特集
カテゴリー
タグ
メディア

オフラインにしないと読めないウェブマガジンから学ぶこと

オフラインにしないと読めないウェブマガジンから学ぶこと
Image: Jacob Halton

The Disconnectは詩やショートストーリーを含むさまざまな記事を掲載するマガジンサイトですが、読者がネットにつながっていると読めないようになっています。

インターネット上でこのウェブマガジンのどこかのページにアクセスするとコンテンツ全体がダウンロードされますが、スマートフォンやパソコンのインターネット接続を切るまで、警告通知が画面上に出続けて読めない仕組みになっています。「これは、近代化に対する抵抗ではありません」と編集者のChris Bolin氏は言います。「実験中の試みなのです」

Disconnectのローンチ時は『Escape』と題され、掲載記事はたった13本、その内訳は、短編小説と詩がそれぞれ5本ずつとエッセー3本で、どの記事も1~13ページという、こじんまりとしたものでした。その中には、Alex Beattie氏の『デジタル・ディバイド第2世代(The next digital divide)』というエッセーもありました。この場合の「ディバイド」はインターネットからディスコネクトできる人とできない人の分断を意味します。

家族間や社員間で常に連絡がつく状態でいる義務を感じるあまり、ネット非接続の時間が長くなるのを恐れる人たちがいます。そういう人たちは、まるで巡回中の警官のように、いつ誰から求められるかわからないと思って、遠方への旅行やデジタルデトックスどころか、携帯電話を機内モードにすることさえできなくなっています。

仕事でSlackやメールを常に使っている人なら、この束縛感はわかるでしょう。このせいで、Disconnectを読む間オフラインでいるのはますます難しくなっているのかもしれません。ズルをして、別のデバイスにDisconnectのコンテンツをダウンロードするという手もあります。でも、なんとかインターネットにつながったままで、Disconnectを読む方法を見つけようとしているあなた、その行為こそ、Beattie氏の言わんとすることをまさに証明しています。


Image: Jacob Halton

Source: The Disconnect(1, 2

Nick Douglas - Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

swiper-button-prev
swiper-button-next