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パーティーシーンで主役になれる「ドレスシューズ」の選び方

パーティーシーンで主役になれる「ドレスシューズ」の選び方
Photo: Okihiro Mori

年末年始はパーティーや式典など、ハレの日が増える季節ですよね。

足首から上はとっても素敵なのに…どうしてその靴なのか」上司や偉い人を見ていて、そんな腑に落ちない思いをした事はありませんか? 靴の格(ランク)を理解していないと、どんなに高い靴や良い靴を履いても台無しですよね!

男性の正装にタキシード→ディレクタースーツ→ダークスーツなど、きちんとした格付けがあるのと同じで靴にもしっかりとしたTPOがあります

どんなシーンで履きたいかを想像してみて

難しく考える必要はまったくありません。まずは一緒に大まかな靴のランク付けを見ていきましょう。

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Photo: Okihiro Mori

上の写真を見ていただくと右側から左側へだんだんと、よりカジュアルになっているのがお分かりいただけるかと思います。

一番右はタキシードやモーニングに合わせるエナメル素材の一番フォーマルな靴。一方、一番左は色もブルーで、かなり遊びのあるデザインですね。

順番に見ていくと、プレーンなものからだんだんと穴飾り(ブローグ)などが施されているものになり、色も黒からこげ茶(真ん中の靴)、明るい茶色、そして鮮やかな色へと変化しています。

パッと目を引くような目立つ靴を選ぶのも良いですが、やはり各々のシーンで正しい種類を履くことが、一番のおしゃれではないでしょうか。

難しく考える必要はありません。たとえば、こんな風にシチュエーションを想像してみて下さい。

  1. 結婚式に呼ばれてゲストとして履いていくなら?
  2. 会社の式典などでスーツに合わせてきちんと感は出したい、だけどフォーマルになりすぎないようにしたいときには?
  3. トレンドを押さえたお洒落な会場で服装にうるさい友人からも一目置かれたい、主役として目立ちたい。そんなときに選ぶ靴は?

自分がその会場にいる姿をイメージすると、自ずと何が正解かすぐ分かるはずです。

心配になったら「百貨店」へ!

そうは言っても、自分だけで選ぶのは心配だし、どんなお店で選んだらいいのか分からない…そんな人へオススメしたいのが、百貨店の靴売り場に行くこと。字を見てピンと来た方も多いと思いますが、本来、百貨店には百の品物を扱う店という意味があるんです。

私がなぜ百貨店での靴選びをオススメするかというと、幅広い商品バリエーションの中からメーカーに関係なく自分の好みに合わせてセレクトしてもらうことができるから!

また、百貨店では厳しい接客トレーニングを積み、自分の担当の売場にある商品の知識をきちんと持つプロが店頭に立っていることも、買う側にとって大きなメリットですよね。

今回、私が取材を行ったのは銀座三越。場所柄、ドレスシューズにはとても力を入れています。用意されているのは、なんと常時約800種類だそう。敷居が高そうな気がしますが、実は1万円台後半から取り扱いがあるんです。もちろん、一足30万円するようなハイエンドなものもありますよ!

伝えるポイントをしっかり押さえよう!

とはいえ、きちんと自分のイメージに合う靴を店員さんにセレクトしてもらうにはコツがあります。

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Photo: Okihiro Mori

●店員さんが自分の好みに共感してくれそうな人か

いい加減な基準のようで、これが一番大切だと思います。やはり店員さんも人間なので、大前提として自分と気が合いそうな人を選んで声をかけること。売場に入る前に店員さんの服装や付けている小物、他のお客様への接客態度などを観察してみてください。

●どんなシーンで使いたいのか

これは絶対に店員さんに伝えて欲しいポイントです。特に慶弔時に履く靴にはルールがあるので、ちゃんとどんな席なのかを伝えれば、恥ずかしくないものを選んでくれます。一番汎用性が高いのはツヤがありすぎない黒のプレーントゥや一文字の靴です。

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エンツォボナフェ14万400円(税込)
Photo: Okihiro Mori

結婚式やおめでたい席なら、上の写真のようにつま先にワックスでツヤを出すと、より艶感が出せます。逆に弔事や目立ちすぎてはいけない席ではワックスをオフしてツヤを控え目に仕上げれば、さりげなく、品の良い感じにすることができて便利です。このように、どう光らせるなどは店員さんに言えば対応してくれますよ。

ちなみに結構見かけるものの、穴飾りのある靴を格式高い席で履くのは本当はNGです。

●自分のワードローブにあるもので無理なく合わせられるか

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マグナーニ7万200円(税込)
Photo: Okihiro Mori

特に遊びのある色やデザインのドレスシューズを選ぶ際には、靴だけが悪目立ちしないように気をつけてほしいポイントです。大まかに暖色系のものが多いのか、寒色系のものが多いのかだけでも把握しておくと選びやすくなります。

デザイン性の高い靴には、周りの人の注目もおのずと集まりやすいもの。お洒落度の高いパーティーで、さりげなく、でも確実に人と差をつけたいときに履くと主役になれますよ。

こんなサービスがすごく嬉しい

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Photo: Okihiro Mori

今回取材した銀座三越の紳士靴売り場には、ここならではのとっておきの嬉しいサービスがありました。それは、購入した革靴の価格に関係なく、希望すればその場で店員さんが丁寧に靴を磨き上げてくれること。

革靴は作られて売場に並べられるまでに、どうしても乾燥してしまいます。そのまま履くとどうしてもベストなコンディションでないので、靴が傷みやすくなります。でも気に入った靴なら、少しでも長く履きたいはず!

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パーティーに履いて行きたいということを伝えれば、少し時間をかけてつま先がピカピカに
Photo: Okihiro Mori

洋服とのコーディネートを見るためにパーティー当日に靴を購入する場合や、履いていた靴が急に壊れてしまったときなども、履く前に「ファーストケア」をしてもらえるので、とても安心です。ちなみに、このケアは靴磨き専門店に持っていくと1000円~3000円以上はするので嬉しいですね。

スーツやジャケットはサイズ感さえしっかり合っていれば、シワシワになっているなど極端なマイナスポイントが無いかぎり、一目見ただけではあまり違いはわかりません。でも、靴の良し悪しやTPOの間違いは、遠目からでもすぐわかってしまいます。

昔から「時計と靴を見ればその人の暮らしぶりが分かる」と言われているように、常に見られている大切な部分です。自分を安く見られないためにも、きちんとしたアイテムを身に着けたいですね。

ルールが分かると、もしかして意地悪な上司が知らずに変なコーディネートをしているのに気が付くなんてことも増えるかもしれません。ぜひ、フォーマルなシーンが増えるこの季節の参考にしてみてくださいね!

次回は「ここで日本一が決定!プロが技を競い合う、靴磨き日本選手権」をレポートする予定です。お楽しみに!

丸山 尚弓(まるやま なおみ)Facebook

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美人すぎるメンズファッションライターとして活動中。メンズファッションを題材とした自身のFacebookは、コメントが女性目線で分かりやすいと好評で、紹介した商品には問い合わせが殺到する。ファッション初心者を「素敵な男性」へと優しく導くことが信条。またファッションだけでなく「人生を豊かにするライフスタイル」をテーマに、男性としてトータルの魅力アップが目指せる記事を発信している。ライター以外の活動として、メンズブランドの企画やブランディングも行う。特技はコミュニケーション力を活かして外国人ともすぐに友人になること。趣味はタウンウォッチと英語での映画。

Photo: Okihiro Mori

丸山尚弓

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