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怪我や事故は未然に防ごう。ビーチパラソルを安全に立てる5つのステップ

怪我や事故は未然に防ごう。ビーチパラソルを安全に立てる5つのステップ
Image: Sam Woolley

夏のビーチでゆっくりリラックスしたいときは、ビーチパラソルがあるとかなり便利。でも、風に飛ばされたパラソルを追いかける人をよく目にするのも事実です。

夏の風物詩として、笑って済めばいいのですが、思わぬ事故を招くこともあります。

先月はメリーランドのオーシャンシティで、風で飛ばされたパラソルのポールが女性の胸に突き刺さる事故がありましたし、ジャージーショアでも、女性の足首に刺さる事故がありました。

ビーチパラソルは、正しく立てないと凶器にもなり得るのです。

今日は、ひと夏ビーチでバイトした私の経験から、ビーチパラソルをしっかり安全に立てるコツをご紹介します。

テラス用ではなくビーチパラソルを選ぶ

まず、店でパラソルを購入するとき、適切なパラソルを選べたら、仕事は半分済んだも同然です。

わざわざ言うまでもありませんが、ビーチに行くときは必ずビーチ用のパラソルを買ってください。

つまり、テラスに置くパラソルではダメです。テラス用のパラソルは、ビーチ用に比べてサイズが大きめなので、日陰を作るには良いですが、重量がはるかに重いので危険でもあります。

そのため、テーブルに固定されています。一方で、子どものウエストぐらいある太さのポールがついたパラソルは、がっしりしているので風が吹いても持ちこたえられそうですが、万が一風に飛ばされると、最悪の場合人を傷つける危険性があります。

ポールは木製のものがおすすめ

ポールの素材に関しては、一般的に木製のものが耐久性が高く錆びないので最適とされています。

アルミニウムは軽量なので持ち運びに便利ですし、ポキっと折れる前にじわじわ擦り切れるので交換する頃合いがわかりやすいところが長所です。

プラスチック・ポリ塩化ビニールも丈夫な素材なので、ポールの直径が最低1インチ以上あればいいでしょう。ビジネス誌のBusiness Insiderが最も推奨されるパラソルのレビューをこちらで紹介しています。

先端部分の確認も忘れずに

候補となるパラソルを何本かに絞ったら、次のステップはポールの砂に刺さる先端部をチェックすることです。

ポールの先端は砂の中に深く刺さりやすいように尖っている必要があります。先端がドリルのようなネジ状になっているポールもあり、効率的に砂地を掘って立てられるようになっています。

一方、先端が尖っていないものは、砂地を掘りにくいのは明らかですが、風に飛ばされたとき人に突き刺さったりしないので安全です。

サンドアンカーを買い足してもいいでしょう。サンドアンカーとは、先がドリル状になっていて砂地を掘ってパラソルを刺しやすくするものです。砂地の穴にまっすぐポールを刺したら、サンドアンカーのスクリューを使ってしっかり安定させましょう。

正しいビーチパラソルの立て方

ビーチパラソルを設置するとき犯しがちな最大の間違いは、ポールを砂に刺してパラソルを開いたら、これで仕事は完了と思ってしまうことです。でも、強風にも耐えられるように設置するには、もう一仕事する必要があります。パラソルを確実に安定させるステップは次の通りです。

1. 必ずパラソルを閉じた状態で作業をはじめる。

パラソルが開いていると思い切り風を受けとめるので、設置作業がとても大変になります。

ほとんどのパラソルは2つのパーツに分かれているので、傘が付いている方のパーツは置いておき、下の方のパーツを地面に刺すことに専念しましょう。

パラソルが開いた状態でポールを砂に刺そうとして大奮闘している人が空中に飛ばされそうになっている光景をよく見かけますが、このコツがわかっているとそうはなりません。さあ、これであなたもビーチのエリートの仲間入りです。

