
年末の大掃除のなかでも、厄介な換気扇掃除。換気扇に付着している汚れは油と空気中のホコリが絡みあったもので、他の汚れよりもベタベタと手強い相手です。特にシロッコファンの場合は細い羽が何枚もあって羽の間隔も狭いため、食器洗い用スポンジでは対処できません。
そこで、シロッコファン専用の『換気扇ファンのおそうじブラシ』で、溜まった油汚れを掻き出してみました。
細い隙間と傾斜にフィット

今回は、『換気扇おそうじブラシ』に台所用洗剤を垂らしてシロッコファンを洗います。柄の部分が湾曲しているため、ファンの傾斜に合わせてブラッシングできるのが最大の強み。
ブラシ/本体ともポリプロピレン製。特にブラシ部分は非常に硬い毛ですので、素手で触ると怪我をする恐れがあります。炊事用の手袋をして作業をしたほうがよいでしょう。
両面の汚れを一気にかき出せる

ブラシの毛は、芯に対して一周ぐるりと付いています。そのうえ毛足の長さはファンの前後にぴったり当たるサイズなので、ファンの両面に付いた汚れを一度にかき出すことができます。
シロッコファンはパッと見で汚れ具合がわかりにくい構造。しかし、これだけの汚れが溜まっていたとは正直驚きでした。
古い歯ブラシを一緒に用意しよう

そんな換気扇掃除がはかどる『換気扇おそうじブラシ』ですが、ブラシに汚れを付けたままではその効率も落ちてしまいます。古歯ブラシでベタベタ汚れを取り除きながら、掃除をするとよいでしょう。
なお、フッ素樹脂加工されたシロッコファンの場合、加工が剥がれてしまう恐れがあります。目立たない箇所で確かめてから使用してください。
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Photo: 藤加祐子
Source: アズマ工業
藤加祐子
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