
出かける際、サングラスを身に着けようとして気になるのが、外したときどうするか。たたんで襟に引っかけるのもファッションですが、ふとした拍子に落としたら怖いし…。折りたたんでケースに入れるのがベストかもしれませんが、ケースも持ち運ぶとなるとかさばりますよね。
サングラスをかけているときはケースの分だけ無駄な持ち物を持っている気になり、サングラスをケースに入れれば、使ってない物のために、場所がとられている気分に…どうしたものかなこれ。そんな悩みを解決するのが極薄に折りたためちゃうサングラス『ROAV』です。

筆者の持っているのは「BALTO」フレームの「Black & Grapefruit」レンズモデル。このほかにもフレーム形状は6種類ほど、レンズの色も複数の種類が用意されています。どのモデルも紫外線UVAとUVBを100%カットと、サングラスとしての性能もバッチリです。フレームのモデルは違っても、サングラスの重量はどれも15g以下で、着用していることを忘れるほどの軽さも凄いところ。

そして、もっと凄いのが折りたたんだときの小ささです。通常サングラスは、左右のテンプルだけを折りたたむのが一般的。ROAVはそれだけでなく、レンズとレンズの間のブリッジでも折ることが可能なので、かなりコンパクトにたためちゃいます。百聞は一見にしかず、動画で見てみましょう。
Video: roav / Vimeo
同様のたたみ方をするサングラスはこれまでなかったわけではなく、レイバンも同様の箇所で折りたためる「Folding」タイプを出してはいます。でもROAVほど薄く小さく折りたためるサングラスは、これまで存在したでしょうか?
たたんだときの厚さはたったの8.5mm。厚さ7.7mmのiPhone Xと、その差は1mmもありません。
ROAV曰く、「(レイバンの)Folding Wayfarersは4倍近く分厚く、ポケットに入れられるほど薄くない」とのこと。レイバンの折りたたみサングラスは現物が手元にないので実際の比較はできませんが、レイバンFolding Wayfarersはヒンジ部分がネジで留められているスタイル。一方のROAVはネジはなく、折りたたみはメタルフレームをプレス成形した作り。薄さの決め手であるこの機構は、特許出願中でもあるようです。

そう、ヒンジには専用パーツがあるわけではなく、フレーム自体がヒンジの役割を担っているのです。これって地味に凄いことですよね。ヒンジ部分にある角度のついたパーツは、開け閉じする際に心地よい、軽いクリック感があります。

レイバンのFolding Wayfarers専用ケースは、80mm x 66mmとフットプリントこそROAVのケースと似ていますが、厚さは32mmのよう。カバンに入れるには悪くないサイズですが、さすがに3cmも厚さがあるとズボンやシャツのポケットには入れられないですよね。
ROAVの方はといえば、ケースの大きさを実際に測ってみたところ、縦最長部80mm、横63mm、厚さは12mm。ズボンのウォッチポケットにも完全にではないにしろ入れられるサイズですし、薄手の服のポケットに入れても目立たない厚さです。
旅行に持っていくにも良さそうですし、サングラスは好きだけど外したときに困るので、あまりかけていなかったという方にもピッタリかもしれませんね。
Image: abcxyz, ROAV eyewear
Source: ROAV eyewear, Rakuten Global Market
abcxyz
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