リーダーたちに向けた本を書いています。

女性として、アメリカという企業で生き残るための最善の方法についてのヒントと秘訣をたっぷり詰め込んでいます。

──今、何を読んでいますか? おすすめの本はありますか?

好きな本はたくさんあって、好きな理由はそれぞれ違います。最近読んだ5冊は、『Ego is the Enemy』、『Meaningful Work』、『The Checklist Manifesto』、『Welcome to Lagos』、『Molly’s Game』です。

──今日あなたがされたのと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

バスケットボール選手のスティーブ・カーさん。彼のリーダーシップはすばらしいと思います。

──これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

人間的に向上するための努力を怠らないこと。

──改善しようとしていることはありますか?

職場における男女の不平等。権力の濫用。給料の不平等。女性に対する男性の上から目線。

私たちには、やるべきことがたくさんあるので、毎日腕まくりして戦います。

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Image: Sandra Lopez/Intel

Source: National Diversity Council, Latina Style Inc, Amazon(1, 2, 3, 4, 5

Nick Douglas – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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