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子ども部屋のベッドで寝かせるための5つの施策

子ども部屋のベッドで寝かせるための5つの施策
Image: LuckyImages/Shutterstock

トイレットペーパーのロールを吊す正しい方法と同じく、子どもをどこで眠らせるかという問題についても、間違いなくインターネット上で論戦が始まります。そして、専門家は論戦に疲れています。

ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は2017年、米国小児科学会の最新ガイドラインが、要約すると以下のようなものになったと報じました。

「我々は、子どもは親と一緒に寝るべきだとは考えていません。何を言っても、みなさんが我々の意見を無視するだろうということはわかっていますから」

子育てに関する疑問の中には、明確な答えが存在するものがあります。

たとえば、

添い寝をしたほうが良いのか、しなくてもよいのかというのは、はっきりした答えの出ない問題で、米国小児科学会は、選択は親に任せる方が良いと助言しています。

けれど、家の中でベッドのマットレスの上だけは、子どもの騒音や匂いや液体に浸食されることのない場所にすると宣言したい人には、筆者がいくつかのアイデアを紹介しましょう。

1.早い段階で一人で寝る土台作りをする

子どもたちがまだとても幼かったころは、私の胸の上や揺りかご、車のチャイルドシート、ベランダのブランコ椅子、ベビーベッド、授乳クッション、それから母親の腕の中で寝ていました。ひと晩でそのうちの3カ所以上で眠ったこともあります。

その中に、親のベッドは含まれていませんでした。(痛ましい風邪や耳の感染症にかかった時だけは、迷いましたが)

こういうやり方は、短期的には痛みを伴いました。

何度も何度も起きてはよろよろと子ども部屋に向かうのはうんざり。けれど、私たちは長い目で見て、自分たちのベッドでは子どもを眠らせないことを最終目標にしたのです。

子どもたちは、就寝時の決まりごとについて質問ができるくらいの歳になっても、質問しようとは考えもしませんでした。ママとパパのベッドはママとパパのもの。なぜなら、ずっとそうだったから。

2.子ども用ベッドへ移ることを褒める

普通、赤ん坊が眠っているときは、その子は寝かしつけた場所で見つかります。けれど、よちよち歩くようになると、話は違ってきます。

子どもがベビーベッドから抜け出すようになったら、手を打たなくてはいけません。そのままにしておくと、危険を招く可能性があります

一番上の子が、ベビーベッドを卒業して、大きな子ども用のベッドを使うようになった時、私たちは3つのルールを定めました。

子どもたちへ:寝室での3つのルール

  1. 一度ベッドに入ったら、そのままベッドにいる。
  2. どうしても、本当に何かが必要になったら、親を呼ぶ。(筆者たちは隣の部屋にいます)
  3. 朝、太陽の光が見えたら、ベッドから出てもいい。(子ども部屋の窓には遮光カーテンを掛けてあります)

長女はルールを守る子だったことが、目標達成に役立ちました。

けれども、やんちゃな子どもたちに制約を設ける場合、そういうルールと一緒に、大きな子ども用のベッドの良いところを大袈裟に取り上げることで、上手くいくことがあります。

ベッドに飛び乗ったり、下に隠れたりすると楽しいよ。

キツネになってベッドカバーの下に潜ったり、ミイラになって体をピンと伸ばして硬くなったりできるよ。

大きな子ども用のベッドは、広くて柔らかいよ。

ベッドを崖に見立てておもちゃの車をジャンプさせたり、お城の舞踏会に見立てて人形を踊らせたりできるよ。

子ども用ベッドほどすごいものはないよ!と。

3.子どもの寝室を素敵な部屋にする

ぬいぐるみの動物を部屋のあちこちに積み上げて、終夜灯を1つか2つつけ、おもちゃ箱に人形とおもちゃを詰め込みましょう。

天井からキラキラ光る蝶や、空気を入れて膨らませる恐竜のおもちゃを吊しましょう。壁を鮮やかな色に塗りましょう。ポスターやアート作品を壁に貼りましょう。

器用な人はカッコいいベッドを自作しましょう

子どもが欲しがるものは(常識の範囲内で)何でも揃えて、子どもの寝室を家中で一番素敵な場所にしましょう。娘がデザインを手伝った部屋です。そういう部屋なら、娘は出たいとは思わないでしょう。

それから、次の段階へ進みます。

この4つの壁の中なら、うるさい弟から解放されることを強調します。絵を描いたり、絵の具を塗ったり、本を読んだり、宝物をしまったりできる自分だけの場所。ひとりになって想像の世界を築ける場所。安全で居心地の良い場所。安らかに過ごせ、眠れる場所。一晩中です。

4.決めたとおりにする

お昼に温かいコーヒーを飲みながら計画を立てているときは、成功するように思えますが、真夜中になるとすべてが上手くいかなくなります。でも、弱気になってはいけません。

手始めには、子どもたちをたっぷり疲れさせましょう。寒くてうっとうしい天気の日も、大きな筋肉群を動かす活動を探してみましょう。天気の良い日は、外へ出て遊ばないのなら、お手伝いを言いつけると脅しましょう。

寝る時間を決めて、それを絶対に守らせるようにしましょう。

誕生日パーティーが夜遅くまであろうと、試合が延長戦に入ろうと、ローマ教皇の真夜中のミサがあろうと、関係ありません。寝る時間になったら、いつもと同じことをするのです。

お風呂に入って、パジャマに着替え、歯を磨いて、お話を1つ読んで子守歌を歌ってもらいます。

やがて、これらの行為がパブロフのベルのような働きをして、子どもたちは自分からベッドに入ろうとするようになるでしょう。

成長痛や夜間恐怖が襲った場合は、短時間だけ、親が子ども部屋で眠る方法を見つけましょう。

キャスター付きベッドでもいいですし、折りたたみ式フォームマットレスでも、リクライニング・チェアーでも、簡易ベッドでもかまいません。

5.大人の寝室は退屈なものにする

最高の詐欺師は、狙ったカモが自分から騙される道を選ぶように仕向けます。そういう詐欺師をお手本にしましょう。

あなたの部屋を模様替えして、修道士の宿舎のようにするのです。ただし、快適な部屋にすること。「質素」と「快適」の中間くらいですが、完全に「年寄りの部屋」にします。

まずは、マットレスの大きさをクイーンサイズか、いっそのことダブルサイズにまで落としましょう。ナイトテーブルには本を17冊置き、化粧台は亡くなった家族の写真で埋め尽くしましょう。

おもちゃは置かないようにします。ゲームはしません。テレビもタブレット端末もノートパソコンも置きません。ゲームができるデバイスがあったら、部屋から出してしまいましょう。

あなた自身も、そういうデバイスの利用を控えると、眠りの質が改善されるかもしれません。そして、子どもの目から見ると、あなたの部屋は確実につまらない場所に見えるでしょう。

子どもがあなたの部屋を見回して「退屈だね」と言ったら、おめでとうございます。戦いが始まる前に、勝負に勝ったのです。

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Geoffrey Redick - Lifehacker US[原文

Image: LuckyImages/Shutterstock

訳:松田貴美子/ガリレオ

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