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室温7~15℃で運動するフィットネスジムがNYで話題。寒さのメリットは?

室温7~15℃で運動するフィットネスジムがNYで話題。寒さのメリットは?
「Brrrn」のジム内でのエクササイズの様子
Screenshot via LIVEKellyandRyan

ホットヨガ・スタジオや多くのフィットネスジムでは、比較的室温が高く設定されています。これは、汗をかきやすい環境で身体を動かすことで、減量やトレーニングの効果が高まるという理由があるからでしょう。

室温15℃以下の肌寒いフィットネスジムが話題

それとはまったく逆の、7~15℃という低温下でエクササイズをするというジムが発足して話題になっています。

場所は、ニューヨークシティの真っ只中に位置する雑居ビルの中。世界初となる低温フィットネスジムの名前は、いかにもブルッと寒そうなイメージの「Brrrn」。

「Brrrn」では、真夏でも室内をそこまで下げて、トレーナーの指導のもと各種エクササイズを行います。用意されているプログラムは、「フロー」、「スライド」、「ヒット」の3種類。

フロー:ダイナミックヨガの動きを取り入れ、呼吸にフォーカスしたエクササイズ。身体と心のつながりを改善する効果があるそうです。

スライド:スライドボードの上で左右に身体をスライドさせる運動がメイン。インナーマッスルを鍛え、体幹を含む身体全体のコンディションを整えるというものです。

ヒット:7℃という一番低い温度まで下げて行うもので、ダンベルとバトルロープを用いた筋力アップ重視のプログラムです。


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7℃という室温でダンベルを上げ下げし、バトルロープを揺らす「ヒット」
Screenshot via LIVEKellyandRyan

上の写真をご覧のとおり、ニューヨークの11月の気温と同じくらいの肌寒さであっても、半袖シャツで平気なくらいウォームアップできます。

もちろん、寒さを我慢するというのがコンセプトのジムではありません。

ちょっと寒いくらいが身体へのメリットが多い

少々風変わりなこのジムの創設者は、ジミー・マーティンとジョニー・アダミックの二人。

彼らは、寒さがもたらすストレスの利点に気づき、これをビジネスにつなげられないかと、多くの学術論文を読み、ビール醸造所の冷蔵庫を借りて模索。

リサーチの期間が予想以上にかかって、準備資金が尽きそうな時に投資家の助け舟が現れて、2018年5月にオープンにこぎつけました。

彼らによれば、適度な寒さでエクササイズをすることには、数々のメリットがあるそうです。

例えば、身体のカロリー消費。じつは、ホットヨガのような暑めの環境よりも、寒い環境のほうがカロリー消費量は多く、体温を維持するために体脂肪もより消費されるそうです。

そして、寒さに頻繁にさらされると、寒さに対する抵抗性が増すこともあるのだとか。

本来、人体は暑い場所で運動すると早く疲労してしまい、スポーツでもベスト・パフォーマンスを発揮できないという、よく知られた事実があります。

逆に、ちょっと寒いくらいのほうが疲れにくく、ハードな競技で活躍できるようになります。そのあたりは、既存のフィットネス施設の盲点であり、「Brrrn」が多くのニューヨーカーたちの注目を浴びている大きな理由でしょう。

日本もこれから次第に寒くなっていきますが、長期予報によれば暖冬になるそう。

気温がちょっと高い日は、暖房を消して筋トレに励んだり、少し薄着にして外でランニングをしてみてはいかがでしょうか。結構、心地よい体験かもしれません。

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Screenshot via LIVEKellyandRyan

Source: Brrrn, Bloomberm, New York Post,LIVEKellyandRyan

鈴木拓也

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