ネットサーフィンがはかどる、iPhone向けChromeの便利な操作方法7つ
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iPhoneでSafariからChromeに乗り換えると、最初はレイアウトの違いに戸惑います。
慣れるのにそう時間はかからないかもしれませんが、以下のヒントも役立つと思うので、ぜひ参考にしてください。
1. リーディングリストに追加
ChromeにはSafariと同様のリーディングリストがあり、あとで読むためにウェブページを保存しておけます。リストにページを追加するには、そのページがアクティブな状態でアドレスバーにある共有ボタンをタップし、「後で読む」を選択します。
右下にある3点リーダーの「その他」アイコンをタップしても、「後で読む」のオプションが表示されます。ここには「リーディングリスト」のオプションもあり、保存しておいたページの一覧を確認可能。
このリーディングリストには、iPhoneの他のアプリからも追加できます。他のアプリから「後で読む」オプションにアクセスするには、そのアプリの共有メニューでChromeを有効にする必要があります。これについては、iPhoneの共有メニューをマスターして拡張するためのヒントをご覧ください。
変更が完了したら、リンクの共有時にChromeを選ぶことで、「後で読む」オプションが表示されるようになります。
Chromeにはウェブページをスリム化して読みやすくする「リーダー表示」機能が実装されていないのが残念です。
2. タブの切り替え、ページの再読み込みなどをジェスチャーで

Chromeは、よく使うブラウザ操作をジェスチャーで起動できます。たとえばタブの切り替えは、アドレスバーを左右にスワイプするだけと非常にかんたんです(特定のタブにジャンプしたいときは、ツールバーの数字のアイコンに隠されたカードビューを使います。数字は開いているタブの数を示しています)。
ページの再読み込みは、ページを下に引っ張り、リロードボタンが表示されたら離します。このとき、両端に「新しいタブ」ボタンと「タブを閉じる」ボタンが表示されているのに気が付きましたか? これらを選ぶには、指を離す前に左または右にスワイプしてください。
スワイプでアクティブなタブの履歴をたどることもできます。画面左端から右にスワイプすると前のページを、右端から左にスワイプすると次のページを表示します。
ブラウザで使えるジェスチャーはほかにもたくさんあるので、こちらの記事を参考にしてください。
3. 音声検索
新しいタブを開き、検索ボックス内にあるマイクボタンをタップします。すると、音声検索機能を使って声でググることができます。
もちろん、この機能を使うにはChromeによるマイクのアクセスを許可しなければなりません。許可しますかと聞かれたときにそうするか、「設定」「Chrome」から設定してください。
すでに何かのページを開いているなら、ツールバーの真ん中にある検索ボタンから音声検索を起動できます。
検索ボタンを押すと、キーボードがポップアップし、その上部にマイクボタンがあります。スマホを横向きで使っているときは、アドレスバー内にマイクボタンが表示されます。
その他の場所からも音声検索を起動できますが、それについては後述します。
4. QRコードのスキャン

WalletアプリやメモアプリでもQRコードは読めますが、ChromeのQRコードスキャナー機能を使えば、その作業を少しだけ高速化できます。
QRコードスキャンボタンは検索ボタンの後ろに隠れていますが、そこからアクセスしていたのでは時間がかかってしまいます。それより、スポットライト検索にqrと入力することで、Chromeの「QRコードをスキャンします」に手早くアクセスできます。
さらに便利なのが、次のセクションで紹介するクイックアクションウィジェットにQRコードスキャンボタンを保存しておく方法です。
5. クイックアクションを利用する
Chromeをインストールすると、iPhoneの「今日の表示」メニューに「クイックアクション」と「おすすめのサイト」という便利なウィジェットが追加できるようになります。
クイックアクションでは、新しい検索を素早く始められます。そのためには、まず今日の表示メニューで「編集」ボタンをタップします。次に、「Chrome-クイックアクション」の隣にあるプラスボタンをタップし、「完了」で完了です。
6. 他のデバイスで開いているタブを表示する

タブスイッチャーで左にスワイプすると、「最近閉じたタブ」が表示されます。その下に、「その他のデバイス」という項目があり、他のデバイスで開いているタブがここに表示されます。
後者を見るには、Googleのパスワードを使ってChromeにサインインする必要があります。デスクトップやラップトップから離れた場所にいて、そちらで開いていたタブに手早くアクセスしたいときに便利です。
「最近使ったタブ」には、右下のその他メニューからもアクセスできます。
7. 3Dタッチを利用する
iPhoneが3Dタッチをサポートしているなら、「長押し」でもいくつかのアクションを起動できます。
まずは、タブスイッチャーボタンを長押しすることで、「新しいタブ」「タブを閉じる」のオプションが表示されます。
次は、その他ボタンを長押ししてみてください。メニューが開くので、そのまま指をスライドすると項目がハイライトされ、離すとその項目が選択されます。
ツールバー真ん中の検索ボタンを長押しすると、「音声検索」や「QRコードをスキャンします」にアクセスできます。
現在のタブから過去に訪問したページに飛びたいときは、左向きの矢印(戻るボタン)を長押し。そのタブの履歴が表示されるので、飛びたいページを選択してください。右矢印も同様で、先に進みたいときに利用できます。
アドレスバーの共有ボタンを長押しすると、「コピー」「貼り付けて移動」のオプションを選択できます。
ChromeとSafari、どっちを選ぶ?
というブラウザ戦争はナンセンスです。なぜなら、どちらか1つに絞る必要はまったくないのですから。Safari と並行してChromeも使うと決めたなら、両方をマスターしましょう。
Image: BigTunaOnline/Shutterstock.com
Original Article: 7 Essential Tips for Chrome Users on iPhone by MakeUseOf
訳: 堀込泰三
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