特集
カテゴリー
タグ
メディア

痛みを和らげる、人間工学的に正しい赤ちゃんの抱き方

痛みを和らげる、人間工学的に正しい赤ちゃんの抱き方
Image:Tara Jacoby/GMG via Lifehacker US

親になることは、多少の痛みを伴います。そのうちのいくつかは避けられないものです。

私の夫は、長男が生まれたあと、手首と背中のひどい痛みに苦しみました。不適切な体勢で赤ちゃんを抱いていると、そのうちに首や背中、手首に深刻な問題が生じます。

親になったばかりの人が非常によく経験する問題のひとつが、狹窄性腱鞘炎(ドゥケルヴァン病)です。これは、手首の母指側に痛みや炎症が生じる病気。私の主治医は、この病気を「主婦の親指」とよんでいました。子どもの世話をする人が1日じゅうしているような、人間工学的に不適切な動作を何度も繰り返すことで発症するからです。

そこでこの記事では、産後の問題を専門とする理学療法士で、New Leaf Physical Therapyのディレクターを務めるStephanie Leaf氏に新生児の世話が原因で起きる痛みの予防や対処の仕方について話を聞きました。

間違った姿勢

赤ちゃんを抱いたり揺すったりするときには、手首を深く曲げた姿勢で、手と指を赤ちゃんの身体に巻きつけないようにしてください。この姿勢だと、親指と手首の神経が圧迫されてしまいます。この部分が繰り返し圧迫されると、手根管症候群の原因になります。

また、腰を横に突き出すのもいけません。そうすると、腰と背中と首の正しい配列が崩れてしまうとLeaf氏は言います。

正しい姿勢

とるべき姿勢として、Leaf氏は次のようなポイントを挙げています。股関節を水平に、骨盤と体幹を一直線にして立つこと。手は常に平らに開いて赤ちゃんを支えること。赤ちゃんを支えるときには、全身の力を使うこと。手と手首だけで赤ちゃんをつかんで抱き寄せてはいけません。

小児作業療法士で、CanDoKiddoに記事を書いているRachel Foley氏は、自分の手をフォークリフトではなくブルドーザーだと考えるようアドバイスしています。つまり、親指を手に対して直角に開き、その手と親指で赤ちゃんの両脇を挟むようにして抱き上げてはいけないということです。そうではなく、手と親指を平行な状態に保ったまま、赤ちゃんのお尻と背中をすくい上げるようにしてください。

もう1つ、親になったばかりの時期には、あまりよくないことがあります。スマートフォンは、人とのつながりを提供してくれる命綱にもなりますが、おもに親指を使って操作します。ですから、あまり夢中になってスクロールしていると、手首や親指の問題をさらに悪化させないとも限りません。私は、出産してからしばらくのあいだは、スマートフォンの使用を制限し、できるだけデスクトップを使うようにしていました。また、スクロールする場合は親指以外の指を使うようにしていました。

それから、健康上の問題はなんでもそうですが、症状がひどいようなら医師の診察を受けましょう。症状によって、アイシングや添え木、抗炎症薬、コルチゾン注射、また重症の場合は外科手術などをすすめられるかもしれません。そしてもちろん、休息をとることも大事です。


Image: Image:Tara Jacoby/GMG via Lifehacker US

Source: Mayo Clinic, New Leaf, CanDoKiddo

Leigh Anderson - Lifehacker US[原文

(訳:梅田智世/ガリレオ)

swiper-button-prev
swiper-button-next