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大人にも応用できる、子どもの集中力を意図的に高める6つの方法

大人にも応用できる、子どもの集中力を意図的に高める6つの方法
Image: Monkey Business Images/Shutterstock.com

ただでさえ、子どもに宿題をさせるのは大変ですが、最近はスマホ等のデジタル機器で気が散りやすいので、ますます大変です。

今日は、子どもに集中して宿題をさせるコツをご紹介します。

大人に応用してももちろんOKです。

1. 「家族全員で勉強する時間」を作る

大学時代、試験前になると、学生は真夜中の混雑した自習室で勉強していましたが、これには理由があります。

頑張っている仲間が周囲にいると、なぜかやる気になって、投げ出したくなるような勉強にも集中できるからです。

家族全員が座って静かに仕事や勉強をする時間を作れば、これと同じような雰囲気が作れます。

できたら、平日の夕方毎回同じ時間にしましょう(アラームを設定するか、Alexaに時間を通知させましょう)。

子どもが宿題をしている間、「大人はメールを仕分けをする」「書類に署名する」「礼状を書く」「日記をつける」「頭の中で新しい小説をドラフトする」「翌日のToDoリストを作る」などデジタルを使わない作業をしてください。

2. 「文句を言ってもいい時間」を子どもに与える

宿題のことでぐずぐず言いがちな子どもに、泣き言を言わないように言うと、ますますぐずぐず言うようになりがちです。そんなときの子どもは、きっと解放感を求めているのでしょう。

フラストレーションを感じているようなら、「1分間だけ文句を言ってもいいよ」と伝えて、タイマーをかけます。その1分間は、子どもが怒りをぶちまけてもいいことにします。

床に寝ころんで握りこぶしでバンバン叩きながら「辛いよ。どうして宿題なんかあるんだ。何もかも嫌で嫌でたまらない」と叫んでもいいことにしましょう。

約束の1分間が過ぎると、勉強に戻り、それ以上のぐずぐずは許されません。

学習時間が長い子どもには、「1分間だけ文句を言ってもいい」チケットを2、3枚あげて、必要に応じて使わせましょう。

3. 勉強する場所を変える

宿題をする専用スペースを設けるのはいいことですが、勉強中に家の中を歩き回ると、もっと学習がはかどるかもしれません。学習コーチのAna Mascaraさんは次のように説明しています。

たとえば、数学を台所で勉強したあと、図書館でもバスの中でも勉強すると、脳は

「ふーん、この子はさまざまな場所で数式を使っているな。きっと生きるのに必要な数式だからだろう。どこででも使うということは、重要なものに違いないから、しっかり覚えよう」と認識するようになります。

私は文章を書くとき、家の周りをぶらぶら歩くと考えが明確になります。

環境が変わると物の見方も変わることが多いです。子どもが落ち着きがなくなったり、立ち往生しているときは、玄関のポーチや床のラグなど、勉強する場所を変えてみましょう。

4. スーパーヒーローになった気分にさせる

子どもにスーパーヒーローのマントを着せてスーパーヒーローになった気分にさせましょう。

ある研究で、反復作業を4歳と6歳の子どもたちにさせたところ、バットマンのような馴染みのあるヒーローに扮した子どもたちは、もともとの服装のままで作業した子どもたちより、かなり長い時間作業を継続できたことがわかりました。

子どもは、自分とは別の人格を具現化すると、「目の前の差し迫った状況を超越してより広い視野で考えられるようになる」という報告があります。

3桁の足し算の宿題を投げ出したくなっても、バットマンならそんなことしないでしょう。

5. 鉛筆を交換する「ペンシルゲーム」で集中力を取り戻す

では、子どもがバットマンになりきるには大きくなり過ぎているときはどうしたらいいでしょうか。Jessica Laheyさんは、自著『The Gift of Failure』の中で、児童心理学者のWilliam Hudenkoさんから伝授された「ペンシルゲーム」と呼ばれる「集中力を取り戻すテクニック」について説明しています。

子どもに2、3本の鉛筆を渡し、気が散りそうだと感じたら鉛筆を交換しなさいと教えます。

どの鉛筆を使っているかは重要ではありません。

鉛筆を交換すると、脳に「ああ、気が散っているな。もう一度集中しなくちゃ」というメッセージを送ることになり、脳は鉛筆が交換されると「もう一度集中し直せ」というサインだと認識するようになります。

最終的には、鉛筆は不要になります。脳が注意力散漫を認識できるようになり、自動的に集中し直すようになるからです。

でも、最初は鉛筆があると、気が散り始める微妙なサインを意識する手がかりになります。

6. 思い切り遊んだ直後に宿題をさせる

エクササイズと成績向上を関連させる研究が次々に発表されています

子どもを30分間思い切り走らせると、脳に送られる血液の量が増え、血液により脳に運ばれる酸素や栄養も増えて、最も効率的に脳が働くようになります(ですから、休憩を取らないわけにはいかないのです)。

学校の授業が終わった後、宿題をする前に休憩時間を作りましょう。

思い切り身体を動かして遊んだ後の子どもは、ずっと果敢に宿題に取り組めるようになります。

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Image: Monkey Business Images/Shutterstock.com

Source: YouTube, Online Library, The National Academics, Research Portal, Forbes

Michelle Woo – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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