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世間とのつながりを断たずに「SNS断ち」をする方法

世間とのつながりを断たずに「SNS断ち」をする方法
Image: scribbletaylor/Flickr

SNSは、諸刃の剣です。私たちをパニックに陥れるニュースや、憤慨させるやっつけ記事を大量に流してくる半面、友達や仕事関係の人脈、そして世界とのつながりを保ってくれるのもたしかです。しかし、消火用ホースから直接水を飲んだら溺れ死ぬか、顔をもろに打たれます。つまり、すべての情報をSNSから得るのではなく、あくまでも自分のニーズに合ったSNSを厳選し、それ以外の必要情報は非ソーシャルメディアから得ることが大切なのです。

まずはSNSを整理しよう

Twitterは、ニュースソースとしてはとても不適切だというのが私個人の感想です。 情報が散乱しているばかりか、不正確であることも少なくありません。また読者の危機感をあおるような表現が多いのも気になります。「~がたいへんなことに」などといちいち強調しなければ、読者が危機や問題性に気づけないとでも言わんばかりです。

ニュースも、友達の近況も優れた読み物へのリンクもすべてSNSから得ていると、一時的なSNSデトックスも非常に難しくなります。Freedomなどのアプリを使って朝10時までTwitterをブロックする手もあります。しかし、 Twitterを唯一のニュースソースにしている人は、最新ニュースを見逃していないか、午前中ずっと気になるでしょう。また、朝の通勤電車では読むものがなく、手持ち無沙汰になるかもしれません。

SNSフィードを自分の都合に合わせて整理することも重要です。Facebookでは、フォローをやめたり、友達をやめたり、一時的に投稿を非表示にしたりして、煽動的な記事が流れてこないようにできます。Twitterには、特定のキーワードやアカウントをミュートする機能があります。また、無限のフィード表示に溺れずに、リアルの友達の近況やかわいい動物のコンテンツだけを見たければ、フィードをそのまま閲覧するのではなく、公式クライアントTweetDeckで整理されたものを見るという手段もあります。

朝のTwitterをやめ、SNSで見るコンテンツを、友達とかわいい動物だけ、というように整理したら、あとは浦島太郎にならないよう、以下の方法で世間とのつながりを維持しましょう。

RSS フィード

若い人は知らないかもしれませんが、SNSに無限スクロールが登場する前、ネットで新着情報を収集する方法の1つに、RSS リーダーというものがありました。お気に入りのウェブサイトやブログの更新情報を一括でチェックできる便利なツールで、その一覧から読みたい記事を選ぶことができました。最も定評のあったRSSリーダー(「RIP Google Reader」)はサービス終了となってしまいましたが、 「Feedly」「Inoreader」などがまだ健在です。フォローしたいサイトを登録する手間がかかりますが、いったん登録してしまえば、見やすい見出しの一覧が好きなときに閲覧できるようになります。また、全米ニュース、読み物、ブログ、仕事関係の刊行物、というようにカテゴリー分けが可能です。購読するサイトの数もいくつでもかまいません。そしてソーシャルメディアのように、ニュースとあまたの煽り記事が入り交じっていることもありません。

プッシュ通知

一見逆効果に聞こえると思いますが、私の場合、速報ニュースのプッシュ通知によって、Twitter をチェックしたい衝動がかなり抑えられています。大きな出来事があれば携帯にプッシュ通知が来るとわかっているので、今度はどんなニュースが待ち受けているか……とTwitterのフィードをスクロールせずに済むのです。

ニュースレター

最近は、Tinyletterなどでメルマガが手軽に作成・配信できるようになり、メールのニュースレターがブログに代わって見直されています。ならば、ニュースもメールで直接受け取るようにしてはどうでしょう? 好みの新聞や、 ニッチ分野の専門家がまとめたキュレーションメディアなどから、最新ニュースを受け取ることができます。評判の高いものに、Vox SentencesThe Washington Post’s Daily 202, No Complaints, The Ann Friedman Weeklyなどがあります。

オンライン新聞

新聞のウェブサイトに行き、見出しをチェックしましょう! お金を払ってオンライン購読をし、有料の壁を乗り越える(と同時に新聞社の仕事をサポートする)のもありだと思います。今さらと思われるでしょうが、ニュースソースはやはり新聞が一番です。見出しだけでなく、記事本文を読んでみると、他のコンテンツに目が移りがちなソーシャルメディアと違って落ち着いて読める点や、思いのほか勉強になる点にあらためて気づかされるでしょう。

友達と話す(オンラインで可)

SNSは、もちろんニュースや読み物を読むためだけではなく、友達とのつながりを保つ手段です。SNSでの人づき合いは、希薄に感じられはするものの、捨ててもよいとは言えないでしょう。穴埋めしなければ、やはり穴が開いたままになります。そこで、SNSの利用を減らすなら、gchat、Slack、携帯メールなど、なんでもよいので、他の手段を利用して友達とおしゃべりをしましょう。


Image: scribbletaylor/Flickr

Source: Freedom, TweetDeck, Feedly, Inoreader, Vox Sentences, The Washington Post’s Daily 202, No Complaints, The Ann Friedman Weekly

Jaime Green - Lifehacker US[原文

訳:和田美樹

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