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レストランのウェイトスタッフがあなたに知ってもらいたい8つのこと

レストランのウェイトスタッフがあなたに知ってもらいたい8つのこと
Image: Flapitou/Flickr

先日、米Lifehackerでは外食サービスで働いていた人たちに「自分たちの仕事に関して、レストランに来る客に知ってもらいたいことを教えてください」と呼びかけました。結果、素晴らしい回答の数々をいただきました。この記事を読んで、食事の注文の仕方にはじまり、ウェイトスタッフをどう扱うべきかを学んで、どこへ行っても恥ずかしくないお客になってください。

1. ウェイトスタッフは召使いではない

誰かからグラスに水を注いでもらうのは素晴らしい体験ですが、それは彼らがあなたより劣っていることを意味するわけではないとTodd T Squirrelさんは言っています。

一番に言いたいのは、私がサービスの仕事をしているからといって、あなたが私より優れていることを意味するわけではないということです。あなたは私たちのレストランのゲストにすぎません。ゲストらしく振る舞ってください。

lmoneyfresh666さんも同じ意見です。

まったくそのとおりです。どうしてウェイトスタッフは最下層の仕事だとみなされるのでしょうか。少なくとも私が一緒に働いたスタッフの半分は、学生か、生活費を稼ごうとしている母親でした。もちろん、レストランで働いている人のなかにはいかがわしい人たちもいます。でも、大多数は生計を立てるためにがんばっているんです。外食サービスでもまずまずの収入にはなりますし。

誰もがウェイトスタッフを粗末に扱うわけではありませんが、映画の登場人物の振る舞いをまねたりはしないようにとDotardTrumpさんは言っています。

映画を見てレストランのエチケットを学んだ人たちが大嫌いでした。指を鳴らす、伝票を空中でゆらゆら揺らす、ワインコルクの匂いを嗅ぐ…。

とはいえ、本当に最悪なのは、ウェイターやウェイトレスにあまりにも馴れ馴れしくする客だとriver-whyさんは言います。

言うまでもないことですが、ウェイトスタッフにセクハラをしてはいけません。

StarryNight17さんは、男性の客はよく勘違いをして問題を起こすと言っています。

ウェイトレスはあなたに優しくすることでお金をもらっていることを忘れないでください。ウェイトレスがあなたにほほえみ、あなたの冗談で笑ったとしても、それはあなたに気があるというサインではありません。彼女が家賃を払えるかどうかが、あなたに礼儀正しくフレンドリーにできるかどうかにかかっているだけです。それ以上の意味はありません。

そして、どんな事情にせよ絶対に守るべき根本的なルールをIthinkHamNoblockedmeが説明しています。

スタッフに手を触れてはいけません。呼び止めるのに腕を掴んだりしないでください。話しかけるときに腕を触るもNGです。それは失礼だし、気持ちが悪いことです。

ウェイトスタッフとやりとりするときに、心に刻んでおくべき基本的なルールが1つある、とlmoneyfresh666さんは言っています。

単純なことです。「仕事をしている普通の人として扱う」ということです。ときどき、ショッキングなほどにウェイトスタッフを粗末に扱う人がいます。なぜそんなことをするのか理解できません。私が一緒に働いていた人たちのほとんどは、生計を立てようとしているごくまっとうな人たちでした。

2. 料理が遅れているのはウェイトスタッフのせいではない

注文をとり料理の準備ができたらそれを運ぶのがウェイトスタッフの仕事ですが、その間の時間に行なわれていることについては、彼らにはどうすることもできないとforgetful burner the third (GDI)さんは指摘しています。

ウェイトスタッフは料理そのものについては何もすることができません。レストランやシェフにぶつけるべきフラストレーションを、ウェイターやウェイトレスにぶつけるのはやめてください!

hambubger87さんも次のように話します。

料理が出てくるのに時間がかかっている場合、ウェイトスタッフにどうなっているのかを尋ねてもかまいません。でも、彼らを責めないでください。おそらくはキッチンがドタバタしているか、注文伝票が山積みになっているのです。ウェイトスタッフもあなたと同じように、料理ができるのを今か今かと待ちわびているのをどうか理解してください。

時間帯も大いに関係があります。Mercenary Chefさんは、ランチやディナーで混雑する時間帯にレストランに行けば、待たされる時間もそれだけ長くなると指摘します。

ピークタイムに行って、通常15分でできる料理を注文したとしたら、最低30分は待つことを覚悟してください。調理スペースは限られています。注文が殺到していれば、あなたの料理はウェイティングリストに入ることになります。ですので、ぜひくつろいで、デート相手と会話を楽しんだり、本を読んだりしながら気長に待っていてください。

3. 何が欲しいか、何が必要かを明確にする

レストランのスタッフはあなたから得た情報を頼りに仕事にとりかかります。ですので、何が欲しいかを明確にしてください。Rangalaxy17さんが指摘するように、飲み物だけで食事は要らないときはそのことをはっきりと伝えてください。

