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Airbnbを利用するときは、自分の住まいを提供している人から借りよう

Airbnbを利用するときは、自分の住まいを提供している人から借りよう
Image: Christine Rondeau/Flickr

テクノロジーによる破壊的イノベーションは、混乱をもたらします。そこが重要な点です。ある企業によって業界のルールが練り直され、顧客を含むあらゆる人々が強制的にごちゃまぜにされて再編成されます。たとえば、今、何かを購入しようと思ったら、ネットかネット以外の方法のどちらかから選ぶことになります。もし本をすべてAmazonで買えば、地元の本屋がなくなるかもしれません。Seamlessでフードデリバリーを頼めば、地元のレストランが破たんしてしまうかもしれません。そして実は、あなたがAirbnbで部屋を借りることによって、その地域の家賃が上昇しています。ただし、それはほんのわずかだとThe Atlanticの編集主任Derek Thompson氏は言っています。

Thompson氏によると、Airbnbは今のところホテル業界にそれほど大きな影響を及ぼしていないようです。観光産業が余りあるほど成長しているからです。しかし、家賃に影響を与えていることがわかりました。

今や、すべての居住スペースはAirbnbで貸すことができるようになりました。物件を所有している人は誰でも、Airbnb(あるいは、同業のHomeawayなど)を通して部屋を貸し出せます。そして、あなたがAirbnbで部屋(特に年間を通して貸し出されているフルタイムの部屋)を借りると、結果的にそれがまわりの人々のそこでの暮らしを厳しくしているのです。なぜなら、現地で借りられる物件数が減ってしまい、物件の価格が自ずと価格が上がってしまうからです。

その割合はほんのわずかだと述べるThompson氏は、Airbnbの物件数と賃貸アパートの総数を比較したFiveThirtyEightの記事を引き合いに出して、これを説明しています。たとえば2016年は、ニューヨーク市にある220万戸の賃貸アパートの中で、Airbnbの物件は3万800戸(うち、2500戸はフルタイムの商用物件)だけでした。ゼロではありませんし、たしかに成長もしています。しかし、新たなアパートの建設や都市圏への人口流入ほどの大きな要因ではありません。

だからと言って、この状態が今後も変わらないというわけではありません。実際、破壊的なスタートアップはみな、市場に小さなほころびをつくるところからはじまっています。Amazonだって昔から出版社に値下げを強要できたわけではありません。UberやLyftだって、はじめからドライバーへの支払いを踏み倒すほど力があったわけではありません。Facebookにしても、ユーザーが毎日利用することを最初からは期待できませんでした。Airbnbが大きくなればなるほど、地域の家賃に及ぼす影響は大きくなります。Airbnbは小規模のままでいるために多額の投資を受けたわけではありません。Airbnbにお金を払うたびに、あなたは同社のサービスが地元で拡大するのを支援していることになるのです。

もちろん、あなたは部屋の所有者にもお金を払っています。ある調査では、そこに住んでいない家主から借りるよりも、居住者から借りるほうが家賃の上昇につながりにくいそうです。

ですから、倫理面が気になる方は、自分が住んでいる住居を貸している人から借りるようにしましょう。建物全部を所有し、それをフルタイムで貸している人からではなく。それなら、その地域で住居を借りて暮らしている人たちにあまり迷惑をかけることはありませんし、ご近所から白い目で見られることも少ないでしょうから。


Image: Christine Rondeau/Flickr

Source: The Atlantic, FiveThirtyEight, Gizmodo(1, 2), cruchbase, Citylab

Nick Douglas - Lifehacker US[原文

訳:浅野美抄子/ガリレオ

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