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卵はひとつのカゴに盛るな? 投資初心者が知っておくべき証券用語6選 #証券用語で一筆

Sponsored By 野村證券株式会社

卵はひとつのカゴに盛るな? 投資初心者が知っておくべき証券用語6選 #証券用語で一筆
Image: 野村證券(@nomura_jp)/Twitter

どんな業界にもある専門用語。例えば、テレビ業界の「わらう」。「ちょっと、その花瓶わらって」と言われたら「花瓶をどかして」という意味。決して笑顔を作ってはいけません。銀行では、窓口が閉まった後に「だいて下さい」なんて言葉が飛び交っているとか。もちろん、抱きついたら大問題。これは「代金取立手形をください」を略した言葉です。

こんな、ちょっと変わった語感の専門用語は、証券業界にもたくさんあります。その語感の面白さを活かし、聞いたままのイメージをイラスト化したのが、野村證券のツイッター上で連載中のコラム#証券用語で一筆です。

手掛けるのは、コピーライターとしても活躍する、お笑いトリオ・グランジの五明拓弥(ごめい・たくや)さん。一切、予備知識がないからこそ生まれる、シュールなネタもたくさん存在しています。

今回は、この連載の中から、「投資初心者が知っておくべき用語」を取り上げた作品を紹介。もちろん、本来の意味や使い方も解説しますよ。

1. ローソク足

もし、あの国民的な妖怪アニメに「妖怪 ローソク足」がでていたら、いったいどんなキャラだったのでしょうか。敵? 味方? 想像がかき立てられますが、残念ながら、ローソク足は妖怪ではありません。

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Image: 野村證券

ローソク足とは、株価や為替の高値、安値、始まり値、終わり値の4つの値段をひとつで表せる便利な符号。

このローソク足を使ったチャートを「ローソク足チャート」といいます。チャートとは、ある一定期間の株価や為替の値動きが一目でわかるグラフのこと。ローソク足チャートは、日本では最もよく使われているチャートです。

ローソク足は期間によって「日中足(1分足、3分足、5分足など)」「日足」「週足」「月足」「年足」に分けられます。見方は簡単で、ある期間を定めて、始まりの値段より終わりの値段が高い場合には上昇幅が白で、終わりの値段の方が安い場合には下落幅が黒で塗られます。

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「ローソク足チャート(日足)」の例
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部 via 野村株アプリ

例えば「日足」ならその日の始まりと終わり、「月足」ならその月の始まりと終わりの値段の幅を、白か黒で塗るという具合です。ローソク足が右肩上がりなら上げ相場、右肩下がりなら下げ相場となります。過去と比べて、現在の値段が安いのか高いのかを確認するためにも欠かせないツールです。

ちなみに、ローソク足は日本発祥。江戸時代には、すでに米(コメ)相場の分析に使われていたのだとか。名前は、上昇幅を白く塗った形が「ローソク」に似ていることに由来するのだとか。このローソク足と組み合わせるとさらに役立つのが、次の証券用語です。

2. 一目均衡表

「みんな、赤井みたいに均衡を頑張って売ってくれよ」なんて部長の声が聞こえてきそうです。もちろん、間違った使い方ですが…。

均衡の意味は、「2つまたはそれ以上の物事の間で、力や重さのつりあいが取れていること」。残念ながら、売れるものではありません。では、本来の意味はなんなのでしょうか。

読み方は「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」。投資をしていれば、株式や為替の値段がこれから上がっていくのか、下がっていくのかは一大事。それをローソク足やさまざまな数値から分析する手法を「テクニカル分析」といいます。

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「一目均衡表」の例
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部 via 野村株アプリ

一目均衡表は、売りと買いのバランスを元にしたテクニカル分析の一種で、先ほど解説したローソク足に「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパン1」「先行スパン2」の5本の補助線を引いてつくります。といっても、最近は野村株アプリなどのアプリを使えば、簡単に見ることができます。

一目均衡表の大きな特徴は、先行スパン1と先行スパン2との間に構成される「雲」と呼ばれる存在。この雲の上限と下限は、抵抗帯・支持帯となります。

例えば、ローソク足が雲の上にあるときには、雲の上限が支持帯になり、そこよりも下がりにくくなる、と解釈することができます。一方、ローソク足が雲の下にあるときには、雲の下限が抵抗帯になり、そこを抜けて上昇するのを妨げる、と解釈することができます。

株価や為替の値動きを予想するナビゲーションに活用できる指標といってもいいでしょう。もちろん、これを参考に、できるだけ安く買いたいと思いますよね。それが、次の証券用語です。

3. 押し目買い

実際に押すかどうかは別にして、魚の鮮度を見分けるためには「目」が重要なポイント。目が濁っていたり、血が滲んでいたり、眼球が膨らんでおらず落ち込んでいたりすると、新鮮ではないのだとか。といっても、証券用語の「押し目買い」は、鮮度とはまったく関係ありません。

