特集
カテゴリー
タグ
メディア

新しい「macOS High Sierra」にアップグレードしていいMacbookの見分け方

新しい「macOS High Sierra」にアップグレードしていいMacbookの見分け方
Image: Denys Prykhodov/Shutterstock.com

新しい「macOS High Sierra」のインストールをためらっていませんか?

今回は、MacOSをアップグレードすべきか迷っている人のために、検討すべきポイントと、アップグレードをよりスムーズにするためのヒントを紹介します。

アップグレードは、とにかく安全第一の姿勢でいくべきです。つまり、互換性の問題や影響がありそうなバグについて事前によく調べなければならないということです。AppleのOSに関していえば、いくつものバグが発見され、その都度修正パッチがリリースされるのが通例となっています。たとえば先日も、High Sierraの最新のアップデート「10.13.1」を適用すると、その直前にリリースしたばかりのセキュリティパッチが事実上無効になってしまうことがわかりました。ユーザーはまたしても致命的な脆弱性にさらされてしまったわけです。その後、この問題に対応するさらなる修正パッチがリリースされ、最終的には「rootログイン問題」は解決していますが、ほかにもまだこうしたバグがあるのではと心配になっている人は、High Sierraへのアップデートを見合わせるのも悪い考えではありません。

以下に、今回のアップデートだけではなく、Appleの最新のMacOSやiOSをいつアップデートすればいいかについて、一般的なガイドラインを解説しますので、頭に入れておいてください。

アップグレードすべき人(すべきでない人)

MacOSをアップデートすべきなのはどんな人でしょうか? シンプルな回答は、5年以内にリリースされたMacを使っている人、ということになります。新しいOSは基本的には機能が改善されていますが、低スペックの古いマシンにとっては、動かすだけでも大変な負荷がかかってしまいます。Core 2 Duoプロセッサを搭載した2010年のMacBookは、昨年リリースされたばかりのMacBookと同じようには負荷をこなすことはできません。基本的に、メモリが最低8GBあり、SSDを搭載した最近のMacならOSをアップデートしても問題はありませんが、それでもハードウェアのアップデートが必要となる可能性はあります。

Appleのスマートフォンも同じです。2〜3年前に買った少し古いiPhoneを最新のiOSにアップデートしたことがある人ならわかるはずです。最新のハードウェアを活用するためだけに作られたあまり意味のない新機能のせいで、OS全体の動作がすっかり遅くなってしまったと苦々しく感じたことがありませんか?

あなたのMacBookやiOSデバイスが古いのであれば、OSのアップグレードは見合わせたほうが賢明です。5歳以上のデバイスはヴィンテージ製品だとApple社は考えており、正規のサポートを受けることができません(カリフォルニア州とトルコは例外)。また、Appleは7歳以上のデバイスはオブソリート製品(時代遅れ製品)だとみなしています。

自分のMacがHigh Sierraに対応するか知りたい? 以下、どの機種のどのモデルがHigh Sierraに対応するかを簡単にまとめておきます。

iMac (2009 年後期以降に発売されたモデル)

MacBook(2009 年後期以降に発売されたモデル)

MacBook Pro(2010 年中期以降に発売されたモデル)

MacBook Air(2010 年後期以降に発売されたモデル)

Mac mini(2010 年中期以降に発売されたモデル)

Mac Pro(2010 年中期以降に発売されたモデル)

OSをアップグレードする前にハードウェアをアップグレードする

あなたのMacがHigh Sierraに対応していたとしても、スムーズに動作するだけのスペックを備えているとはかぎりません。メニューバーのAppleロゴをクリックして、[このMacについて]を選択すれば、自分のMacのハードウェアの詳細がわかります。ここで、メモリ、ドライブの種類、シリアルナンバーといったシステムの概要を見ることができます。

メモリ不足だったり、まだ機械式のハードディスクドライブのMacを持っているなら、OSをアップグレードする前に、ハードウェアをアップグレードする必要があります。内部のコンポーネントをアップグレードすれば、マシンの動作も速くなり、新しいOSが求める高い処理能力を手に入れることができます。

ハードディスク:伝統的な回転式のハードディスクをまだ持っているなら、もう捨てるべきです。ハードディスクは、その機構のせいで、Macの部品の中でも最もスピードが遅く、マシンの起動や写真の読み込みをイライラしながら待つハメになる1番の原因となっています。ですので、この機会にハードディスクをSSDに交換してしまいましょう。

SSDは機械的に動く部品が含まれていないため、ハードディスクより何倍も速く動作し、Macのパフォーマンス全体が大幅に向上します。マシンの起動も数分ではなく数秒になり、写真も一瞬で読み込まれ、消費電力も少なくなります。

メモリ:Macはメモリが足りなくなると、メモリより低速のハードディスクにデータを格納しはじめます。その結果、マシン全体のスピードが落ちてしまいます。また、機械式のハードディスクからSSDに交換してあっても、メモリが少なければ、タスクがメモリが空くのを待つ時間の分だけ処理に遅延が生じます。

MenuBar Stats 2』のようなアプリをインストールすると、MacがどれくらいのメモリとCPUパワーを消費しているかを監視することができます。メモリが足りないと感じたら、自分でメモリを増設してみましょう。作業の難易度は、ハードディスクの交換と同じくらいです。リペアショップに持ち込んでもOKです。メモリが増えれば、写真を何枚も同時に開いたり、サイズの大きな動画をすばやく編集したり、一度にたくさんのアプリを開いておくことができるようになります。


Image: Denys Prykhodov/Shutterstock.com

Source: Apple(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7), Seense

Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文

(訳:伊藤貴之)

swiper-button-prev
swiper-button-next