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金銭感覚の違うパートナーと「仲良く」生活する方法

金銭感覚の違うパートナーと「仲良く」生活する方法
Image: Lifehacker US

米Lifehackerに、こんな質問がありました。

お金の使い方についてパートナーと合意をとりたいときに、おすすめの方法はありませんか? 私たちは、お金に関してまったく違う考えを持つ家庭で育ちました。私は両親から、できるだけお金を貯め、自分が得た収入内で暮らすようにと教わりました。

一方、妻は特に悪い習慣を身につけているわけではないのですが、両親からお金に関して何も教わっていないようです。私は、妻と一緒に資金計画を立てたりスプレッドシートを活用したりと、いろいろな方法を試してみたのですが、1~2週間もたつと妻はすっかり興味を失ってしまいます。いい方法はありませんでしょうか?

話し合い、お金について考え方が違うと認識する

まずは、あなたとパートナーが、お金について考え方が違うと認識するのが大前提です

育ってきた環境は、大人になってもずっと、お金との付き合い方に大きな影響を与えます。このことを理解していないと、お金をめぐってパートナーと争いになりがちです。この事実を受け入れ、パートナーとの金銭感覚の違いを理解するように努めるのは、最初のステップです。どんな人にとっても、習慣を変えるのは簡単ではありませんからね。

とはいえ、質問のケースでは、さらに踏み込む必要がありそうです。質問者は、お互いのバックグラウンドが違うことは理解しています。とはいえ、改めてこれまでの生い立ちや、それが自分たちの価値観に与えた影響について、パートナーとじっくりと話したことはありますか?

CFP資格を持つファイナンシャルプランナーで、『Flourish Financially』(金銭的に豊かに暮らすには)が近く出版されるKathy Longo氏は、「パートナーとの会話の中身を見直すべきだ」という意見の持ち主です。お金について話す時に、スプレッドシートや具体的な数字を用いるのは、あなたの生い立ちからすると当然なのかもしれません。でも奥さんは、もっと違うやり方のほうが、お金について考えやすいのではないでしょうか?

まずは夫婦で一緒に夢を見て、理想の未来について思い描いてみましょう。お金の問題を面倒なことと捉えるのではなく、今後の新たな可能性について話すのです。貯めたお金の使い道や、目標について語り合ってください。何のためにお金を貯めるのか、それが大切です。

Longo氏は、じっくり腰を落ち着けて、夫婦のさまざまな目標を思い描く時間を取るようすすめています。「子どもにはどうなってほしい? 教育はどうしたい? 退職後の夫婦の暮らしは? お金の心配がないなら、何がしたい?」といったことを、楽しいムードの中で考えてみるのです。

リアルな目的がないまま、とにかく貯金をしようという抽象的な目標を避けるのです。もっと具体的な目標ができれば、奥さんも、お金について当事者意識を持って考えられるようになるでしょう。

子どもたちに伝えたい価値観や、夫婦のお金に関する会話に子どもたちにどう関わってもらうかについても、奥さんと話し合っておくといいでしょう。お金に関して夫婦間の意思統一を図る上で、子どもの存在はいいきっかけになるはずです。

また、費用はかかりますが、夫婦一緒にファイナンシャルアドバイザーやファイナンシャルセラピストにかかる方法もあります。こうした専門家からは、現状について、中立の第三者の視点から意見を得られるでしょう。人はお金がからむと熱くなりやすいものですし、時には頭を冷やすことも必要です。

金銭感覚の不一致は、離婚の主な理由の1つですが、普通のカップルセラピストでは、金銭的な問題に取り組むための専門的な戦略やアドバイスを持ち合わせていない恐れがあります。「結婚生活が危機に陥ってセラピストに通う場合でも、お金に関する問題については、別途ファイナンシャルアドバイザーの意見を聞くほうがいいでしょう」と、Longo氏もすすめています。

支出ルールを決めよう

夫婦の目標について話し合った後であれば、支出に関してきちんとしたルールを決めることもできます。

Longo氏は、すべての出費を折半して、それぞれの支出をすべて把握しておくのがいいのか? あるいは、1カ月ごとに一定額の「好きに使えるお金」を割り振り、その部分の使い道についてはお互いにとやかく言わない方法がいいのか? どちらが自分たちに向いているのか、話し合って決めるといいと提言しています。

世帯共通の出費を払う口座と、それぞれの口座を分けておくやり方もあります。これなら、「このお金は何に使ったの?」という揉めごとが減ります。

また、日々の出費や将来に備えた投資などについて、夫婦どちらが責任を持つのかを決めておきましょう。「おそらくは、夫婦のどちらかが率先して取り組むことになるでしょう。それでも、夫婦の双方がお金の流れについて把握し、主要な支出項目をある程度知っておく必要があります」とLongo氏は述べています。

夫か妻のどちらかが失敗したとしても、それはそれでかまいません。過去の失敗について長々とこだわるより、夫婦で一緒に自分たちにとってこれまで役に立ってきた方法や、今でも役に立っている方法について考えてみましょう。「過去に変えてみたことについて考え、前に進むための糧にすれば、今後の変化に活かせるはずです」とLongo氏は述べます。

そして、決めたルールがうまく機能していないと気づいたら、ためらわずにリセットしましょう。お金とのつきあい方は長距離走です。正しいアプローチは1つだけとは限らないのです。


Image: Lifehacker US

Source: HuffPost

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

訳:長谷 睦/ガリレオ

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