
ライフハッカー[日本版]も開設から祝10周年!
そこで、これまでの歩みを2008〜2017年にかけて1年ずつ振り返っていくのが本企画です。
忘れられない年。忘れてはいけない年。2011年3月11日、マグニチュード9.0の大地震が東北地方沿岸部を襲いました。
この「東日本大震災」による死者は15,896名。2,537名が行方不明のまま(※1)。そして59,573名が今も仮設住宅などでの避難生活を強いられています(※2)。
※1:2018年8月10日更新、2018年6月8日現在 ※2:2018年7月12日現在
未曾有の大災害であったにかかわらず、被災者の方々の秩序ある行動に対し、海外からは驚きと賞讃の声が上がりました。
さまざまな支援活動とともに行われたの「心のケア」。ライフハッカー[日本版]でもいち早く心のケアの 大切さを紹介しました。
タイガーマスク相次ぐ

みんながそれぞれにできることを探していたはず。
前年のクリスマス、児童養護施設に匿名でランドセルが贈られたことを皮切りに、2011には匿名で寄付を行う「タイガーマスク運動」が全国で相次ぎ、被災地にも現金が贈られたことも。
また、うれしくポジティブなニュースもたくさん。
小笠原諸島のユネスコ世界自然遺産登録、なでしこジャパン優勝(FIFA女子W杯ドイツ大会)、最速列車「はやぶさ」運行開始、任天堂初の3D携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」発売。
テレビは地上デジタル放送へ完全移行。あの「砂嵐」が懐かしい…。
そんな2011年によく読まれた記事はこちら。
2011年、ライフハッカーで読まれた記事BEST10

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2011年ほどライフラインのありがたみを感じた年はなかったはず。
携帯電話のキャリアメールの送信や電話が通じないなか、Twitterが安否の確認や被害情報に発信に一役買いました。今では広く普及しているLINEも、この震災がきっかけとなって誕生しました。
情報を得られて人ともつながれるスマートフォンへの関心と需要は加熱し、ライフハッカー[日本版]でもスペックや実力を比較した記事にも人気が集まりました(総務省の調べでは、2011年には14.6%だったスマートフォン保有率は2016年には56.8%と5倍に)。
自分にとって大切なことは何かを、誰もが問われた2011年。私たち編集部も、「ライフハックを発信するメディアとは」について考えさせられた年となりました。
Image: Shutterstock.com(1, 2, 3)
Source: 平成23年版 情報通信白書, 総務省
大森りえ
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