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「働きがいのある会社」2位の社長が見つめる、「地方創生」と「幸せな働き方」とは

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「働きがいのある会社」2位の社長が見つめる、「地方創生」と「幸せな働き方」とは
Image: Mugendai(無限大)

国内人口が減少を続けている現在、特に地方は「シャッター街」に代表される、無視できない不況が訪れつつあります。しかしその逆境をものともせず、むしろチャンスに変えて、自らの事業を伸ばしている企業も存在します。

IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、「古い建物を再生することで日本の文化を紡ぐ」をテーマに掲げ、着実にビジネスを成長させている事業家が紹介されていました。

原爆、震災…「地方創生」を志した背景にあったもの

ロングインタビューに登場していたのは、バリューマネジメント株式会社代表取締役の他力野淳(たりきの・じゅん)さん。主に婚礼事業を手掛ける同社ですが、同時に日本に古くからある歴史的価値が高い建物の再生に取り組んでいます。

長崎県出身で、奇しくも原爆投下の日である8月9日が誕生日だという他力野さんは、祖父から悲惨な戦争の体験談をよく聞いていたそうです。そして、21歳の時には自らも阪神・淡路大震災を経験。祖父が語っていた「昨日までの当たり前が突然消え去り、当たり前ではなくなる世界」を体験したことで、暮らす街の大切さを感じ、街並みを保全していく取り組みをしていきたいと思い始めたのだそうです。

起業後、文化的価値の高い古い建物・歴史的建造物などに注目した他力野さんは、建物の外観や内装だけでなく、経営戦略、マーケティング、セールスまでを一貫してサポートすることで、今や予約殺到の人気施設を数多く作りあげました。

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Image: 無限大

そんな他力野さん率いるバリューマネジメントは、外国からの観光客向けの施設にも力を入れています。これは、減り続ける国内人口に対する地方活性化の手段の一つであるとのことで、実際に外国から8人の旅行客が来ると、日本人1人がその場所で1年暮らすのと大体同じ消費量になるそうです。

東京五輪が開催される2020年までに「歴史的資源を活用した観光まちづくり」の実現を目指すべく官民一体となっている昨今ですが、同社もそれに協賛している企業の一つとのことで、ますますの活躍が期待されますね。

創業から無理しても続けた「全体ミーティング」による効果

そんなバリューマネジメントですが、実は「働きがいのある会社ランキング」の2018年版で2位になるなど、中で働く社員からも評判の良い企業でもあります。インタビューでは、働き方の点についても他力野さん流のこだわりが垣間見えました。

必ず月に1度、社員350人を一堂に集め、全体ミーティングを行っています。各地の施設再生が主な事業のため、社員の多くは会社を離れそれぞれの地域で仕事をしているので、物理的に集めるのはかなり大変ですが、月一度の全体ミーティングはとても重要だと考えています。(中略)

レストランやホテルといった小さなコミュニティーの中で日々仕事をするうちに、だんだん目の前の仕事だけに追われるようになってしまいます。それでは、私たちが何よりも重要視している「日本の文化を紡ぐ」というビジョンには到底近づいていけないと思うのです。

他にも「人こそが企業の財産」と語る他力野さんは、地方活性化と同様にさらなる社員教育にも力を入れていくと宣言しています。

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Image: 無限大

「これからの日本のあり方」と「幸せな働き方」を同時に実践する他力野さんが次に見据える挑戦の話題など、興味深いロングインタビューはMugendai(無限大)より続きをお楽しみください。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

渡邊徹則

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