lifehacker

特集
カテゴリー
タグ
メディア

共働きの場合、収入はどう管理すべき?

共働きの場合、収入はどう管理すべき?
Image: Lifehacker US

ダブルインカムのカップルの場合、1つにまとめる以外の方法で家計を管理するにはどうすればいいでしょうか? 銀行口座やクレジットカードを複雑な方法で管理している人もいれば、反対にまったく何もしていない人もいるかもしれません。アプリや自動化を活用する方法もあるはずですが、メジャーな予算管理アプリだと、こうした機能はいまひとつです。

ではどうしたらいいのでしょうか?

個々に違う問題

ダブルインカムの家計の管理は一筋縄では行きません。カップル向けの家計管理アプリ『Honeydue』を開発したEugene Park氏によると、平均的なカップルは16種類の金融口座を持っているそうです。でも、質問者のBruenigさんも指摘しているように、このプロセスをもっと簡単にできるワザはたくさんあります。

カップルの家計管理においてもっとも重要なのは「透明性」です。2人ともが資産状況を知る必要があり、どちらか一方が金銭的な責任のすべてを負うべきではありません。パートナーの収支を1セント単位で把握しなければならないわけではありませんが、相手の大まかな残高は知っているべきです。請求書に関することや、どちらが何を払うかについてもオープンに話し合うべきです。

請求書の支払いや投資の管理、資産管理の専門家への相談など、役割をどのように分担するか決めておきましょう。

Ameriprise Financial社でファイナンシャル・アドバイス・ストラテジー部門のバイスプレジデントを務めるMarcy Keckler氏はそう言っています。

共同名義の口座をつくって、共通の支出にはそれを使い、個人的な買い物にはそれぞれの口座を使ってはどうでしょうか。そうすることで請求書の支払いが楽になりますし、それぞれが好きにお金を使う自由も得られます。

『Mint』をはじめとする個人向けの家計管理アプリは、複数ユーザーにとっては使い勝手が悪いものです。そこでPark氏は、それぞれが自分の好きなアプリ(『Mint』や『Clarity Money』など)を使って自分のお金を管理する一方で、共同の口座を見たり、支払いのリマインダーを設定したりといったことには『Honeydue』のようなアプリを使う方法をすすめています。請求書をどのように分担するのかが決まったら、できるだけたくさん自動化してしまいましょう。

相手とシェアしてもいいと思う情報だけをシェアできるようになっているところも、『Honeydue』の良い点です。シェアしたい口座(共同名義の口座や、個人名義の当座預金・普通預金口座など)を選び、残高だけをシェアするのか、実際の取引データもシェアするのかを選択します。また、個々の支払いについてパートナーに質問することもできます。

もう1つの方法は、昔ながらのスプレッドシートを使った管理です。共同で作成できますし、2人ともが簡単にアクセスできるところも助かります。既成の予算シートを使って家計管理ができる有料サービスを提供するTiller Money社の設立者Peter Polson氏は、初めて共同で家計管理をするカップルに、以下の設定をすすめています。

  • パートナー1の収入
  • パートナー2の収入
  • パートナー1の支出
  • パートナー2の支出
  • パートナー1が払った共同の支出
  • パートナー2が払った共同の支出

「双方がすべてを確認できます」とPolson氏は言います。

お金について定期的に話し合う方たちも、こうしておくと共同の支出に着目できます。今の支出は適切だろうか、2人の間のバランスはきちんととれているだろうか、といったことが確認できるのです。

上記のアウトラインを参考にして、自分たちで表をつくってもいいですし、『Tiller』などのアプリを利用してもいいでしょう。『Tiller』はあなたのファイナンシャルデータを、予算管理アプリと同じように毎日アップロードしてくれますから、あなたとパートナーの収支を確認すると同時に、その傾向を把握することもできます。以下は『Tiller』で作成したページのサンプルです。

qctnvmu7f2yuzhbpyrdd
Image: Tiller Money

こちらはもっと詳細な内訳です。

tlyjjlydbiaqtx3jiteg
Image: Tiller Money

この方法はフレキシブルさがポイントです。自分の予算シートを作成することもできますし、『Tiller』のテンプレートを使うこともできます。どのように作成して、どのカテゴリーを適用するかを、あなたとパートナーが決められるのです。

数カ月間にわたって、スプレッドシートを使って家計を管理したり、アプリで支出傾向や請求書の支払いを観察したりしていると、貯蓄や投資の可能性にも気づけるでしょう。繰り返しますが、自分たちの選択肢についてパートナーと率直に話し合いましょう(軽くワインなど飲みながらがいいかもしれません)。

「ほとんど利息のつかないお金が共同名義の口座に入りすぎていると思う方たちは、緊急時用の預金口座をつくるいい機会です。まだつくっていない人は、口座を開いて3~6カ月分の支出を賄えるだけの現金を入れておきましょう」と説明するのは、『The Money Navigator』の著者でファイナンシャルプランナーの資格を持つPaul Bennett氏です。

この口座をつくっておくと、長期の投資プログラムをはじめられます。そうしないと、お金を塩漬けにしているだけになり、購買力はどんどん落ちていってしまいます。

旅行や新しいソファーのために貯金しているなど、お金に関する共通の目標に向かってがんばっている方たちは、『Digit』や『Simple』などのアプリを試してみましょう。個人向けにつくられてはいますが、2人ともログインできるようにすれば、収支を簡単に管理できます。

アプリやスプレッドシート、あるいはその両方を組み合わせて、1番良いと思う方法を使ってみてください。


【アンケートに答える】(別ページでアンケートが開きます)


Image: Lifehacker US, Tiller Money

Source: Honeydue, Tiller Money, Amazon, Simple

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

訳:浅野美抄子/ガリレオ

swiper-button-prev
swiper-button-next