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フォーチュン誌の『World’s Greatest Leaders 50』に選出された経団連初の女性役員が語る、誰もが輝ける社会のつくり方

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フォーチュン誌の『World’s Greatest Leaders 50』に選出された経団連初の女性役員が語る、誰もが輝ける社会のつくり方
Image: Mugendai(無限大)

女性の社会進出が叫ばれて久しいですが、残念ながら誰もが納得するほど基盤が整ったとは言い難い現状があります。結婚出産でどうしても現場を離れなくてはならない女性に対し、社会の受け皿がまだまだ不足していることは確かではないでしょうか。

日本女性の優秀さは世界トップレベル」「日本人の人口、1億2650万人の半分はアセット(資産)」だと語るのは、経団連初の女性役員である吉田晴乃さんIBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)に掲載されていたロングインタビューには、女性の活躍がすなわち日本の活力になる、という吉田さんの提言が満載でした。

理解力と数学的思考力に優れる日本女性。能力を発揮できないのはもったいない

吉田さんの本業は、世界で最も歴史のあるイギリスの通信会社BT(ブリティッシュ・テレコム)社の日本法人社長。2017年には、フォーチュン誌による「World’s Greatest Leaders 50(世界の偉大なリーダー50人)」に日本人としてただ1人選出されるなど輝かしい実績をお持ちの一方で、シングルマザーとして娘さんを育て上げたご経験も持つ方です。

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Image: Mugendai(無限大)

若い頃から世界に飛び出し、多くの価値観に触れてきた吉田さんは、日本の女性を「大変優れている」と評価しており、具体的には以下のように語っています。

特に日本の女性は、literacy(理解力)numeracy(数学的思考力)に優れています。この力をもっともっと発揮できる社会にしなければ、本人にとっても日本社会全体にとってもあまりにもったいない

ロンドン五輪がきっかけのテレワークが、数千億円の効果を生む

これは女性に限った話ではありませんが、吉田さんは折に触れて、テレワークの重要性も説いています。

通勤時間から解放され、家族と過ごす時間も増え、世界のどこにいてもミーティングに参加できるテレワークは、特に子育て中の女性にとって強い味方だと語り、ご自身も出張中の飛行機内でその生産性の高さを感じているそう。

きっかけとなったのは、2012年のロンドン五輪の際、吉田さんが所属するBT社がテレワークを開始したこと。当初は市街地の混雑を鑑みた措置だったものの効果は絶大だったそうで、産休を取得した女性社員の復帰率は99.9%に上昇し、病欠は60%も減るなど、経費の節減は日本円に換算して数千億円に達したのだそうです。

日本企業ではテレワークの導入率はまだ数パーセント~十数パーセントぐらいですが、2020年東京五輪に向けてもっと導入した方がいいと考えているとのこと。また、五輪は世界が凝縮するようなものなので、どんな新しい日本を見せることになるのか世界が注目しており、サイバー攻撃への対応策やおもてなしなど、さまざまな備えが必要と思っているそうです。

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Image: Mugendai(無限大)

Mugendai(無限大)では他にも、幼い頃は多忙のあまり泣かせてしまった娘さんとのエピソードから、シングルマザーは子どもと一緒にいられないことで自分を責めてしまうが、一生懸命生きているお母さんの姿を見せることも教育として大事という話や、25歳以上で独身のキャリア・ウーマンたちが作り出す100兆円規模のインディ・ウーマン市場の話など興味深い内容が満載ですので、ぜひ続きをお楽しみください。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

渡邊徹則

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