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快眠のカギは、睡眠時間ではなく「睡眠機会」の確保

快眠のカギは、睡眠時間ではなく「睡眠機会」の確保
Image: Rido/Shutterstock.com

読者のみなさんも、これまでにさまざまな安眠のコツを試してきたことでしょう。午後になったらカフェインを断ち、ブルーライトが目に入るのを避け、夜はぬるめのお風呂に入り、布団に入る前にちょっとしたストレッチをする、といったワザです。それに、朝スッキリと目覚められるよう、起床時刻から睡眠時間を計算してベッドにもぐりこむのですよね。それでも、どういうわけかよく眠れないことはあるものです。

そんな人には、ウェブメディアThe Cutで紹介されていた、安眠のための新しい発想が役立つかもしれません。これは、睡眠を研究する科学者Matthew Walker氏が著書『Why We Sleep(私たちはなぜ眠るのか)』で提唱した、「睡眠機会(Sleep opportunity)」という概念です。睡眠で毎日の疲れをとるために必要なのは、実はこの考え方かもしれません。

睡眠機会は、実際に「寝ている」時間を重視する従来の考え方に代わり、十分な睡眠を得るために必要なベッドで横になっている時間に着目するものです。

ベッドに入ったとたんに眠れるという、いわば「眠りの達人」は少数派でしょう。まあ確かに、横になってからもついインスタグラムを見てしまう私たち自身の問題もあるのかもしれませんが、ともかくWalker氏によれば、ベッドに入ってから実際に眠りに落ちるまでの時間をあらかじめ計算し、その時間も含めた睡眠機会を確保するのが、快眠への近道だということです。

また、目覚ましが鳴る20分前に飼い犬が「散歩に連れて行け」と鳴き出すのなら、その時間も睡眠機会に加えておきましょう(あらかじめカウントしておけば、「ああ、犬が鳴いている。また寝不足になってしまう」といった不安を断ち切ることができ、これも安眠に効果があります)。

Walker氏自身は、きっちり8時間の睡眠機会を確保しているそうです。それだけの時間があれば、少し眠れなくても、十分な睡眠がとれることがわかっているので、不安がなくなるとのことです。人によって、必要な睡眠時間は違いますから、理想的な睡眠機会も異なります。でもこのように、「最初からバッファとなる時間を組み込んでおけば、睡眠時間を確保しやすくなる」というのが睡眠機会の考え方なのです。


Image: Rido/Shutterstock.com

Source: The Cut, Amazon

Jaime Green - Lifehacker US[原文

(訳:長谷 睦/ガリレオ)

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