英語ネイティブにとって、日本語は最も習得困難な言語の1つ:調査結果
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新しい外国語を習得したいと思いますか? 「こんにちは」や「ありがとう」だけでなく、外国に住めるくらい本当にきちんと習得したいですか?
本気で習得したい人には、外国語が堪能になるまでにかかる時間が長い言語、短い言語のカテゴリーをご紹介しましょう。ただし、英語を母語とする人にとってのデータです。
米外務職員局によると、英語を母語とする人にとって、世界の言語の難しさはカテゴリー I 〜 IV の4つのレベルに分類されます。カテゴリー I が習得するのがもっとも簡単で(もしくは時間がかからない)、カテゴリー IV がもっとも難しい言語です。英語を母語とする人にとって、習得するのに1番時間がかかるのはこの言語です。
- アラビア語
- 中国語(広東語もしくは北京語)
- 日本語
- 韓国語
これらの言語は、最高の習熟度レベルに届くまで、もしくは話すのと書くのがどちらも5段階中3以上のレベルになるまで、2200時間という途方もない数のクラスを受けなければなりません。外務職員局の集中コースを受けるとしたら、約88週間かかります。独学で学ぼうとしたら、それ以上はかかるでしょう。何千もの文字を使うことも含め、まったく異なる文法を学ばなければならないことが、習熟がとても難しい原因です。
2200時間も時間をかけられないという人には、習熟するのに時間がかからない言語をご紹介します。
- デンマーク語
- オランダ語
- フランス語
- イタリア語
- ノルウェー語
- ポルトガル語
- ルーマニア語
- スペイン語
- スウェーデン語
このようなカテゴリー I の言語は、英語に近いと言われている国際語と考えられているものです。これらを習熟するには、たったの600〜750時間クラスを受けるか、約24週間の集中コースを受ければいいのです(フランス語だけ例外で約30週間必要です)。参考までにカテゴリー III は、英語を母語とする人にとってほとんどが「言語的に、かつ/もしくは、文化的に非情に異なる」国の言語です。全部で50言語あり、習熟するには1100時間のクラスを受けるか、約44週間の集中コースの受講が必要です。
Image: Bridget Coila/Flickr
Source: U.S. Department of State(1, 2)
Patrick Allan - Lifehacker US[原文]
(訳:的野裕子)
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