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不要な本をご近所さんとシェア。小さな無料図書館を開設する方法

不要な本をご近所さんとシェア。小さな無料図書館を開設する方法
Image: Bill Smith/Flickr

家の近くでこんな箱を見かけたことがあるかもしれません。多くのものは、教室が1つしかない校舎のような形をしています。すぐ奥にある家のミニチュア版になっているケースもよくあります。2010年以降、世界80以上の国々の書籍愛好家たちが、6万以上の小さなLittle Free Library(小さな無料図書館)を開設しています。非営利団体「Little Free Library」のメディア・プログラミング担当者Margret Aldrich氏によると、こうした小さな無料図書館は、純粋に本を無料で交換するために設置され、「読書への愛を鼓舞し、コミュニティーを構築し、個人の創造性を発揮する」役割を担っているそうです。

世の中には本を交換するさまざまな方法がありますが、この「小さな無料図書館」を試してみたいなら、Little Free Library(LFL)が教える以下のアドバイスを参考にしてください。

安全かつ合法的に設置できる場所を見つける

カンザス州で1人の少年が体験したように、図書館の設置が地方自治体の都市計画法に抵触するケースがわずかですが存在します。とはいえ、自分の地域ですでに小さな無料図書館がいくつか設置されているか、私有地内に設置する(土地を自己所有しているか、所有者の許可がある)なら大丈夫です。LFLによると、「小さな図書館に関する法的問題を検討してきた都市のほとんどが、この文学運動を全面的に支援するという答えを出しつつあります。別の場所に移動を命じされた図書館はあっても、閉鎖を命じされた図書館はありません」ということです。

自分で管理できない場合は執事(管理人)を指名する

小さな無料図書館を清掃・管理し、活動を盛り上げてくれる人間が必要です。地域の「執事」たちと関係をつくれば、刺激を受けたり、援助やアドバイスをもらうことができます。小さな無料図書館をうまく運営していくためには、そうしたサポートが不可欠となります。

小さな無料図書館を購入、または自作する

小さな無料図書館のハンドメイドの組み立てキットや、完成品や支柱を、Little Free Libraryのショップで購入することができます。価格は149ドルから2500ドルで、すべての売上はこの非営利団体への支援となります。

自作したいなら、LFLのウェブサイトから、図面付きの製作指示書を入手できます。もちろん、オリジナルなものを自分で設計してもかまいません。箱の形、装飾、すべてはあなたの自由です。Aldrichさんによれば、「ロボットみたいなものから、宇宙船、ニワトリの形をしたものまで実にさまざな小さな無料図書館がある」そうです。ハリーポッターの魔術学校そっくりの図書館もあります。

さらに刺激を受けたければ、ニューヨーク市の建築家たちが、Architectural League of New YorkPEN World Voices Festivalで制作したすばらしいデザインの図書館をチェックしてください。

図書館を登録する

Little Free Libraryという名称を使いたいなら、40ドルを支払って、あなたの図書館を登録してください。登録すると、図書館に取り付ける、固有番号が付与された公式サインボードが送られてくるほか、LFLワールドマップに追加されます(LFLから組み立てキットや完成品を購入した場合は、価格に登録料が含まれます)。

オープニングセレモニーを開く

LFLは、プレスリリースを送り、ソーシャルメディアで図書館の開設を告知したあと、たくさんのお菓子とリボンカットでオープニングセレモニーを開くことを奨励しています。ぜひセレモニーを開いてほしいと思いますが、そこまでするのは大変だという人でも大丈夫です。地域の書籍愛好家たちが、必ずあなたの新しい図書館を覗きに来て、本を手に取りページをめくることで、小さな図書館の開設を祝ってくれるはずです。


Image: Bill Smith/Flickr

Source: Little Free Library, The Lead, Pen America, Architectural League of New York

Kirsten Akens - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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