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安くなってきた「片道航空券」。ただ入国できない場合も…

安くなってきた「片道航空券」。ただ入国できない場合も…
Image: Tawan Jz/Shutterstock.com

外国旅行をする人にとって、片道航空券がますます手ごろな選択肢になってきていると、米紙 The New York Timesは伝えています。

片道航空券が高い理由

航空会社はこれまで、片道航空券のチケット価格を高く設定していました。

理由は、価格をたいして重視しないビジネス旅行者が購入者の多くを占めているからというものです。

ところが、航空券発券取引専門企業ARC(Airlines Reporting Corporation)がThe New York Timesに提供したデータによれば、2014年には44%だった片道航空券の割り増し率が、2018年には11%に下落しているそうです。

往復航空券に対する片道航空券の購入割合は、同じく2014年から2018年のあいだに29%増加しました。

旅行がより自由になる

こうした潮流は旅行者、特に家族旅行をする人にとっては歓迎すべきことです。より安い料金で、より自由に旅行の日程を組むことができるからです。

たとえば、飛行機でヨーロッパのどこか1カ国に飛び、短距離列車で隣の国に移動して数日を過ごしてから飛行機で帰路につく、というような旅程を、これまでよりもずっと安い費用でこなすことができます。

「Google Flights」のようなサービスを使ってフライトを予約するなら、検索条件に近くの空港を加えれば、よりお得な料金を見つけられるでしょう。

「自由に旅程を組めるなら、ヨーロッパでもっとも安い入国場所と出国場所を見つけて、その間の移動に陸路か格安航空会社を使えば、全体を安くあげることができる」とThe New York Timesは指摘しています。

この方法は、ギリシャやイタリアのような人気の高い目的地を旅する場合に、特に効果的です。

格安航空会社が値段を押し下げている

こうした変化が起きているのは、「ノルウェー・エアシャトルやライアンエアーといった、格安航空会社が増えてきているからだ」と、The New York Timesは説明しています。

もちろん、そうしたフライトでは、より高額な航空会社が提供するような快適さやアメニティグッズの恩恵は受けられません。The New York Timesも、「たとえば、ライアンエアーの座席はリクライニングできず、搭乗手続きが大混乱することもある」と指摘しています。

ただ注意すべき点も…

もうひとつ、Quartzが指摘しているように、注意しておくべきことがあります。外国へ旅行に行く場合、国によっては、片道航空券だけでの旅行を禁じていることがあるのです。

その国のどこにでも滞在できるビザを持っていない限り、たとえそれが列車の切符であっても、次の目的地を示すなんらかの書類を持っているほうが、一般的には賢明と言えます。

とはいえ、夏の終わりや秋の旅行計画を練っているのなら、片道航空券を探してみるのもいいかもしれません。

もっと多くの国や都市を訪れるチャンスができるかもしれませんから。


Image: Tawan Jz/Shutterstock.com

Source: The New York Times, Quartz

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

訳:風見隆/ガリレオ

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