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若者から学ぶ柔軟な上司になるための「リバースメンタリング」とは

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若者から学ぶ柔軟な上司になるための「リバースメンタリング」とは
Image: Shutterstock

「リバースメンタリング」という仕組みをご存知でしょうか。

逆メンター制度ともいわれ、通常は、年上や経験者が担うメンター(相談役)という役割を、部下が上司に助言する逆方向(リバース)の形でサポートやアドバイスをする仕組みのことです。

最新トレンドは若者に聞くほうが早い

ふつう、立場が上になればなるほど、耳障りのいいことしか耳に入らなくなるもの。

そんな環境に甘んじていると、現場の状況はもとより、最新のIT技術や世代間のギャップへの対応力も低下します。

リバースメンタリングは立場や世代を超え、お互いへの理解を深めるだけでなく、メンバーの意欲と能力を最大限に引き出すための「上司力」を高める有効な手段と注目されています。

大切なのは、「聞く姿勢」

しかし、上の立場の人が若者に教えを請うのは、なかなかハードルが高いものです。株式会社リクルートマネジメントソリューションズが実施した「若者から学ぶ大人」の実態調査によると、若者から学ぶ志向が高い人たちと低い人たちの行動を比較した場合、高い人には次のような特徴が見られたそうです。

・明らかに違うとか稚拙だと思う意見であっても、そこに何か本質や真実があるかもしれないと捉え、発言の意図や理由を聞くようにしている。

・今までのやり方や考え方に拘らず、意識的に新たな考え方ややり方を学び取り入れるようにしている。

・様々なことに興味を持って調べたり、関わってみるようにしている。

学ぶ姿勢の低い人たちの行動には「どうせ聞いても仕方ない」「今までのやり方を変えたくない」といった硬直した傾向がみられるのだとか。

それに対し、学ぶ志向の高い人たちは、若者の自己を重視する姿勢や生き方に見習う部分もあると前向きかつ柔軟に捉えているようです。

違和感に敏感になろう

リクルートマネジメントソリューションズ 事業開発部 主任研究員の桑原正義さんは、「若者を大人社会の基準で見ると、頼りなさや違和感を抱くかもしれません。

そんな時は一度、自分たちの考え方や価値観のフィルターを外してみるとよさそうです」と、若者の言動や違和感に対して興味を持ち、いったん耳を傾けることで、自分たちの発想にない視点が得られるのでは、と話します。

また、このことは、自らを成長させる絶好の機会になるだけでなく、「お互いの違いや強みを生かし合える、誰にとってもより楽しくやりがいのある社会や組織づくりにつながります」と、よきチームづくりにもつながっていくことを示唆しています。

自分の「価値観のフィルター」が邪魔をしていないか、ちょっと立ち止まって考えてみる。

そんな柔軟性をなくさないようにしたいものです。

Source: 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

Image: Shutterstock

カフェグローブより転載(2018. 08.27)

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