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「To Do」だけじゃなく「Not to Do」リストを作ろう

「To Do」だけじゃなく「Not to Do」リストを作ろう
Image: Pixabay

あなたが私と似たような人なら、To Doリストには、「処方薬を受け取る」といった緊急性の高い項目と、それほど一刻を争わない「毎日走る」といった項目が混在しているのではないでしょうか。

仕事関連のすべきことと生活関連のすべきことが入り混じったり、忘れないようにと書いておいた大まかな目標のなかに短期的なプロジェクトが紛れ込んでいたりと、ちょっと無秩序な状態になってしまうこともあります。

3種類の「すべきこと」リスト

経営コンサルタントのAllison Rimm氏はHarvard Business Review(HBR)誌の記事のなかで、「すべきこと」リストをコントロールする方法のひとつとして、3種類の「すべきこと」リストを作ることを挙げています。

1つ目は「重要だが緊急性の低いプロジェクト」用リスト、2つ目は「今日中に片付けなければならない項目」用リスト。そして3つ目は、Rimm氏が「しなくてもいいこと」リストと呼ぶものです。

この3つのうち、もっとも重要なのは、おそらく「しなくてもいいこと」リストでしょう。Rimm氏によればこのリストは、「自分の時間を費やすほどの価値がないと意識的に判断したものを思い出す」ために使うそうです。

「それを書き留めておけば、その項目が「すべきこと」リストにいつのまにか舞い戻ってしまうのを防ぐことができます」とRimm氏は書いています。

これはよく言われていることですが、1日1日の過ごし方は、人生の過ごし方に通じます。それならば、生産性を考える1つの手段として「しないこと」を考えるという方法もあるでしょう。

作家でポッドキャスト配信者のJocelyn K. Glei氏も、ある記事のなかでそれを説明しています。時間を費やしたり気を取られたりするものはたくさんあります。「しなくてもいいこと」リストは、本当に時間と関心を費やしたいことに優先順位をつける上で、とても役に立ちます。

Rimm氏は、「そもそも、すべきことリストに入れるほど重要なことは何なのでしょうか。それを賢明に判断したいのなら、それなりの時間をとって、明確なミッション―自分の個人的な目標―を定め、自分にとって成功とはどのようなものかというビジョンを描く必要があります」と述べています。ここでは、Rimm氏のお勧めの方法をご紹介しましょう。

「すべきこと」リストを見直す

自分の目標、少なくともその日の目標を定めてから、現在の「すべきこと」リストを吟味します。各項目は、その目標にどれくらい影響しますか? それはあなた自身が、今日中にしなければならないことですか? そうでなければ、リストから外して良いでしょう

次に「しなくてもいいこと」リストを作ります。

すべてをこなすには時間が足りないことを認める。これはまさに、心を解き放つ認識です。それを認識すると、おそらく達成できないであろう優先順位の低い項目の存在を、否応なく認めることになります。

そうした必須でない項目は削除して、「しなくてもいいこと」リストに書き込み、もうこだわらないと決意するのです。

と、Rimm氏は書きます。これで、時間を無駄にすることはなくなります。

当然ながら、ここで注意しなければならないのは、生活や仕事を続けるためにすべきタスクがあることです。残念ながら、税金の申告も洗濯(私の場合)も、やらないわけにはいきません。

ですが、1週間の献立づくりや「Pocket」アプリに眠っている古い記事をすべて読み切るといった、常に「すべきこと」リストに居座っている項目は、削っても良いでしょう。そうした項目の優先順位は高くないのですから。

今後は、リストに項目を加えるたびに、自分の目標達成にどれだけ貢献するのかを自問するようにしてください。貢献しない、もしくは重要性も緊急性もないようなら、「しなくてもいいこと」リストに移してしまいましょう。

Rimm氏は次のように書いています。

これを実践すれば、エネルギーと意欲が湧き、閉塞感や無力感や腹立たしさから解放されるはずです。無駄なものを片づけて、本当にやり遂げたいことをする時間と場所を作りましょう

Image: Pixabay

Source: Harvard Business Review, Jocelyn K. Glei

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

訳:風見隆/ガリレオ

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