2. 全体重を使って差し込む

ポールを地中に差し込み、全体重をかけてポールを思い切り突き刺してください。

さだめし、戦いのさなかに旗を立てる兵士の像みたいな恰好でやりましょう。

3. ポールを前後に揺らす

ポールを揺らすときは、最初は大きめの円を描き、次第に狭い円にしていき、深く差し込んでいきます。

砂の中に漏斗を作っている感じです。目標は、ぎっしり詰まった湿った砂まで深く掘り下げることです。

ポールの先がサンドアンカーをつけていようがドリル状になっていようが、とにかくこのプロセスはしっかりやりましょう。

ポールを刺す穴をなるべく大きくして砂をかき出すのです。ドリルを使ってさらに深堀してポールを安定させてもいいですね。

4. ポールを安定させる

これ以上深く刺せないところまでポールを刺したと思ったら(少なくとも30-60㎝の深さは必要です)、ポールを刺す穴を掘ったときにかき出した砂を足を使ってまたその穴に戻し、ポールを安定させましょう。

できるだけ砂を硬く踏み固め、カバンやクーラーなど重い物を置いて安定させてください。

5. パラソルを取り付ける

ここまで来たら、パラソルがついている上部のパートをとりつけます。パラソルを開くのは、最後の瞬間です。

ちょうど、レストランでウエイターが銀のドームをお皿から持ち上げて、メインコースを見せる瞬間と似ています。

ビーチパラソルを設置するのは、高級料理を食べるときと似ていると思いますね。

パラソルを立てた後の注意事項

これでビーチパラソルの正しい立て方はわかったと思いますが、それを安全に維持する方法を知っていることも大事です。以下のことを覚えておきましょう。

1. 固定したら触らない

砂に刺さっているパラソルを動かしてはいけません。太陽の角度に合わせて調整したくなるかもしれませんが、それはダメです。ヘッドが調整できるパラソルを手に入れるか、さらに安心な方法としては、自分の位置を変えることです

ビーチパラソルを動かすよりビーチタオルを動かす方が、ずっと簡単でしょう。

2. 周辺で遊ばない

ポールの周りの砂で遊ばないでください。子どもの砂遊びは、ポールから適度に離れたところでさせましょう。ポールの近くの砂を掘ると、せっかく固めた砂が緩くなって、ポールが傾く危険性があります。

3. 風向きに合わせてポールを立てる必要はない

風の力でポールが砂に深く刺さる角度で、ポールを立てたほうがいいという意見もあります。一見理に適っている感じがしますが、風向きは変わります

風向きに合わせて常にパラソルの角度を調整するのは、帆船の船員ならともかく、ビーチに遊びに来ている人には向かないでしょう。

また、太陽も移動するので、風向きだけ考えているとパラソルが作る日陰が減る可能性があります。

4. ポールから離れるときは畳む

ビーチパラソルから離れるときは、パラソルを畳んでいきましょう。そうしないと、風でポールがぐらぐらになったり、ヘタすると飛ばされてしまうかもしれません。タオルやバッグは陽があたっても大丈夫です。

5. ときおり固定されているかチェックする

常にパラソルを調整し続ける必要はありませんが、特に風の強い日には、ときどきチェックしましょう。

どんなにしっかり立てたパラソルも自然の力にはかなわないこともあります。ときどきポールを揺らして、どの程度緩んでいるか確認しましょう。

あまりぐらぐらするようなら、もう一度地面に設置しなおして、周囲を砂で固めて下さい。この作業をするときは、先にパラソルを閉じることをお忘れなく。


ここでご紹介したコツに従えば、ビーチパラソルを上手に立て長持ちさせることができます。風に飛ばされたり、冒頭に書いたような事故が発生して訴訟沙汰になる心配もなく、安心して使用できます。

ビーチでパラソルを立てるのに四苦八苦している人を見かけたら、是非コツを教えてあげてください。


覚えておいて。子どもを海や川で遊ばせるときの注意点


海でイラつきたくないなら、ハンドタオルを余分に持っていこう


Image: Sam Woolley

Source: New York Post, Walmart, NBC New York

Eric Silver – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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