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「人生を変える習慣力」で、豊かな生き方ができる人・できない人の違いがわかる?

「人生を変える習慣力」で、豊かな生き方ができる人・できない人の違いがわかる?
Image: Oleksandr Malysh , MF production/Shutterstock.com

自分を変えたい、豊かに自分らしい人生を生きたい。たった1度の人生、後悔しない生き方をしたい!

私自身、このことに深く悩み、探求してきた1人です。

そんなこともあってか、習慣化コンサルタントとして本や連載を書いたりする活動の根底にある貢献軸は「豊かな生き方をするための、人生を変える習慣力開発」にあります。

古川武士(ふるかわ たけし)/習慣化コンサルタント

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関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。約3万人のビジネスパーソンの育成と約500人の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、オリジナルの習慣化理論・技術をもとに個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っている。主な著書に「続ける習慣」「やめる習慣」「早起きの技術」などがあり、全16冊、計70万部を超え、中国・韓国・台湾など海外でも広く翻訳され読まれている。公式サイト

1. 豊かに人生がまわる人、悪循環にはまる人

まず、ケーススタディーから見ていきましょう。AさんとBさん、この2人は何が違うのでしょうか?

【 Aさんの日常 】

彼女が欲しいと思いながらも仕事中心で生活をしています。週末は疲れた心身を癒すために寝て、ゲームで遊んで終了。出会うチャンスはありません。

「新しい趣味でもはじめたらどうでしょうか?」と提案しても、「そんな時間はない」「お金ももったいない」「老後が不安なので貯金しないと」とのリアクション。会社で出会う機会があればいいのですが、「同じ会社では」と積極的になれません。しかも、仕事にも上司にも不満だらけ。しかし、転職活動には否定的です。

【 Bさんの日常 】

仕事では上司からの評価も上々です。プライベートではビジネススクールに通ったり、趣味のジョギングを楽しんでいます。ジョギングサークルでは、ほかの業界のビジネスパーソンとフランクに話すことができるので視野が広がります。このサークルでは、幹事をやっている関係で、同じ幹事仲間の女性と付き合うことになりました。彼の口からは会社の不満・愚痴はほとんど聞かれません。結果、同じようなポジティブな仲間たちが集まっています。

2. 2人の違いを生み出す習慣とは?

2人の違いを積極的か、消極的か、ポジティブかネガティブかの二元論で語るのはあまりにも単純すぎます。

Aさんが、Bさんの行動を明日から真似することができるでしょうか? それは簡単ではありません。なぜなら、私たちの行動は思考から生まれ、その思考は感情が根底にあるからです。

この深層構造を理解することが先決です。

この構造をたまねぎのようなイメージで示してみました。この図を頭に描きながら相互に連結し作用し合う習慣がどのようなものかを解説したいと思います。

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Image: ライフハッカー編集部

3. 人生を変える3つの習慣

① 行動習慣

Aさんの行動は、緊急性のあることだけに集中して、自宅と会社の往復を繰り返しています。

Bさんの行動は、仕事以外に好きなことをやったり、新しい人と出会っているのが特徴です。そんなプロセスにおいて、出会いがあり、気づきや成長の機会があり、刺激を受けて成長スパイラルが広がっていきます。出会いが広がる過程で彼女と出会い恋愛も仕事も趣味も充実するスパイラルが広がっています。

そんな2人の行動は思考から生まれています。

② 思考習慣

Aさんは、100%コントロールができないことにフォーカスして悩んでいます。好きな人との運命の出会いは、「出会う」という能動的な行動の結果です。

コントロールできることは多くの人に会うという行動であるにも関わらず、動き出していないのです。これでは結果が出ないのは当然です。おそらく仕事でも同じことが当てはまっている可能性が高いでしょう。

また、自分の運命を切り開くために新しいことを学んだり、自己投資をする発想もありません。成長が加速されないという結果に陥っていきます。

一方、Bさんは、新しい出会いや行動をとることが運命を開くと考えて行動しています。自分ができることは何か?というコントロールできることを中心に発想します。目先のことだけではなく、中長期での能力開発など自己投資をしていく思考もあるため、結果仕事でも評価されてきています。

行動は思考の結果ですが、さらに深く深層を探ると感情が根底にあります。

③ 感情習慣

思考を生み出しているのは、2人が根底に持っている感情の違いです。

Aさんは、人生のリスク・恐怖・不安を真っ先に見ています。リスクに備えるためにお金を貯めなければいけないと考えますし、新しい人と出会うことにも可能性よりリスクを先に見て躊躇してしまいます。また、「自分に自信がない」「自分が嫌いだ」と自己否定感を持っているため、自己投資をすることで自分が成長するという肯定的な見方ができません。リスク回避、自己否定感・義務感という感情習慣があると、それに類した思考・行動パターンがまわり始めます。

Bさんは、人生に希望やチャンスを見ています。好奇心を大切に好きなことを追求しています。自己評価も肯定的なため、自分に可能性を見ることができ、自己評価の高い人たちが集まってきます。

引き寄せの法則と言われますが、その人の感情習慣に近い人・出来事が集まる原理があります。Bさんにポジティブな出来事・人が集まるのは、彼が根底に持っている感情習慣の影響の結果と言えます。

以下、まとめると次のような表となります。

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Image: ライフハッカー編集部

こうやってみると、私たちの人生と自分を動かす習慣は根深いものであり、単純な行動の真似だけで人生が変わっていかないことがよくわかります。しかし、深層構造に目を向け、感情習慣・思考習慣を変えることができれば、人生は好循環のスパイラルに入っていくはずです。


Image: Oleksandr Malysh , MF production/Shutterstock.com

古川武士

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