
紙を数枚まとめて綴じられるステープラーは、書類を扱う際に便利な文房具ですが、横方法でしか綴じられないイメージがありました。 針が直角になったら、中綴じ(中とじ)ができるのに…と、思っていたところ、それが可能なステープラー『ホッチくる』を見つけたので、早速使ってみました。
回転して向きをかえられ、普通の針が使える

MAXの『ホッチくる』は、針収納ケースが90度(270度)に回転するので、中綴じ冊子が手軽に作れます。
針収納ケースは、右側/左側どちらにでも水平になるまで動かせます。針収納ケースが本体に収まらない分、厚みはありますが、普段のステープラーの大きさとそれほど差は感じられません。
また、一般的な10ミリ幅のステープラー針が使用可能。入手も楽ですし、余計なコストはかかりません。
A4のコピー用紙からA5の冊子が作れた

今回、中綴じ冊子にしてみたのは、A4サイズのコピー用紙。半分に折り、上からと下からの2箇所を綴じています。これで、A5サイズの冊子が出来上がりました。
パッケージによると、コピー用紙15枚綴じが可能とのことですが、確実に綴じるには10枚前後が無難です。また、針収納ケースはロックがかからないので、力のかけ方によっては、多少ズレることもあります。真上から力を加えるように綴じると、失敗が少なくなります。
工作で筒を作るのも楽

『ホッチくる』は、中綴じ冊子のほか、筒状の紙を綴じたり、箱を作ったりするにも便利です。オフィスだけでなく、お子さんの工作にも使えますね。
直角に綴じられるという発想

ケースが直角に動けば直角に綴じられるのは、長年ステープラーを手がけてきたMAXならではの「コロンブスの卵」的な発想。
資料の作り方も広がりますし、新生活で受け取る書類をまとめたり、歓送迎会の飾りを作ったりと活用できそうです。
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Photo: 藤加祐子
Source: MAX
藤加祐子
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