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出張先での朝食はその土地を知るチャンスである

出張先での朝食はその土地を知るチャンスである
Image: Mark Brennan/Flickr

私の出張旅行の楽しみは、滞在ホテルでの朝食です。少なくとも典型的な朝食は、その多くがとても単純な料理ですが、それでも誰かに作ってもらったスクランブルエッグやベーコンの味は格別です。だから、旅行のときは朝食が心から楽しみなのです。

先日ニュースサイトのQuartzに、知らない土地を知る手段として、朝食を食べることをすすめている記事がありました。それまで、そんなふうに考えたことはありませんでしたが、思えば自分も長年にわたって実践していたことだと気づきました。

私の場合、旅行というとたいていが1人での出張なので、その土地を堪能できる自由時間は1日数時間しかありません。ですからいつも、ホテルのレストラン(あれば)へ行き、ゆっくり座って朝食を摂り、新聞を読み、ピープルウォッチングをしています。

Quartzの記事の著者は、高級ホテルのビュッフェではない朝食をとって、地元の人のサービス精神や感性を観察することをすすめています。それはそれでよいでしょうし、役に立つと思う人はもちろんやってみるべきです。どこで食べたにせよ、重要なのは人と話すことなのですから。

レストランに1人で入ると、よくウエイターやウエイトレスが話しかけようとしてくれます(どのみち話し相手がいないのですから)。彼らとカジュアルな会話をしましょう。地元の方ですか? 今日の空き時間にどこを見るべきでしょうか? といったことを聞いてみるのです。地元の人は、一押しのアクティビティをすすめてくれたり、その時期ならではの地元のフェスティバルやイベントなど、ガイドブックやネット検索では出てこない情報を教えてくれたりします。

諸事情でホテルの朝食ビュッフェになってしまった場合は、オムレツを焼いている人に聞いてみましょう。

そのようなことは、ホテルのコンシェルジュに聞くのが当たり前なのかもしれませんが、そうすると教科書的な答えが返ってきたり、ホテルと関係のある場所をすすめられたりする可能性が高いのです。その点、ウエイターなら、その日、自分だったら何をするかという視点で正直な答えを教えてくれるでしょう。

そうしたおすすめ情報は、タクシーの運転手さんから聞き出すこともできます。私は、出張旅行では、必ずLyft(Uberのような配車サービス)のドライバーとおしゃべりするようにしています。記事で取り上げる醸造所や蒸留所を訪れることが多いのですが、Lyftのドライバーと話をすると、地元の傾向や、バーについて、時には、私の知らなかった新鋭の醸造所の情報まで教えてくれたりします。

これまで出張で一緒だった人たちを見ていると、朝食を取らずに、ペストリーを買って仕事先に急ぐ人がなんと多いことか。朝食は1日で一番大切な食事ですし、旅先では、単なる食事を超えた重要な機会になり得るのです。


Image: Mark Brennan/Flickr

Source: Quartz

Emily Price - Lifehacker US[原文

(訳:和田美樹)

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