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聴衆を惹きつけるスピーチの作り方。まずストーリーを「心」で覚えること

聴衆を惹きつけるスピーチの作り方。まずストーリーを「心」で覚えること
Image: Matej Kastelic/Shutterstock.com

誰もが、Moth(実際にあった話を語るストーリーテリング・コンテスト)で優勝できるレベルのストーリーテラーになりたいわけではありません。

しかし、聴衆を惹きつけられるストーリーを作る方法を学んでおけば、さまざまシーンで活用することができます。

ありがたいことに、Mothのウェブサイトに、数々の有益なアドバイスが掲載されています。おそらく主催者に、参加者には最初から高いレベルのストーリーテリングをしてほしい、という思いがあるからでしょう。なかにはアマチュア向けではないアドバイスもありますが、知っておいて損はないものもいくつかあります。

以下に、体験談に磨きをかけて魅力的なストーリーに仕立て上げるためのヒントを紹介します。

ストーリーを「心で」覚える

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Image: Pexels

ストーリーの内容を記憶して、そらで語れるようにしておくことは重要です。ただ、それだけでは不十分。Mothは、ただ機械的に記憶すればいいのではなく、心で覚えておくことが大切だと言っています。

当然ながら、ストーリーの要点、重要なパートの詳細、人物名や場所などはしっかりと記憶しておかなければなりません。しかし、聴衆が心を動かされるのは、ストーリーと自分とのつながりが感じられたときなのです。それは、あなたが心から笑った、泣いた、人生の特別な瞬間を思い出した、などの場面かもしれません。

人びとがストーリーに引き込まれるのは、感情的な結びつきが感じられるからであって、あなたの記憶力に感心したからではありません。

アクションのある出だしを設定する

鮮明に覚えている場面があれば、それを出だしにしてください。出だしが面白ければ、人びとの注意をぐっと引きつけることができます。出だしを面白くする秘訣は、最初にストーリーの「ステーク」を設定することです。

何を得そう、あるいは失いそうになった話ですか? ストーリーの中で起きた出来事がなぜあなたにとって重大なのでしょうか? こうした質問に答えられないとしたら、別のストーリーを考えたほうがよいでしょう。

ステークのないストーリーは単なるエッセイであり、ステージで話すにはふさわしくありません。アクションのある出だしを設定してください。

これは真実です。もしストーリーを語る相手が、ピンボールゲームを囲んでビールを飲んでいる集団であったとしても同じです。

ストーリーを引き締める

上で話したように、ストーリーの要点を理解し、正しいタイミングで繰り出すことが重要です。Executive SpeakingのCEO、Anett Grant氏は、米メディア「Fast Company」で、ストーリーテリングで「すべきこと」と「すべきでないこと」をいくつか挙げています。

同氏が掲げている、すべきでないこと6つのうち3つは、不必要にストーリーを引き伸ばさない、ということについてです。すなわち、時間をかけすぎない、背景を語りすぎない、無駄な遠回りをしない、ということ。

Grant氏は、企業幹部を対象に、プレゼンテーションにストーリーテリングを活かす方法を教えていますので、明瞭さが重視されるのは当然です。しかし、このアドバイスはビジネスシーンだけに当てはまるわけではありません

「ストーリーのアクションを組み上げるときには、無意味な脱線は避けること」とGrant氏は言っています。「勢いを失ったり、本筋に関係ないことを話して聴衆を混乱させてはいけない」

会話を入れる

Grant氏は、ストーリーに会話を入れることを勧めています。誰かに話しかけられたシーンを盛り込むとしたら、「チャーリーから、中へ入るようにと言われました」と単調に説明するかわりに、実際のセリフを入れて臨場感を高めてください。

「するとチャリーが、『中に入れば君たちが探しているものが見つかるよ。入る勇気があればだけどね!』と言ってきました」こうしたを入れることで、聴衆は登場人物たちをよりリアルに感じることができます。

エンディングを強くする

わお! あなたのストーリーは最高ですね! 感情も込められていて、ステークやアクションもしっかりあります。無意味な脱線もなく、面白いキャラクターも登場します。聴衆は、ストーリーがどこへ向かうのか、固唾を呑んで見守っています。と、思ったら、話は唐突に終わってしまいました…。

途中がどうであれ、エンディングが弱ければ、聴衆の印象には残りません。人びとは、ストーリーにはっきりとしたオチを期待します。ですので、話し始める前に、このストーリーのオチは何なのかを考えてください。オチが見つからないなら、それは良いストーリーとは言えません。

人生を楽しもう

最後に。外に出て、人生を楽しみましょう!

そもそも、面白い体験がなければ、語るべきストーリーも生まれようがありません。

Image: Matej Kastelic/Shutterstock.com, Pexels

Source: Moth, Fast Company

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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