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裕福な人に共通する「お金の習慣」を身に付ける8つのステップ

裕福な人に共通する「お金の習慣」を身に付ける8つのステップ
Image: lovelyday12/Shutterstock.com

1996年に出版した『The Millionaire Next Door』の中で、著者のThomas StanleyとWilliam Dankoは、本当に裕福な人たちの7つの特徴を書きました。

驚くべきことに、その特徴は「裕福な家系」とか「給与が1千万円」とか「優れた投資家」というようなものではありませんでした。裕福な人たちの多くは、経済的に豊かなライフスタイルを続けられる、いいお金の習慣を育てることに力を注いでいました。

しかし、いい習慣というのは継続するのが難しいものです。

その習慣を育み続けるために、かなりの自制心ややる気が必要です。

これまでも、いいお金の習慣について書いた記事がありますが、今回はどうすればいいお金の習慣を育てられるかに注目したいと思います。

これらの原則は、どんな経済的な生活に当てはめても、裕福になるために役に立つと証明されています。

1. お金に関する具体的な目標を決める

目標を決めると、間違いなくやる気が出ますが、どんな目標でもいいというわけではありません。1981年のメタ分析によると「具体的でやりがいのある目標は、“ベストを尽くす”とか“目標なし”のような楽な目標よりも、高いパフォーマンスを引き出す」ことがわかりました。

つまり、自分の経済的な習慣を改善するのに十分な理由がほしい場合は、具体的ですぐに実行できるような目標が必要です。まだ読んだことがない人は「目標を設定する時に避けるべき5つのミス」のガイドをチェックして、お金に関する目標を立てる時に参考にしてください。

ヒントになりそうな、具体的でわかりやすい目標をいくつかあげてみましょう。

  • 外食は週1回だけにする。
  • 表やアプリで家計簿をつける。
  • 年末までに50万円貯める。
  • iDecoや積立NISAなどの積立金を去年の倍にする。
  • 毎月給与の20%は貯金する。

2. 成功の障害となるものを取り除く

目標があって、それを達成するのを妨げているのは何ですか?

友だちのSNSで出合ったもので、お金が使いたくなっているのかもしれません。

薄給にも関わらず、新しい仕事を探すのを億劫がっているからかもしれません。コーヒー中毒なので、毎日おいしいコーヒーに500円払い続けているからかもしれません。

自分といい経済習慣の間にある障害がどんなものでも、まずはそれを見極めることが第一歩です。

自分に正直になりましょう。

経済的な成功の障害が何かわかったら、それを取り除く計画を立てます。

自分でおいしいコーヒーを淹れるための道具を買うことで、節約になるかもしれません。そのように障害を取り除くのは大変だとは思いますが、取り除くことで、最終的にいい経済的な習慣を身に付けるのに必要な精神エネルギーの量が少なくなります。

3. 小さな変化からはじめる

以前、小さな習慣の力について書いたことがあります。

小さなことから始めなければ、新しい習慣を身に付けるのは難しいです。支出を減らしたいのであれば、衝動買いをする前に、一旦銀行口座をチェックすることを習慣にしてみましょう。ほんの数秒のことですが、より多くの情報を元にした意思決定ができるようになります。

たとえば、夕食をもっと頻繁に自炊したいなど、お金のためにはじめたい習慣を決めたら、それを実現する小さな一歩は何かを考えましょう。

夕食の例であれば、毎週末に食事の計画を立てるのが小さな一歩かもしれません。

外食するのをやめることにはなりませんが、お金を節約するだけの理由になります。このような小さな変化が、大きな変化になるのです。

4. 柔軟にやる

自分の経済状況を分析する時に、柔軟性を無視することがよくあります。

通常の支出すべてを分類し、いくら節約するべきかを割り出し、好きな家計簿アプリですべてを設定し、一円まで何に使うか計画します。

しかし、予想外の支出というのは常にあり得るものなので、そんなことをしても失敗します。

パソコンの修理や医療費、スマホの買い替えのような、必要に迫られた支出が時々あります。

また、必要に迫られていなくても、新しくリリースされたゲームがおもしろそうだったり、見逃せないセールをAmazonでやっていたりすることもあります。

予算や家計には余裕をもたせて、その項目の予算や、その月の予算をオーバーしても、あまり自分に厳しすぎないようにしましょう。

そういうことは起こります。いいお金の習慣を身に付けるというのは、長丁場の試みです。たまにはうまくいかないことだってありますよ!

5. お金の管理を自動化する

Video: YouTube

もしかしたら、いいお金の習慣を身に付ける一番の方法は、他の誰かに意思決定をしてもらうことかもしれません。

パソコンに任せることができれば、なおよしです! コンピューターは、新しい靴や最新のゲームに誘惑に惑わされません。自動化することは、プロセスをはるかに簡単にし、心配事を減らしてくれます。

『Clink』『Acorns』『Betterment』のような投資アプリは、自動的に毎月少額を引き落とし、投資してくれます。

お金を自動的に給与から引き落として年金や貯金に回すのは、お金に関する心配を減らし、目標に向かって進むことができる素晴らしい方法です。どんな方法であれ、自分のお金を自動化できれば、目標を達成する大いなる助けとなります。

6. お金に関する課題に挑戦する

多くの人にとって、課題に直面すると特にやる気が出るものです。

あなたがそのようなタイプであれば、お金に関する課題に挑戦することで、お金の習慣を育てる大きな助けとなります。

今年の前半に、30日間お金を使わないチャレンジや、52週間貯金チャレンジなどを含む、様々なお金に関するチャレンジを紹介しました。このようなチャレンジはいい習慣を育むのに役立ちます。

このようなチャレンジは、高確率で習慣を身に付けられるようになるツール「Don't Break the Chain」のように、新しい習慣に勢いをつけてくれます(このようなシステムが好きな人は、やる気を起こさせるアプリをチェックしてください)。

本当に説明責任を高め、チャレンジをクリアするチャンスを広げるには、(チャレンジを)公開することです!

7. 意思を強くする

意思力は筋力のようなものとよく言います。

使えば使うほど、強くなるということです。

習慣に関して言えば、意思力は習慣を身に付けるのを助けるというのと、習慣を育むことで誘惑に負けないよう意思力(自制心)をあまり使わなくて済むようになるという、どちらもあります。

意思力が弱いと感じている人は、自制心を鍛える方法を教えてくれるYouTubeの動画や、やる気が出るTEDトーク、やる気がもっと出るようになる7つの簡単な方法などをチェックしてみてください。

お金に関する自制心を鍛えるのは難しいですが、やればやるほど簡単になっていきます。そして、それがお金の習慣を身に付ける一番の方法でもあります。

8. お金に関する知識を増やす

知識は力です。より多くのことを知れば知るほど、前進したり、目標を達成する可能性が高くなります。いいお金の習慣を身に付けようとしていても、学位を取ろうとしていても、これは真実です。

車で通勤している間、毎日お金に関するポッドキャストを聞いてもいいですし、知識がついたり、やる気が出たりするような、お金に関するブログを読むのもいいです。

毎日、もしくは週刊ベースの、個人のお金に関するすばらしいニューズレターもたくさんあります。お金について学び続ければ、成長し続けることができます!

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Image: lovelyday12/Shutterstock.com

Source: Amazon, APA PsycNET, YouTube

Original Article: 8 Easy Steps for Building Better Money Habits by MakeUseOf

訳:的野裕子

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