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ダイエット・リアリティ番組「Biggest Loser」出場者は、体重キープのためにかなり運動している

ダイエット・リアリティ番組「Biggest Loser」出場者は、体重キープのためにかなり運動している
Image: Jacob Lund/Shatterstock.com

ダイエットでは運動よりも食事制限に重きを置きがちですが、The New York Timesが伝えるところによると、米NBCのダイエット・リアリティ番組「Biggest Loser」の出場者たちのなかで減らした体重を維持できているのは、日常的にかなりの運動をしている人たちであることがわかりました。では、あなたや私のようにBiggest Loserの出場者ではない人たちにも同じことがあてはまるのでしょうか?

おそらくあてはまらない、と肥満専門家のYoni Freedhoff氏は言います。体重を減らすことに成功した人の多くは、Biggest Loserでやるような短期集中の厳しいトレーニングをしたわけではありません。また、同番組の出場者の多くが、その後、モチベーショナルスピーカーやパーソナルトレーナーを職業としており、収入源を守るために死に物狂いで運動せざるをえないのだ、と同氏は指摘します。

一方、私たちの多くはそれとは反対のプレッシャーにさらされています。収入源となる仕事の時間を確保したうえで、運動のための時間を見つけなければなりません。

Biggest Loser出演者を対象とした研究において、研究者ら(Biggest Loserの出場経験を持つ肥満専門家が1名が含まれる)は、14人の調査対象者を2つのグループに分類しました。1つはいわばリバウンド組で、Biggest Loser出場の6年後には体重がほとんど元に戻っていた人たちです。もう1つのグループは減らした体重をキープしている人たちで、平均で81ポンド(36.7キロ)の減量を維持していました。

研究者らは、聞き取り調査に加えて尿の分析などのいくつかの手法を用い、調査対象者が毎日どれだけのカロリーを摂取、燃焼しているのかをリアルタイムで調べました。結果、減らした体重を維持していた対象者は、そうでない対象者に比べてかなり多く運動をしていることがわかりました。

とくにBiggest Loserの出場者のような人たちに顕著ですが、ご存知のように、大幅に体重を減らすとそのぶん基礎代謝も下がります。つまり、最初に体重を減らすときには食事制限が効果的ですが、減らした体重を維持するには運動が重要だということなのでしょう。

とはいえ、減らした体重を維持しているBiggest Loserの元出場者たちのカロリー消費量は、歩行など適度な運動80分、または激しい運動35分にも相当するものでした。それが「毎日」です。「いくら1日の時間は同じだからといって、彼らと同じような時間の使い方をするわけにはいかない。1日に35〜80分を運動にあてるのは、多くの人にとって現実的といえる範囲を超えている」とFreedhoff氏は言います。

しかし、運動がまったくの役立たずというわけではありません。Freedhoff氏は、体重を減らしたり、減らした体重を維持することに役立つかどうかにかかわらず、軽い運動でも、したほうが健康には良いことを強調しています。

同じことが、健康的な食事や良質の睡眠をとる、飲酒量を適度におさえる、などの良い習慣づくりにもあてはまります。ですので、やはり運動はしてください。ただし、テレビ番組を真に受けるのではなく、自らの判断で。

Image: Jacob Lund/Shatterstock.com

Source: The New York Times, Yoni Freedhoff, Wiley Online Library

Beth Skwarecki - Lifehacker VITALS [原文

(訳:伊藤貴之)

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