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綱渡りから脱却したくなったら。ワークライフバランスを整える小さな変化10

綱渡りから脱却したくなったら。ワークライフバランスを整える小さな変化10
Image: Frank Gaertner/Shutterstock.com

ワークライフバランスを維持するのは、簡単ではありません。仕事も家庭生活も、綱渡りの状態をいつまで続ければいいのでしょうか…。

働く親なら誰もがそうだと思いますが、ある時点で、こんな生活はもう無理だ! と叫びたくなる時がやってきます。何らかの手を打たねばなりません。なかには、極端な行動に出る人たちもいます。もっと楽な仕事に転職したり、家で子どもの面倒を見るために仕事を辞めてしまったり、あるいは、パートナーにそうするように迫るかもしれません。それがあなたと家族にとって正しい選択である場合もありますが、それほど極端なことをしなくても、仕事と家庭にバランスを取り戻すことは十分に可能です。

大きな変化ではなく、小さな変化でいい

私も、臨界点に達しつつある働く親の1人として、ハーバード・ビジネス・レビューでDaisy Wademan Dowling氏が提案している「5%ソリューション」の考え方に大いに賛同しています。

人生を大きく変えるような決断を衝動的に下してしまう前に(きっと後で後悔します)、生活に細かな調整を加えてみましょうという考え方です。コンサルティング会社Workparentの創設者であるDowling氏が提案するのは、働き方に柔軟性をもたせるというやり方です。たとえば、「2週間にいちど早めに退社する」「午後2時以降に到着するフライトの後は自宅に直帰する」などの細かい調整です。

「こうした調整はささいなことに聞こえますし、実際にそうです」とDowling氏。

これらの微調整を行なっても、スケジュール全体の5%も変わりませんし、仕事のパフォーマンスにも影響しません。実際のところ、上司はそうした変化に気づかないことでしょう。それでも、こうした微調整を加えることによって、自由とコントロールの感覚を取り戻すことができます。

また、スケジュール調整以外にもできることはたくさんあります。ワークライフバランスという難題を一瞬で解決する魔法というものはありませんが、生活をもう少し手に負えるものにする方策はいくらでもあります。そのうちのいくつかを試せば、状況の変化を感じることができるでしょう。

先日、友人やOffspringのFacebookグループのメンバーに、仕事と家庭のバランスをとるためにどんなことしているかを尋ねてみました。その中かから参考になりそうなものをいくつか紹介します。

1. 勤務時間を調整する

誰でも使える方法ではありませんが、検討する価値はあります。子育て中の母であるLouiseさんは、夫の勤務時間を調整することでうまくいくようになったと話します。「夫の出勤時間を遅らせて、一番下の子どもを学校に連れていってもらうことにしました。帰りは私が早めに退社して迎えにいくことにしています」と彼女。父親であるPabloさんは、上司に頼んでみんなより1時間早く出勤させてもらうことで、子どもを保育園に迎えにいく時間までに帰宅できるようになったそうです。

2. 決まった時間に退社する必要があることを同僚たちに知らせておく

大きな声で言えばなおよしです。「職場の誰もが、私が何がどうであれ4時40分に退社しなければならないことを理解してくれています」と母であるRozenさんは言っています。

みんなすごく協力的ですよ。

3. 自動返信の不在通知メールを利用する

母親であるChristineさんは、職場から離れているときはいつでも、自動返信の不在通知メールをオンにしているとのこと。

このささやかでシンプルな機能のおかげで、常にメールをチェックしておかなければ、というプレッシャーから完全に解放されました。私にとってはとても大切なことです。誰でもそんなんだと思いますが、何かをしている最中に注意がそがれるのが嫌いなんです。ある時つくづく思ったんです。何かに取り組んでいるときは、本当にそれだけに集中したいんだと。

4. メンタルヘルス休暇をとる

以前紹介したように、メンタルヘルス休暇をとるという方法もあります。

5. 配達してもらう

「週に一度、娘が寝静まってから、食品雑貨のデリバリーがやってきます」と父親であるAndrewさんは話します。

家から歩いて2分のところにスーパーマーケットがあるので、遊びに来るついでに、友人たちが食料雑貨を届けてくれるんです。おかげで、週末に娘を買い物に連れ回す必要もなく、週末らしい過ごし方をさせてあげることができます。

たとえば、Amazonプライムなどのサービスを利用して、トイレットペーパーや、ペーパータオル、おむつなどの必需品を自動購入してみるのはどうでしょうか。

6. ランチタイムを生産的に使う

ランチタイムを使って、子どもがそばにいるとやりづらい作業、たとえば「書類に記入する」「用事を済ませに外出する」などを済ませてしまいます。

7. 平日夕方5時から6時は「デートナイト」にする

母親のJennさんのやり方です。

私も夫も、今日は仕事がはかどったという日は、早めの5時に退社して、子どもを託児所に6時まで預けて、2人でハッピーアワーを楽しむことにしています。子どもも友達と楽しい時間を過ごせるし、そのためのお金(託児費用)もきちんと払っていますから!

8. ジムに行く時間がないときは、子どもと一緒にできる運動を見つける

5歳の娘がキックスケーターにはまったとき、私も自分用に一台買って、ビーチを一緒に走ることにしました。子どもとの絆も深まるし、良い運動にもなります。子どもと一緒に運動するそのほかのヒントはこちら

9. 自分でできることでもアウトソーシングしてみる

多くの働く親たちが、掃除代行を利用するとストレスが大きく軽減すると話しています。予算的にきついという人もいるでしょうが、家の掃除で時間をとられているなら、自分の時間価値を計算して、自分でするのとプロに頼むのとでは、どちらが効率的かを考えてみてください。

10. ツライときにはマントラを唱える

ごまかしみたいに聞こえますが、実際に助けになります。

「あなたは何でもできる。でも同時に全部はできない」「完璧にできなくても、やらないよりは全然いい」あるいはもっとシンプルに、「あなたはよくやってるわ」と自分に言ってみてください。

母親のJamieさんは、期待値を下げることを知っています。

4つ星がつくような料理を作ろうとは思いません。そのかわり、きちんとタンパク質と野菜、フルーツ、穀物が入っているかといった栄養バランスにはこだわっています。今日の料理がマカロニ・アンド・チーズであっても自分を責めたりはしません。

Jamieさんは、自分はPinterestママではないと言っています。

子どもに毎日同じおかずの弁当を持たせていますが、おかげで予算と正気が保たれています。


Image: Frank Gaertner/Shutterstock.com

Source: Harvard Business Review, Facebook

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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