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チャレンジするのに遅すぎることはない―元「通販のカリスマ」髙田明氏の人生哲学

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チャレンジするのに遅すぎることはない―元「通販のカリスマ」髙田明氏の人生哲学
Image: Mugendai(無限大)

『ジャパネットたかた』といえば、知らない人はいないだろうと思われる、通信販売の大手企業です。その「顔」だった髙田明前社長は、2017年に地元長崎のサッカーJリーグのクラブ「V・ファーレン長崎」の社長に就任し、1年目でJ1へ昇格という離れ業を成し遂げました。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)では、その元「通販のカリスマ」髙田明氏にロングインタビューを実施。そこにあったのは、髙田氏の人生哲学です。

自分の役目は「ミッションを語る」こと

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Image: Mugendai(無限大)

畑違いのサッカークラブ運営という世界に飛び込むのに、髙田氏に躊躇はなかったようです。「通販のカリスマ」とはいえ、サッカーに関しては素人。しかし、髙田氏は『ジャパネットたかた』の社長引退後にさまざまな分野の講演会を行いました。そこで「ミッション」について語ってきた経験から、「人間の活動はすべて“ミッション”に行き着く」と確信。サッカーの素晴らしさ、使命といったものを、チーム内だけではなくサポーターなどにも伝えるという「ミッション」を遂行することで、就任1年目でJ1昇格という結果を残したのです。

髙田氏は「伝える」という行為を語る際に世阿弥の言葉をよく思い出すといいます。

室町時代初期に能を大成させた世阿弥は、その著書『花鏡』で「3つの視点」について語っている。舞台にいる演者(自分)はどう観客に伝えるかという視点が「我見」、観客が演者の自分をどう見ているかを意識する視点が「離見」、それらを客観的に俯瞰して全体を見るのが「離見の見」である。

これらの教えがテレビショッピングと同じだと共感したとのこと。製品の良さだけを語るのではなく、その製品を使うことでどんな未来が待っているのか、消費者の視点で語る髙田氏のスタイルは、まさに世阿弥だったのです。

そして、これらの教えはビジネス全般にも通じます。自分だけでなく相手の立場に立ち、大きな視点で物事を捉えることは、ビジネスでもとても重要な要素です。

一生懸命やった失敗は「試練」

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Image: Mugendai(無限大)

また、髙田氏は『ジャパネットたかた』をやってきて失敗したことがないと語ります。

髙田 「私はジャパネットで長年やってきて、失敗したことがないんです。失敗というのは、やらなかった失敗と、一生懸命やらなかった失敗の2つ。一生懸命やったら失敗とは言わないんですよ。それは自己を高めるための試練です。そう考えるからあまり悩まないんです。そうすれば余裕も生まれるんですよ。

一生懸命やった上での失敗は「試練」。特に若い世代の人たちにとって、経験値を重ねていくためには失敗はつきもの。それを「試練」と考え乗り越えていけば、自然と次の道が見えてくるはずです。

ところで、髙田氏は「世界最高齢まで生きる」という夢を持っているそう。髙田氏は今年で70歳になります。現在の世界最高齢は116歳なので、目標は117歳。そこまで生きると考えれば、挑戦に遅すぎるということはありません。70歳には70歳の夢が、80歳には80歳の夢があり、それを乗り越えていくことが青春なのではないでしょうか。

インタビューの全容はMugendai(無限大)でお楽しみください。髙田氏のバイタリティあふれる人生哲学に、勇気づけられるはずです。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

三浦一紀

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