投資に限らず、普通の買い物でも「もっと安くなったら買おう」と思うこと、ありますよね。証券業界では、この安くなったタイミングを「押し目」と呼びます。つまり、安くなったタイミングを狙って買うことが「押し目買い」です。

安くなるタイミングとは、株価が下がっているとき。下がっているときにあえて買うので、逆張り投資の一種にあたります。安く買って値上がり益を得るのは株取引の醍醐味ですが、そう簡単ではありません。それが、次の証券用語です。

4. 押し目待ちに押し目なし

釈迦の「天上天下唯我独尊」を想起させるエピソードですが、それよりも、おしめ、替えてあげて下さい…。もちろん、今回解説するのは赤ちゃんが使うおしめではなく、先ほど解説した「押し目」です。

「押し目待ちに押し目なし」は、強い上昇局面ではなかなか株価が下落せずに、押し目を待っていたらいつのまにか高値になってしまったという意味です。これ、特別な話ではなく、株価が好調なときは、なかなか押し目が表れないことも珍しくありません。なぜなら、好調な株はみんなが欲しいから。買いたい人が多ければ、株価は上がっていきます。

では、欲しい株が急落したときは、買い時なのか? そんな事態にも当てはまる証券用語があるのです。

5. 落ちてくるナイフはつかむな

鉛筆やハサミ、靴べらなど、落ちてくる色々な棒状のものを掴むゲームで、間違えてナイフを掴んだらゲームオーバー。そんな内容なら売れたのでしょうか? いや、やっぱり売れないな。しかし、証券用語で「ナイフ」とは穏やかではありません。

先ほど解説した「押し目買い」と「押し目買いに押し目なし」の根底にあるのは、できるだけ安く買って、高いところで売って利益を得るという気持ち。ただし、安ければ買ってもいい訳ではありません。重要なのは、その株が下がっている理由です。

もし、異物混入や数値偽装といった問題が発覚して、株価が急落した場合などは、注意が必要です。もちろん、一時的な要因で会社の業績に影響がなければ、その後、株価が回復する可能性もありますが、その一方で、企業において致命的な問題になるケースも珍しくありません。

この場合、さらに株価は下がり続け、最悪のケースでは倒産といった自体も考えられます。株価が下落して安くなっているからといって、安易に飛びつくとケガをするかもしれません。ケガをするということから、株価をナイフに例えて「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉が生まれたのでしょう。ちなみに、ナイフは床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資すべきという投資格言もありますよ。

こんなことを書くと「投資怖い」とか「結局いつ買えばいいの」と思うかもしれません。そんな人のために、最後にとっても重要な証券用語を取り上げましょう。

6. 卵はひとつのカゴに盛るな

野村亭笑券師匠はマジシャンなのでしょうか? 口からたくさんのゆで卵が出るサゲが気になって仕方がありません。ちなみに、もし落語の内容が「ご隠居から卵を買ってきてくれと頼まれた熊さんが、たくさんの卵をひとつのカゴに入れていたせいで、転んだ弾みに全部割っちゃった」という話なら、まさにこの証券用語そのものです。

日々、値上がりと値下がりを繰り返す株価や為替。正確に予測するのは、アナリストと呼ばれる投資のプロでも至難の業です。では、損をしてしまうのは仕方がないことなのか。そんなことはありません。投資での損失を抑え、できるだけ利益を最大化する手法が「分散投資」です。

分散投資はその名の通り、色々なものに投資をすること。1つの企業ではなく複数の企業に、株式だけでなく債券や為替に、日本株や日本国債だけでなく海外株や外国債に、先進国だけでなく新興国に、大切な資産を分散する手法です。基本的に、これらの資産が同じ方向に動くことは稀です。一般的に、株が上がれば債券は下がるとった値動きをするので、リスクヘッジにつながります。

また、資産を投入するタイミングを分散するのも重要。押し目だと思って一気に買ってしまったあと、それ以上に株価が下がってしまっては目も当てられません。例えば、毎月少しずつ投資することで、投資タイミングを分散させれば、リスクの軽減も期待できるでしょう。

つまり「卵」は資産、「カゴ」は投資商品や投資のタイミングというわけです。投資商品やタイミングを分散し、できるだけリスクを軽減しながら利益を上げることを目指しましょう!




今回紹介したイラストは、野村證券のツイッターで連載中の#証券用語で一筆からの抜粋。野村證券のツイッターには、仕事の息抜きになるようなコンテンツだけでなく、投資や株に関するニュースも豊富で、有益な情報が詰まっています。

日経平均の動きやマーケットエコノミストの分析なども呟かれているので、経済の勉強にもなりそうです。投資に興味があれば、フォローしておいて損はないアカウントですよ。

Image: 野村證券(@nomura_jp)/Twitter, 野村證券

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部 via 野村株アプリ

Source: 野村證券(@nomura_jp)/Twitter,#証券用語で一筆,野村證券,証券用語解説集

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林田孝司

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