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子どものケガは「4つの心得」で冷静に対処しよう

子どものケガは「4つの心得」で冷静に対処しよう
Image: Ermolaev Alexander/Shutterstock.com

子どもってしょっちゅう転んでケガをしますよね。ハイハイしていた子がやっと立ち上がるようになり、何度も転びながらヨチヨチ歩きをしているうちに、手足の使い方がわかってきて、最後は走れるようになる。それが子どもというものです。

身体にかかる重力と上手に付き合えるようになるまでは、子ども、子どもをケガから守る大人も辛いプロセスをたどらなければなりません。幼児の面倒を見ていると、毎日がハラハラの連続です。学校に行くようになってもケガの応急手当をたびたびすることになり、親としては気が休まりません。

子どものケガに楽な気持ちで対処するコツをご紹介しましょう。大人にも子どもにも有効です 。

1. 反応しない

まずはここから。これはとても大切なことだからです。親が冷静でいられないと、親の取り乱した姿が子どもの記憶にずっと残ってしまいます。私や弟が子どものころ、木から飛び降りたり、くねくねした滑り台から転がり落ちたり、坂道を自転車で全速力で下っていくのを見た母の叫び声が今でも私の耳に残っています。

母は私たちがケガをしそうだと思って叫んでいたのですが、子どものほうは、母の叫び声を聞いてやっと自分が危険なことをしていると認識していました。まったく余計なお世話です。

子どもはアスファルトの上で転んで膝をすりむくと、まず親の顔を見て、これは怖いことなのか判断しようとします。そのとき親は微笑んで「大丈夫だよ」と言ったりしないでください。子どもでも嘘っぽく感じてしまいます。そんなときは、親は淡々としたそぶりをしてください。実際には胸はドキドキ、脇汗ダラダラになるかもしれませんが平静を装うべきです

それから、転んだ子どもにゆっくりと近づき、安心させるような言葉をささやいて、抱きしめましょう。抱きしめると効果抜群です。すぐに子どもは「大丈夫なんだ」と感じて、親の腕の中で安心します。その姿勢になったら親は子どもの肩越しに無関心の仮面を捨てて、子どもに悟られずに不安を顔に表しても大丈夫です。

2. 救急箱を携帯する

親としては、「子どもがケガをしたときに助けられないのでは?」という不安があります。ですから、予めケガに備えておけば、いざというとき冷静でいられます。私は、「擦り傷」「打撲」「虫刺され」「ガラスの破片が刺さった傷」「打撲によるコブ」「骨折した指」などの手当てをしたことがあります。どの傷も、アイスクリームを食べさせると痛みが和らぎました。ただし、アイスクリームはどこにでも持って行くわけにはいかないので、代わりに救急箱を携帯しましょう。

出来合いの救急箱は使い物になりません。使えるのは、せいぜいプラスチックの救急箱の箱ぐらいですから、まず箱を空にして「抗生物質の軟膏」「バンドエイド」「ガーゼ数枚」「メディカルテープ」「ピンセット」「噛んでのむ鎮痛剤」「インスタント保冷パック」「かゆみ止め軟膏」「使い捨て手袋を」詰めましょう。それをバックパックに入れて、外出時は常に持ち歩くのです。自宅の近所を散歩するときもです。子どもは、なぜか親が救急箱を携帯していないときに限ってケガをするものです。

応急手当の仕方を習うクラスや心肺蘇生のクラスに出てみるのも手です。実際にはほとんど使うことのないスキルですが、いざというとき役立つかもしれません。

3. 子どもから目を離さない

子どもが校庭で遊んでいる間、親はついついFacebookやTwitterに夢中になっています。でも、これはダメです。少なくとも長時間はしないようにしてください。

子どもから目を離さずに見ていると、いつ転んだかわかるのでびっくりしなくてすみます。子どもが、つまずくところを見ていれば、子どもが叫んでも親はパニックになりません。子どもが大げさに騒いでいるだけかどうかもわかります。

子どもが雲梯(うんてい)に頭から飛び込むのを目撃したら、さすがにちょっと心配ですが…。そんなときでも茫然としている子どもに「どうしたの?何があったの?」と聞かずにすみます。救急箱から保冷パックを取り出して、深呼吸して気を静めながら子どもに脳しんとうの兆候がないかチェックしましょう。

最後に、子どもから目を離さずにいると、起こったことを目撃できます。つまり、緑のシャツを着た大きい子どもが我が子をメリーゴーランドから突き落とすのを目撃したら、現場に駆けつけて緑のシャツの子に注意できます(あるいは、その子の子守をしている人のところに連行して、両者に注意できます)。

4. 軽いケガは気にしないように慣れさせる

これは、親にも子どもにも役立ちます。転ぶのは怖いですし、恐怖心があると痛みを強く感じます。でも、転ぶことに慣れてしまうと、それほど怖くなくなります(私の母は特別に頑固な人だったので例外ですが)。

転んだりどこかから落ちてちょっと痛い思いをしても、気にしないでいられるように子どもを教育しましょう。子どもが転んでも立ち上がり服をはたいて埃を落としたら、また遊びを再開できるようになることが目標です。

子どものころはずいぶん転ぶものですし、どんなに気をつけていても常に子どもといられるわけではありません。遅かれ早かれ子どもは親がいないときに転ぶので、準備をしておくことが大切です。


Image: Ermolaev Alexander/Shutterstock.com

Geoffrey Redick - Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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