食事をしないときは、そう言ってもらえると助かります。そうでないと、スタッフは食事の注文がないか確認するためにテーブルに何度も足を運ばねばなりません。そして、あなたは、「なぜまた来たの?」という目で私たちを見るのです…。

MikeHerbstさんは、注文する前に、どう料理してほしいか考えておくように、とアドバイスしています。シェフはあなたの心を読むことはできません。


お肉をどの温度で調理してほしいか、また、その温度の場合、どの切り方が最適なのかを把握しておいてください。よくわからないなら、シェフに任せてください。

とはいえ、理にかなったリクエストはOKだとChris Murrayさんは言っています。

評判の良いキッチンなら、理にかなったリクエストには答えてくれます。ただし、頼む時は要求を明確にしてください。そして、どんな理由にせよリクエストに答えられない時は、理解を示してください。

MikeHerbstさんも同じ意見です。

料理に特別な配慮が必要な場合はウェイトスタッフに知らせてください(ただし、理にかなったリクエストに限る)。基本的に、重要なのは頼み方です。礼儀正しく、命令口調ではなく丁寧にお願いをすれば、多くのレストランでは時間や器材、食材などの条件が許すかぎり、リクエストを叶えてくれるはずです。

たとえあなたには理に叶っていると思えても、答えられないリクエストもあるとMercenary Chefさんは説明しています。

どんな高級レストランでも、ディナータイムの忙しい時間に料理をタイミングよく出していけるように、事前にたくさんの仕込みをしているものです。ソースは基本的に一度に大量に作ります。あなたに嫌いな食べ物があったとしても、あなただけのために特別なサービスをするわけにはいきません。

不確かなことがあるときは、ウェイターやウェイトレスに尋ねてほしいとLalieさん。

質問をしてもOKです! 後で怒られるより、質問してもらうほうがずっとましです。以前、アメリカーノを私に投げつけた人がいました。彼はフラペチーノみたいな味を期待していたようです…。

また、自分がどういうものが欲しいかわからないときは、それについて質問してもかまわない、とStarryNight17さんは言っています。

欲しいものがわからないときは、質問してください。私たちのゴールはあなたにおいしい食事を提供して、笑顔で帰ってもらうことです。尋ねてもらえば、それぞれのメニューについて、ほかのゲストやウェイトスタッフが何と言っていたかを教えてあげられます。

ウェイトスタッフが質問を返しても、怒ったりしないでほしいとIthinkHamNoblockedmeさん。

私が質問を返したときに、気分を害したり、妙に勘ぐったりしないでください。私はただ、あなたの質問を正確に理解しようとしているだけです。

4. 嫌いな食べ物をアレルギーだと主張しない

食物アレルギーを持っているなら、ウェイトスタッフに言って、調理スタッフに伝えてもらうことが重要です。ただし、嫌いな食べ物があるからといって、アレルギーかのように言うのはやめてくださいとAbsotivelyは訴えています。

嫌いな食べ物をアレルギーかのように言わないでください。キッチンはどちらのリクエストにも答える準備がありますが、アレルギーに対応するのはずっと手間がかかります。嘘の理由でキッチンの手間を増やすのは、最悪の行為です。以前、シーザードレッシングに何が入っているかを説明したとたん、卵アレルギーが消えてしまったお客がいました…。

今流行のダイエットに合わせるためにそうしているとしたら、まさに最悪の行為だ、とMercenary Chefさん。

流行を追いかけるためにアレルギーや過敏症を捏造するのは、キッチンスタッフから一番嫌われる行為です。本物のアレルギーなら、調理台や調理器具を消毒しなければなりません。そのために作業は中断され、全体的な流れも滞ることになります。コリアンダーが嫌いなら、ただ嫌いだと言ってください。礼儀正しくリクエストすれば、私たちはよろこんで代わりのものを考えます。

騙し通せると思うかもしれないが、スタッフはおそらく気づいているとpandorasmittensv.3.2さんは言っています。

私たちは、その客が本当にアレルギーや過敏症があるのか、ただ嫌いだというだけでわがままを言っているのかを見分けることができます。嘘をつかないでください。

5. 「閉店時間」はラストオーダーの時間ではない

閉店時間の10分前に滑り込むのは、望ましいことではありませんが、それほど悪いことでもありません(表向きは開店中ですから)。でも、けっして長居すべきではないとChris Murrayは言っています。

閉店時間は、ラストオーダーの時間とは違います。あなたがドアから出ていくべき時間です。あなたに多少の猶予が必要なことは私たちも理解しています。でも、私たちにも家族があり、生活があります。このあと別の仕事に向かわなくてはいけない人だっています。

lmoneyfresh666さんも次のように言っています。

多少時間を延長されても、こちらもいろいろと片付けの作業がありますので、それほど気にはしませんが、食べ終わっているのにダラダラと長居をするのはやめてください。私は忍耐強いほうですが、わずかなお金のために夜を台無しにされるのはお断りです。

6. その席に案内されたのには理由がある

良い席に座れるに越したことはありませんが、そうじゃない席に案内しなければならないこともあります。pandorasmittensv.3.2さんがその理由を説明しています。

