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誰かが失敗したら、責めるのではなく教えてあげなさい

誰かが失敗したら、責めるのではなく教えてあげなさい
Image: Franz Venhaus/Flickr

米Lifehackerが人生の役に立つ言葉を紹介するシリーズ「Mid-Week Meditations」へようこそ。ストイックな知恵を探求し、それを使って自らを省みて、人生を好転させましょう。

今週ご紹介するのは、筆者お気に入りのストア派哲学者マルクス・アウレリウスの言葉です。マルクス・アウレリウスは、失敗をした人を指導する気がないなら、責めるのをやめなさいと言っています。

間違っている人がいたら、そのことを親切に教え、その人が間違ったことを教えてあげなさい。それができないのなら、自分自身を責めなさい。あるいは、自分自身も責めるべきではない。

- Meditations, 10.4

この同じ言葉の別の翻訳はこうです。

誰かが間違っていたら、親切に正し、何を間違えたのか教えてあげなさい。しかし、それができないなら、自分自身を責めなさい。あるいは、誰も責めるべきではない。

- Meditations, 10.4

何が言いたいのか

人間は失敗するものです。誰かが失敗すると、それを教えてあげなければと感じます。少なくとも、次は同じ失敗をしないようにする方法を教えてあげたいと思います。しかし、失敗を指摘するだけで、回避する方法を教えないのであれば、非はあなたにあります。良いことをする機会をおろそかにするという選択をしているので、その人ではなくあなたの失敗です。

もちろん、その人に教えてあげることができないのであれば、それは誰も責められません。誰かが犯した失敗は、あなたも簡単に犯す可能性があったのです。

得られる教訓

責めるという行為は誰にとっても良いものではありません。責められた人は落胆し、もう一度やってみようと思わなくなります。責める人は独善的で自分は失敗しないと思っており、その誰かを責めるという行為が、ほかの人を責めてもいいという風潮を生みます。

他人の意見をおとしめ自分を守るような自己中心的な行動によって、その人に比べて自分が上のように見えるかもしれません。ほとんどの職場環境がそうだと思いますが、試行錯誤から学ぶことの多い環境では失敗したという気持ちによって懲らしめられていることがよくあります。指摘され、その感覚を増幅する必要はありません。それに、チームで働いている場合は、一人の失敗は全員の失敗です。

それでも、誰かの失敗を指摘すること自体は問題ありません。結局、誰かが失敗をするまで、多くの人はそのような失敗をすることにも気づいていないのです。

しかし、誰かの失敗を指摘するのであれば、これからその失敗をしないようにする方法を、進んで教えてあげなければなりません。その指導によってその人が学ぶことができ、もう一度やってみようと思えたら、あなた自身もその問題に対する理解がさらに深まり、そのチームで役に立つ人物として良いポジションを確立できます。

ですから、責めるのではなく教えましょう。自分も学習途上で教えることができないなら、身をわきまえて、ただ自分のことを心配してください。

Image: Franz Venhaus/Flickr

Reference: Wikipedia

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:的野裕子)

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