
煮込み料理が多くなる季節ですね。シチューやカレーなどを作るときに気になるのが、肉を煮ると出る灰汁(アク)。アク取りにはお玉を使う人も多いかと思いますが、旨味の出たスープや油まで取ってしまうことになります。
『ポアソンキッチン あくとりブラシ』なら、鍋の中をさらっと撫でるだけで、アクだけを取り除けます。
アクだけを取り、スープが少なくならない

『あくとりブラシ』の素材は馬毛100%。使用前にはブラシ部分を熱湯で洗浄します。筆者の場合、やかんで沸かしたお湯をブラシ部分に流しかけておきました。
この日のメニューはハッシュドビーフです。調理の手強い相手となるのは、赤身の牛肉から出るアク。
材料が煮立った状態で『あくとりブラシ』をそっと鍋の中へ。水面より少し下、ブラシを食材に少し浸すような感覚で入れます。
水面上のふわふわしたアクは、ブラシで食材を撫でるようにして吸わせると良いでしょう。ブラシなので、柔らかい食材もくずれません。
すすぎ洗いしながら取りたい量がとれる

一度でアクがすべて取り除けない場合には、ボウルに水を張り、ブラシをすすぎながら使います。
手入れの方法は熱湯をかけるだけ

使用後には再び熱湯をかけて洗い、水気をよく切り、吊るして乾燥させておきます。なお、漂白剤の使用は避けてください。
『あくとりブラシ』を販売している株式会社マーナの前身は、明治時代に「刷毛(はけ)」の製造販売からスタートしています。馬毛をアク取りに使うのは、老舗ならではのアイデアといえるでしょう。
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Photo: 藤加祐子
Source: マーナ
藤加祐子
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