ウェイトスタッフの間で売上が均等になるように、案内係が客を分散して案内することがよくあります。特定の席にどうしても座りたいときは、案内されてから文句を言うのではなく、あらかじめ席を予約しておきましょう。また、席がたくさん空いている場所があっても、どうしてあっちに座れないんだと言ってゴネたりしないでください。おそらくそのセクションはクローズしているか、パーティーのために予約されているのです。

特定の席に座ることがあなたにとって本当に重要なのであれば、席に案内される前にそう言うべきだとRangalaxy17さんは言っています。

席についてリクエストがある場合は、席に案内されてからではなく、入店時に言うべきです。

7. キッチンスタッフが料理にツバを吐きかけることはありえないが、ほかの方法で復讐することはある

映画やテレビで、キッチンスタッフが客に出す料理に、とんでもないことをするシーンがよくありますが、実際、そんなことはまずありえないとStarryNight17さんは言います。

料理にツバを吐く人などいません。安心してください。私はさまざまな場所で何年間も外食サービスに携わってきましたが、実際にそうしたことがあったと聞いたことは一度もありません。たいていキッチンには大勢の人がいるし、そんなことをすればとんでもない罰を受けることになりますから。

とはいえ、あなたが本当に無礼な人間である場合は、レストランスタッフは別のことをするだろうと彼らは言っています。

復讐は婉曲的に行われます。注文を仰々しくマニュアル通りにとったり、一番悪い席に案内したり、あなたのデートを台無しにするような言葉をかけ、あなたが必死に取り繕おうとしているときに、さらに追い打ちをかけたりします。

Mercenary Chefさんは、スタッフに横柄にするのは一番嫌われる行為だといいます。スタッフは何らかの方法で仕返しをするのだとか。

私たちはナイフ、火、簡単に汚染できる商品を扱っています。私たちの多くはマルチタスクが得意ですが、客からムカつくことを言われると、ミスや”アクシデント”が起こりやすくなります。もし、調理人がキッチンドアのところに立って、ダイニングルームを見ているとしたら、店内にゲス野郎がいると言われて、顔を見に出てきている可能性があります。私たちに復讐の炎を燃やさせることのないようにしてください。

8. 会計を別にするように頼むのはOK。ただし早めに言うこと

これはかつては大変な苦痛をもたらしていましたが、POSシステムのおかげでずいぶん負担が減りました。会計を別にするように頼んでも何ら問題はありません。ただ、早めに言ってほしいとIthinkHamNoblockedmeさんは言っています。

会計を別にしたいなら、最後ではなく最初にそう言ってください。食事が済んでから言われると、別会計の伝票を作り直すために、10分ほど余計に時間がかかってしまいます。また、私たちの方から尋ねることはありません。別会計にするかと尋ねたせいでひどい目にあわされたことが何度もありますから。

とくに、グループの人数が多いときは、必ず事前にウェイトスタッフに伝えてほしい、とpandorasmittensv.3.2さんは言っています。

最後に伝票を分けるのは難しいことではありませんが、グループが6人以上のときは、どうかやめてください。ただでさえ忙しいときに、それぞれの支払額を伝票から抜き出していくのは、本当に大変です。それぞれにお釣りを払わなければならないなら、なおさらです。

おまけ:伝票をもらってすぐクレジットカードを渡すのはOK

最後に、kcunningさんが、私がいつも知りたいと思っていた疑問を呈示してくれました。

食事が終わると、夫はいつも財布をテーブルの上に置いてウェイトスタッフを待ちかまえます。彼らが伝票を持ってくると、即座にクレジットカードを手渡すんです。

夫は、これで問題ない、ウェイターにとってもこのほうが楽なはずだと言います。私は本当にそうなのかな、と思うんです。ウェイターのリズムを乱しているようにも見える(たとえば、先にテーブルに伝票を配り、あとで精算しに回るとか)し、なんとなく失礼なことをしているんじゃないかって気もするんです。

実際、どうしてもらいたいですか?

安心してください。それで何の問題もありません。多くのウェイトスタッフはそのほうが良いと言うだろう、とSenshi34さんは言っています。

なんの問題もありません。ほとんどのウェイトスタッフは、すぐにクレジットカードを渡してもらうほうが、あなたが支払いの準備ができたかを確かめるために数分おきにチェックするより、ずっといいと言うでしょう。「リズムを乱す」に関してですが、ウェイトスタッフは、マルチタスクで臨機応変に対応することに慣れています。ですので、オーダーミスなど緊急な要件がほかにないかぎり、あなたの会計を先に済ませてくれるはずです。

butcherbakertoiletrymakerさんも同意見です。

問題なし。むしろ、支払いの準備ができたか確認するために、何度もテーブルに足を運ばされるよりもずっとましです。

以上になります! これらのポイントを頭に入れておけば、どんなレストランにも自信を持って出かけられますね。


Image: Flapitou/Flickr

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:伊藤貴之)

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