
Macといえば、クールな外観がその代名詞として認知されています。それと引き換えに、外部機器の拡張性において若干の不便さを、甘んじて受けなければいけないというところも。
それでも2015年モデルまでのMacBook Proの場合、まだ現行モデルよりはマシでした。USB 3.0ポートに、Thunderboltポート、そしてHDMIポートという組み合わせは、アダプターを介さなくてもつなげる機器が珍しくなかったからです。
でも、デスク上ではマルチモニタを利用している場合や、レガシーな外部機器を引き続き利用する必要があるプロユーザーにとっては、せっかくのデザイン性に蛇足を加えるかのごとく、ボディ側面につながなければいけないケーブルやアダプターをどうにかできないものか、と思うところがあるはず。

HENGE・DOCKSの『Horizontal Docking Station』は、こうした問題を解決してくれるアイテム。必要なポートは、全てドッキングステーションの背面に移動させられます。
用意されているポートは以下。
- Power
- HDMI
- USB 3.0 (x6)
- TRRS Audio (x2)
- 1GB Ethernet
- SD Card
- Mini DisplayPort
- Thunderbolt 2 Port
これだけあれば充分という内容です。特に転送に時間がかかるような重いデータを社内でやり取りすることが多い場合には、1GB Ethernet(有線LANポート)の装備はありがたいでしょう。
対応モデルは、以下を参照してください。
- 13インチモデル:Early 2013〜Early 2015
- 15インチモデル:Early 2013〜Mid 2015
ドッキングステーションからMacに電源が供給されますので、ドッキングステーションを電源につないでおけばいいのですが、米国用の電源プラグになっているため、変換プラグが必要です。ちなみにACアダプタ自体は100V電源に対応できますので、プラグのみ用意していただければ大丈夫です。
13インチ用、15インチ用とも、本体価格は499ドル(約5万7000円)で、送料が78.95ドル(約9000円)となっています。さすがに値が張るという印象ですが、部屋のインテリア性にこだわりたい人にとっては、注目に値するアイテムでしょう。
Image: HENGE・DOCKS
Source: HENGE・DOCKS
田中宏和
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