まず片足の靴を脱いで後部座席におく。幼い子どもを車内に置き去りにしない方法
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高温の車内に幼い子どもをうっかり置き去りにしてしまう。
こうした悲惨な間違いは、実は誰にでも起こり得ます。
ストレスや多忙のなかで、ついうっかり、幼い子どもが車中にいることを忘れてしまうことがあるのです。
アメリカでは毎年37人が死亡している
こうした悲劇の第一の原因は、私たちの脳が完全ではないということです(Gene Weingarten氏が2009年に米紙『ワシントン・ポスト』で子どものこうした死亡事故について取り上げています。
親である私たちが、自分も例外ではないということをちゃんと認識すれば、アメリカ国内で毎年、平均37人の子どもが高温の車内で死亡しているという痛ましい現状が、少しでも改善されていくはずです。
うっかりでは済まされない。対策は?

今、この問題に対する技術的な解決策が次々と登場しています。
日産自動車は、後部座席に同乗者がいないか確認するようドライバーに促す警告システムを発表しました。GMC(ゼネラルモーターズが北米等で展開している商用車およびライトトラックブランド)と現代自動車も、チャイルドリマインダー機能を開発しました。
子どもを守るために開発されたデバイスやアプリ、センサー内蔵のチャイルドシートもあります。
誰でもできる簡単な予防策は、まず片足の靴を脱ぐこと
その一方で、お金をかけずに実践できる予防策もあります。
ソーシャルメディアでは何年か前から話題になっていて、ばかにする声も聞かれますが、賢い方法だと私は思います。
その予防策をご紹介しましょう。
子どもをチャイルドシートに固定したら、左の靴を脱ぎ、それを後部座席の適当な場所において車を運転するのです。
車を停めて外へ出ようとしたとき、片方が裸足であれば必ず気がつきます。そこで子どものことも、必ず思い出すというわけです(もちろん、靴のほうが子どもよりも大切というわけではありません。単なる脳の仕組みの問題です)。
少しばかばかしいような気がするかもしれませんが、思いも寄らない事故の防止に、きっと役立ってくれると思います。
Image: Halfpoint/Shutterstock.com
Source: The Washington Post, CNN, WHNT, Huffington Post, Kars4Kids, Amazon
Michelle Woo - Lifehacker US[原文]
訳:阪本博希/ガリレオ
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