正しいフィードバックとは「行動に対して改善策」を伝えること
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Netflixの元人事責任者パティ・マッコード氏が考える正しいフィードバック法とは?
性格ではなく、行動に関すること
フィードバックで最も重要なのは、「あなたはぼんやりしている」のような、相手の性格描写ではなく、行動に関するフィードバックを与えることだ。またそれは相手が改善できることでなくてはならない。——パティ・マッコード
飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長中の動画配信サービス、Netflixの元人事責任者パティ・マッコード氏の著書『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』から、職場でのコミュニケーションに関する重要なアドバイスです。
マッコード氏が作成したNetflixカルチャー・デック(同社の企業文化をまとめたスライド)は、ネット上で2,000万回近く閲覧されるなど、注目を集めています。
厳しい内容でも率直に伝えましょう
Netflix社内では活発なコミュニケーションを重視しているそうで、話しにくい厳しい内容であっても、部下を信頼して率直に伝えることが大切だと述べています。
「どうせ言ってもわからないだろう」と最初から諦めてしまっては、良い信頼関係が築けません。
その際、ただ単にズケズケと物を言えばいいという訳ではなく、必ず上記のようなルールを守るべきだとマッコード氏。責するつもりが単なる人格攻撃になってしまっては、やる気を失わせてしまうだけです。
ほとんどの人は仕事で最善を尽くした結果失敗してしまうので、“失敗してしまったその人の性格”を責めるのではなく、“今後どのように改善したらいいか”に焦点を合わせるべきでしょう。
Source: パティ・マッコード『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』(光文社), Netflixカルチャー・デック
Image: shutterstock
カフェグローブより転載(2018.09.23 )
吉野潤子
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