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HOW I WORK

YouTubeで700万人の登録者を持つSmosh Gamesのホスト、高橋まりさんの仕事術

YouTubeで700万人の登録者を持つSmosh Gamesのホスト、高橋まりさんの仕事術
Image: Lifehacker US

敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。今回はアメリカの人気ビデオチャンネルSmosh Gamesのプロデューサー兼ホストを務める高橋まりさんの仕事術です。

高橋まりさんは、エンタテインメント会社のSomoshに入社する前は、バレーダンサーで、ダンスを教えるキャリアを歩むことが夢でした。そんな彼女が今では、登録者数700万人以上のYouTubeチャンネル、Smosh Gamesに携わり、自身の名前を冠した『MariCraft』などのビデオに定期的に出演しています。彼女はどんなツールを駆使しながらどんな方法で仕事をこなしているのでしょうか。戦略性としなやかさを併せ持つ彼女の仕事術を聞いてみました。

居住地:カリフォルニア州ロサンゼルス

現在の職業:Smosh Gamesのエグゼクティブ・プロデューサー兼ホスト

仕事の仕方を一言で言うと:凝り性

現在の携帯端末:iPhone XとSamsung Galaxy S7

現在のPC:Microsoft Surface BookとMaingear R1

── まず、略歴と現在の仕事に至るまでの経緯を教えていただけますか?

私はサンフランシスコでプロのバレリーナを本業にしていましたが、収入の不足を補うためにバレーを教えるなどさまざまな副業もしていました。そんなとき、あるインターネットチャンネルが日本語を話す人を募集していたので、そこで仕事をすることなりました。当時の私はほとんど知らなかったのですが、それがSmoshというアイコン的なYouTubeチャンネルでした。

皆さんご存知かと思いますが、私は3番目のメンバーで、プロデュース、執筆、編集に従事しながら、Smosh Pit Weeklyという自分のワンマンショーのホストもしています。2年経って、私たちはゲームチャンネルをはじめたのですが、700万人の登録者を獲得して順調です。

私は体が言うことをきく限り、死ぬまでバレーを教えるつもりでした。でも、途中で予想外の扉が開き、以来、この型破りな道を歩んでいます。

──最近の1日の流れを教えてください

朝は8時に起床。瞑想と数独やソリティアのような頭を使うゲームをした後、ストレッチをしながら日本語でポッドキャストを聞きます。それから、メールやバレットジャーナルに目を通します。午前10時にオフィスに到着すると、コーヒーを飲みながら10時半からゲームビデオのレコーディングをはじめます。昼休みには、ソーシャルメディアでキャッチアップしたり、『The Office』を見てぼんやりします。

その後、またビデオのレコーディングに戻り、午後4時に撤収します。オフィスには午後6時半までいて(たまには8時や9時のときもあります)、メールの処理をしたり、ミーティングをセットしたり、この先制作するビデオのアイデアを考えながらぶらぶら過ごします。夜は婚約者と夕食を食べたり映画を見たりして充電することにしています。

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まりさんのデスク
Image: Mari Takahashi via Lifehacker US

── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

Google Calendarでチーム全体のスケジュールをアップデートして可視化しています。それから、モレスキンのノートです。デジタルと同じぐらい使いやすいですし、私の場合は、日記をつけたり、ブレインストーミングをしたりリストを作るときは、アナログのほうがうまくいきます。

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Smosh Gamesのチーム
Image: Smosh Games via Lifehacker US

── 仕事場はどんな感じですか?

自宅の仕事場は、きちんと片付いた明るいミニマルなセットアップにしています。一方、オフィスでは、ハイパワーのゲーミングPCの周りに、おかしな置物、ゲーム機、コードの塊が散乱しています。(たぶん)どこか大切なところにつながっているはずです。

── お気に入りの時間節約術やライフハックは何ですか?

マイクロブレーディングしたので、もう日常的に化粧をすることはありません(撮影があってもです)。おかげで毎日15分ずつ節約できています。時間の節約が最優先です。

──仕事場で採用しているプロセスで、興味深いもの、珍しいもの、こだわりがあるものがあれば教えてください

ビデオ制作では、常にビデオのはじまり方はわかっていますが、どう終わるかは決してわかりません。どんなに事前に決めておいてもビデオには脚本がなく、変化するからです。ゲームをして、リアルタイムでいろいろなことを体験していくので、縦横無尽に発展していくゲームみたいな感じでしょうか。杜撰だと思いますか? いいえ。のりしろをたくさん作って緩い感じにする戦略なのです。

── どんな人たちからどのように仕事を助けてもらっていますか?

身近にいる人たちのおかげで私は謙虚でいられますし、影響を受けて熱心に仕事ができますし、向上できています。私がばかなことをしていると遠慮なく批判してくれます。

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まりさんのラップトップとバレット・ジャーナル
Photo: Mari Takahashi via Lifehacker US

──ToDoはどうやってトラッキングしていますか?

紙の手帳バレット・ジャーナルで生活のすべてを管理しています。おかげで健全で整然とした生活ができています。これは、ポストイット、カクテルナプキンに描いた落書き、ポラロイド、名刺などがびっしり貼ってあるコルクボードを一冊のノートにまとめたようなものです。紙の上でペンを走らせたり、片付いたタスクをバツ印で消していく快感はデジタルでは得られないものです。

──苦手なことは何ですか? どう対処していますか?

ワークアウトは大嫌いですが、身体を動かすのは好きです。ジムに行って二頭筋カールを単調に反復するのは拷問そのものですが、ヨガ、サーカスアート、ダンスのクラスは、創造的になれると同時に活動的にもなれるので、気に入っています。30年近くをバレーに費やしてこれたのだから、何とか自分を騙してワークアウトをするようにもっていくべきなんでしょうね。

──どのように充電していますか? 仕事のことを忘れたいときはどうしますか?

「ストレッチすること」「身体を動かすこと」「走り回ること」「ナーフで遊ぶこと」「床でごろごろすること」です。

──仕事の合間に何をするのが好きですか?

ソーシャルメディアを使って、気候変動や宇宙探索について語る方法を見つけることです。私は科学の専門家ではありませんが、その分野の会話にファンであり擁護者として参加するのは最高です。関連組織とさらに密に取り組み、影響力を高めたいと思っています。

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スタジオで
Photo: Smosh Games via Lifehacker US

──今、何を読んでいますか? おすすめの本はありますか?

Gary Vaynerchuck著『Crushing It!』です。

──今日あなたがされたのと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

科学教育者のBill Nyeさんです。

──これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

何事も完璧を目指すよりやり遂げるほうがいいというマントラは、なかなか実践できなくていつも苦労していますが、まったくその通りだと思います。完璧であろうとすると、プロジェクトや完遂するためのビジョンを損なうことになりがちです。完璧とは幻想でしかありません。とにかく、やり遂げましょう。

──ほかに何か読者に伝えたいことはありますか?

ゲームの世界で名をなした私がライフハッカーの取材を受けることになるなんて、夢にも思っていませんでした。人生がいばらの道になったときも楽しんで歩んでください。そして、あらゆる経験から学びましょう。そういうダイヤモンドの原石のようなチャンスを活かしていくと、素晴らしい人生になります。


Image: Lifehacker US

Source: YouTube(1, 2), GLAMOUR, Amazon

Nick Douglas – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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