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自分にぴったり合う「初めて買うギター」を探すには?

自分にぴったり合う「初めて買うギター」を探すには?
Image:Sergiy1975/shutterstock

ギターを買おうと決めたものの、どう始めれば良いかわからない。そんな時の最悪のシナリオは、自分に合わないギターを買ってしまい、本格的に夢中になる前に熱が冷めてしまうことです。そこで今回は、自分にぴったり合ったギターを見つける方法をお教えしましょう。

「アコギ」にするか「エレキ」にするかを決める

楽器演奏の経験がなく、初めての楽器にギターを選ぼうと思っている方は、アコースティックギター(アコギ)のほうが良いかもしれません。アコギの場合、必要なものはたいしてありません。ギターさえ手に入れれば、すぐにでも弾き始められます。

エレキギターの場合は、アンプやら何やら、いろいろなアクセサリー(ケーブルやエフェクターなど)が必要になります。挑戦したい音楽のスタイルによっては、そろえるのにかなりの手間もお金もかかります。その一方で、エレキのほうが仕組みが複雑なため、よりさまざまな音を実験できます。これが、玄人がエレキに魅力を感じる理由の1つとなっています。

アコギを選んだ場合は、「ナイロン弦」にするか「スチール弦」にするかを決める

スタンダードなのはスチール弦ですが、ナイロン弦よりも手が痛くなります。その一方で、スチール弦は指先を強くし、将来の速弾きのためのタコもつくってくれます。初心者には、ナイロン弦を張ったクラシックギターのほうが抱えやすく、弾きやすいです。

ただしこのスタイルのギターは多くの場合、クラシック音楽専用です。小ぶりでボディーに空洞があり、スチール弦を張った一般的なアコギに比べると、出す音の大きさや深さ、トーンの豊かさに劣るのです。いずれにせよ、どちらが合っているかを決められるのは自分だけです。

自分に合うサイズを見つける

ギターを始めるのがお子さんである場合は、スモールボディーモデルの購入を検討してみましょう。ほとんどの大手メーカーが、小柄な人のためにミニサイズのギター(標準サイズの1/4~3/4の大きさ)を販売しています。

中には、子供用のギターを製造しているメーカーもあります。こうしたメーカーの多くは、手頃な価格のスターターキットも用意しています。あなたのお子さんや若い人たちがギターを始めるのに必要なものが、少額ですべてそろいます。

初めてのギターを買うのがご自身であれ、お子さんであれ、出しても良いと思える金額を超えないように、くれぐれもご注意を。どのサイズが良いかわからない場合は、近くの楽器屋の店員さんに尋ねてみましょう。下のチャートを参考にしていただいても良いでしょう。

予算を決める

言うまでもないことかもしれませんが、あくまでも予算の範囲内で一番良いギターを買うべきです。ギターの値段は100ドルから何万ドルまでと大きな幅があります(珍しいものになると、もっと高値がついていることもあります)。

お金に糸目をつけないとしても、必ずしもあなたにとって最高のギターが手に入るとは限りません。自分のニーズに合わない楽器に大枚をはたくことほど、あとでがっかりすることはありません。初めてのギターに払うお金は、300ドルぐらいがちょうど良いでしょう。

できれば、どんなジャンルの音楽を演奏したいかを事前に把握しておく

たしかに、サウンドは主観的なものです。とはいうものの、一部の音楽スタイルやジャンルの中には、このギターが一番合うというものもあります。そういう場合は、事前に少し入念な下調べをしておく必要があります。

例えば、インディーロックのサブジャンルであるシューゲイザーが大好きな人なら、「フェンダー・ジャガー」に心をくすぐられるかもしれません。フェンダー・ジャガーはシューゲイザーと深い関わりがあるギターですからね。それに対して、カントリーミュージックはもっと自由に、多種多様なギターで演奏できます。

お気に入りのギタリストがどんなギターを弾いているかを調べておくと、どのギターにするか決めやすくなると思います。ただし、それだけを判断材料にするのは避けるべきです。というのは、プロのギタリストは長いキャリアを誇るベテランプレイヤーで、彼らの欲求や要求はきっと、初心者とは大きく異なるからです。

特定のギターに関心がある場合は下調べを

有名ブランドネームや人気ブランドネームが、必ずしも高品質の製品を保証してくれるとは限りません。そしてもちろん、特定のスタイルのギターを気に入ったからといって、それが自分に合うとは限りません。メーカーやモデル、(場合によっては)製造年をよく調べ、レビューを読みましょう。近くの楽器屋さんに行って、お店の人に質問しましょう。

見た目だけで買うのはやめよう(もちろん、自分がカッコ悪いと思うギターを選ぶのもダメ)

当たり前に思えるかもしれませんが、初めてギターを買う人の中には、見た目などの「クールさ」を重視するあまり、楽器としてのクオリティーではなく、塗装のされ方などでギターを選んでしまう人もいます。ここで大切なのは、どんなギターにも、その気になればいつでもカスタム・デカール(ステッカー)を貼りつけられるということです。

ところが、ギターの音が気に入らない場合は、それを直すには(不可能ではないにしても)かなりの費用がかかります。そのギターが満足できる音を出せるかどうかを第一に考え、それ以外の要素については後回しにしましょう。

中古ギターもお忘れなく

あなたが興味を持っているギターがあるとしましょう。下調べもすべて済ませました。これが自分にはピッタリだと自信満々です。でも残念ながら、予算を少しオーバーしています。値段の安い同じようなギターもありますが、どうも食指が動きません。

でも大丈夫! そんな時のために中古ギターがあるのです。地元の質屋やeBayも良いですが、SweetwaterGuitar Centerなど、ミュージシャンがディスカウント価格で楽器類を手に入れるのに利用する中古楽器店は、ほかにもたくさんあります。

アクセサリーを買うためのお金をとっておく

先ほども言いましたが、エレキギターの場合、音を出すだけでもアクセサリーが必要です。アコースティックギターやクラシックギターであっても、キャリングケースやストラップなどの購入を計算に入れておかなければなりません。ギターを買う時は、この点も忘れないようにしましょう。

自信がない時はプロに相談する

ここまでの手順をすべて踏んでも買いたいギターがいまひとつよくわからないという方は、近くの楽器屋さんに行って、お店の人に聞いてみましょう。それが難しければ、ミュージシャンの友達でもかまいません。結局のところ、音楽は生きたアートです。ギターを買うという大きな決断は、(それが初めてのギターであれ、20本目であれ)、焦って下すべきではないのです。

Image: Sergiy1975/shutterstock

Maria Sherman - Lifehacker US[原文

訳:阪本博希/ガリレオ

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