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「上司が昇給の話をうやむやにする」への対処法

「上司が昇給の話をうやむやにする」への対処法
Image: rawpixel/Unsplash

米ライフハッカーは、毎週月曜日、読者から寄せられる差し迫ったお金の問題に対して、お金の専門家からアドバイスをもらいます。

今週は読者から次のような質問を頂きました。

中間人事考課の際に、上司に昇給を願い出たいのですが、どのように持ちかけるのがベストでしょうか。

年頭に私が設定した目標は、既に達成済か現在達成中です。このようなポジティブなフィードバックから、昇給や昇格の話に展開させるには、どうしたらいいのでしょうか。

将来の目標について話すこともなく、「このままがんばってください」とだけ言われるのは、もうたくさんです。

現状維持を打開するために、上司を説得して、もっと重要な仕事を任せてもらったり、給料を上げてもらうには、どうしたらよいでしょうか。

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適切なタイミングで伝えることが肝心

人事考課の際にはさまざまな決定がなされるので、昇給や昇格を希望するなら、人事考課の前にこちらの希望を上司に知らせておいたほうがいいでしょう。

ファイナンシャルプランニング会社LearnVestの創設者兼CEOで、認定ファイナンシャルプランナーでもあるAlexa von Tobelさんは、少なくとも人事考課の3カ月から4カ月前には、上司にこちらの望みを伝えておくことが肝心だと言います。

一般的に、会社は一定額のお金を昇給用に充当して、それを上司が自分の部下に配分します。

ですから、上司が誰にどのぐらいの金額を配分するか決める前に、できるだけたくさん配分してもらえるように上司に希望を伝えることが大切です。

つまり、1年間ずっと上司のレーダーに引っかかり続けることと、上司の性格をじっくり観察して、どのようにアプローチするのがベストか把握したほうがいいということになります。

たとえば、すごく真面目な上司なら、ミーティングをセットして、こちらの希望を明確に伝えましょう。

「2人でじっくりお話させていただけますか。私の給料の話をしたいのです」というようなメールを送り、別の目標について話し合いたいと伝えるのがおすすめです。

一方、もう少し微妙なアプローチを好む上司なら、週に1度のアップデートミーティングなどの際に、別の会話の流れから給料の話を持ち出したほうがいいかもしれません。

昇級を依頼するときの注意点

昇給を願い出る際は、こちらの望みとなぜ自分が昇給に値するかをストレートに伝えて下さい。そのときは、社内で褒められた実績、成功したプロジェクト、会社への貢献、本来の仕事の範疇を越えて引き受けた仕事など、自分の業績を具体的に伝えらえるように準備しておかなければなりません。

これができれば、自分の価値やスキルが以前上司と給料の話をしたときより高くなったことを証明できます。事前に、自分が属する業界の適正給与がどのぐらいかを調べておきましょう。

ファイナンシャルアドバイザーであり、最近出版された『Corner Office Choices: The Executive Woman’s Guide to Financial Freedom』の著者であるBridget Venus Grimesさんは、次のようにアドバイスしています。

あなたにどのような価値があるか交渉するには、あなたの業績を裏付けるデータが必要になります。ですから、あなたの業績や、組織があなたの仕事からどのぐらい利益を得たか、あなたが組織に提供した価値に基づいた報酬について、詳細に話せるようにしておきましょう。

あなたの昇給は会社の損にならず、会社を発展させるための投資であることを上司に明確に伝えてください。あなたは会社の価値を創出しているのです。

女性専用の資産運用プラットフォーム「Ellevest」のCEOを務めるSallyさんは次のように書いています。

あなたの役割が会社の収益にはっきりした影響を与えなくても、会社に与えている利益を見つけてください。必ずあるはずです。でなければ、あなたは自分の仕事がつまらないはずです。それはそれで明確にするべきかもしれません。

誰でも、インスパイアされたミッションを持つ勝ち組の価値あるメンバーでありたいと思っています。ですから、自分の仕事をできるだけ「明確な価値」があるものとして話しましょう。収益増加、リスク回避、経費節減など何でもいいのです。

自分か上司のどちらかが自己防衛的なマインドセットに陥りそうだと感じたら、一緒に協力して会社により大きな影響を与えられたら、どれほどワクワクすることになるかということを交渉中に言いましょう。

そうすれば、2人とも「一緒にできることは何だろう」というマインドセットでいられます。

昇級の可能性がない場合

万が一、昇給してもらう可能性が全くないときは、職場で今より重要な責任やフルタイムのオファーを求めてみましょう。

「給与だけではなく、パッケージの形で報酬を求めることもできます」とGrimesさんは言います。

実質的には昇給ですが、会社は、ストックオプション、休暇、繰延給与など社員にとって重要な別の福利厚生を提供する可能性があります。

念のために、雇用主がどのような福利厚生を提供できるか把握しておきましょう。

上司があなたと真剣に向き合っていない場合は…

ところで、これは大事なことなので、忘れないでください。

あなたは上司に自分の価値を証明しなければなりませんが、同時に上司のほうもあなたの誠意を本気で受け止めていることをあなたに証明する必要があります。

昇給や昇格の約束をしておきながら、何カ月も何年も放置しているなら、それは信頼を裏切っていることになります。

その場合は、別の仕事を探したほうがいいでしょう。

あなたが目標に向かって努力し続けても上司はそれを無視し続けるので、有害な仕事環境であり、今の上司がいる限り改善の見込みはありません。

もっと良い職場で働くにふさわしい価値があなたにはあるのですから。


Image: rawpixel/Unsplash

Source: Amazon, Ellevest

Alicia Adamczyk – Lifehacker US[原文

個人に最適化された「睡眠」を実現。スリープテック・ベンチャー「ニューロスペース」の挑戦 ─「10年後の睡眠」を考える(2)

訳:春野ユリ

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