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クリスマスプレゼントをあげないという選択肢があってもいい

クリスマスプレゼントをあげないという選択肢があってもいい
Image: sarsmis/Shutterstock.com

慌てさせるつもりはありませんが、クリスマスはすぐそこまで迫っています。そして、あれこれと憶測するつもりはありませんが、あなたはまだ、両親や兄弟、甥や姪、友人や恋人に贈るプレゼントを買わなくちゃ!と思っているのではないでしょうか。いつもスノードームをくれる親戚のおばさんや、会社のシークレットサンタや読書クラブのプレゼント交換用のギフトなどなども用意する必要があるかもしれません。

あなたの脳裏でドルマークとAmazonのブラウザタブが狂ったように踊りはじめたところで、ひとつ別の道を提案させてください。誰にもプレゼントを買わずに、お財布と血圧を守ればいいのです。正直に言えば、それで心も安らぐはずです

プレゼントを贈ることは、理論的にはすてきな行動です。けれど、本当に実践する価値があるケースはめったにありません。相手が遠方の友人や親戚であれば、なおさらです。愛しあい、大切に思いあっているからといって、相手がどんなヘッドフォンやおしゃれな枕を物欲しそうに眺めていたかを知っているわけではありません。それに、「こういうのはあまり好みじゃないけど、でもありがとう!」と言えるだけの親密さがあるともかぎりません。それは仕方のないことです。

でも、ちょっと考えてみてください。いったいなぜ、わざわざお互いにそんな思いをさせているのでしょうか? その代わりに、みんなでこの儀式をやめてしまってはどうでしょう? そうすれば、それまでとは違う祝日気分を味わえるのでは?

これを愛する人たちに提案したら、「スクルージ(『クリスマス・キャロル』の主人公である”守銭奴”)」のレッテルを貼られてしまうかもしれない。そんな想像をして寒々しい気持ちにならないように、ここでいくつか代案を紹介しておきます。たとえば、お金を貯めてグループ旅行に行く(昨今では、この手の体験が大人気なのをご存じでしたか?)とか、それぞれがお気に入りの慈善団体を選んで寄付をしあうというのはどうでしょうか。

相手が恋人なら、2人のためになるもの(高級コーヒーメーカーでも夜遊びでも)にカップルとして投資することを提案してみてもいいでしょう。米LifehackerのNick Douglas氏にならって、シークレットサンタによるプレゼント交換を家庭内で催すという手もあります。そうすれば、全員がひとつずつプレゼントを買うだけですむので、プレゼントをめぐる狂騒を少なくともいくらかは和らげられます。この方法なら、あらゆる問題が解決します。

それから、1番過激な代案を紹介しましょう。それは、まったくお金を使わないことです。結局のところ、愛情や感謝、お祭り気分を表現する方法はほかにもたくさんあるのです。大量のプレゼントを交換するかわりに、愛する人と一緒にツリーを飾り、豪華な料理をつくり、クリスマスらしい曲に耳を傾けてみてはどうでしょうか。ドライブがてら、近所のイルミネーションを見てまわってもいいでしょう。相手が遠くにいるのなら、Skypeでの会話や手紙、Facebookの投稿が使えます。ほかにも、消費主義とは関係のない「人と人とのつながり」はいくらでもあります。それは文字どおりきれいに包まれ、リボンで飾られているわけではないかもしれませんが、ドクター・スースの絵本に登場するグリンチが学んだように、クリスマスはたぶんお店で買えるものではないのです

とはいえ、プレゼントそのものが必ずしも問題というわけではありません。あげたくてたまらないのなら、そうするべきです! 特に、恩師や郵便配達員、身近な子どもたち、職場での親友など、本当に感謝したい相手にならプレゼントをするのもいいでしょう。問題は、感謝や愛情の自然な発露としてではなく、ホリデーシーズンだからといって義務的にするプレゼント交換なのです。

今年はプレゼントをやめてみようと考えているなら、いますぐ行動を起こしましょう。忘れてはいけない大切なポイントは「やめる」ではなく、新しい何かをはじめるチャンスと捉えることです。相手の気持ちに対処するための心構えをしておく必要はありますが(たいていの人はあまりにもプレゼントに慣れきっていますから)、おそらくあなたが思っているほど腹を立てる人はいないでしょう。特に、楽しい祝日の儀式を追放するのではなく、まっさらで新鮮な解釈を加えるという心持ちで臨めばそれほど怒られることはないはずです。

「気持ちが大切」という言いまわしは、誰もが好んで使います。ですから、あなたが気持ちを偽るのをやめたいと思っているにせよ、自分の気持ちをもっと良く表せる方法を見つけたいと考えているにせよ、誠実に祝日を迎えようとするあなたを責められる人はいないでしょう。


Image: sarsmis/Shutterstock.com

Source: Splinter, CNBC, YouTube

Caitlin Schneider - Lifehacker US[原文

(訳:梅田智世/ガリレオ)

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