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勘違いで相手の気分を害したりせず、さりげなく席を譲る方法

勘違いで相手の気分を害したりせず、さりげなく席を譲る方法
Image: wnyc/VisualHunt

電車やバスなどの公共交通機関で、座席が必要そうな人のために席を譲る場合、そのことを伝えるための動作はシンプルで簡単なほうがいいです。

しかし、満員電車の中で座席に座っている疲れ切った人たちが、重そうなお腹を抱えた妊婦さんが立っているのを見ないふりをしているのを、誰もが見たことがあるはずです。席を譲られたことに屈辱を感じる妊婦さんはいません。重い買い物の荷物を持ったまま、立ち続けなければいけないお年寄りもいます。電車やバスの中で冷遇されている人たちを上げたらキリがありません。

このようなことが起こっているのは、「率直に伝えたほうがいい」という原則が常に実行されてはいないからです。妊娠後期の妊婦さんや、90代のお年寄りは、席を譲ってもらえたら間違いなくうれしいはずです。しかし、そのようなわかりやすいケースばかりではありません。妊娠ではなくただ太っている人や、老人ではなく若白髪頭の人に席を譲ろうとして、その人たちの一日の気分を害することもあります。

このことを踏まえて、米Lifehackerではスタッフ間で新しいルールを設けました。それは「席を譲ったほうがいいと思う人を見かけたら、その人と目が合うまで待って、それからただ席を立つ」というものです。

その人のところに行って自分の座席を指差し、意味ありげな目配せをする必要はありません。目が合ったら、ただ席を立つだけです。もし相手が座りたいのであればその席に座るでしょう。相手が座りたくなかったとしても、あなたは良いことをしようとしたのですから、席を立ったことでそんなに気分が悪くなったりしませんよね?

もちろん、あなたが席を譲ろうとした人が座る前に、何も知らない健康な人がサッとその席に座ってしまう危険性はあります。それは最悪ですが、それでもそのリスクを冒すだけの価値はあります。良いことをしようとしているのに、うっかり勘違いをしてしまったことで、席を譲ろうとした相手の気分を害すほうが、それ以上に最悪です。

席を譲りたい相手とアイコンタクトで意志が伝えられそうであれば、無知な座席ドロボウが席を陣取る前に、アイコンタクトしたほうが良いでしょう。しかし、これはかなりケース・バイ・ケースです。ここで大事なのは、出しゃばらずに思いやりを持って、相手が気付かないうちに良いことをしてあげるのが粋だという考えに慣れることです。


Image: wnyc/VisualHunt

Virginia K. Smith - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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