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東京モーターショーは未来のクルマではなく、未来の暮らし方のショーケースだ

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東京モーターショーは未来のクルマではなく、未来の暮らし方のショーケースだ
Sponsored by 一般社団法人日本自動車工業会
Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC.

100年に一度の変革期と言われる自動車業界。だからこそ、今回の「第45回東京モーターショー2017」には、このテーマが設定されたのでしょう。『BEYOND THE MOTOR』。まさに、今ある自動車を超えて、その先にある世界を見据える意志が感じられます。

その世界とは「車と社会が融合するモビリティ社会」。すでに、自動車の走行性能やデザインだけを競い合う時代は終わりを迎えようとしています。そして、車と車、そして、車と社会がつながることで、これまでにない概念が生まれつつあります。これからの自動車はどう進化するのか、また、それにより社会はどう変わるのか。

第45回東京モーターショー2017」には、そのヒントが詰まっています。

クルマ本体だけでなく、搭載されるテクノロジーが注目されるモーターショー

もし東京モーターショーを、自動車メーカーが出展する格好いいコンセプトカーや贅を尽くしたフラッグシップカーを見るだけの催しだと思っていたら、それは少し時代遅れ。もはや、クルマだけを楽しむ展示会からは、脱皮しつつあります。注目されているのは、自動車に備わる最先端テクノロジーです。

特に話題を集めているのは、自動運転車です。自動運転と言えば、車が勝手に動いて、運転をしなくても目的地まで連れて行ってくれる様子を思い浮かべるかもしれません。もちろん、それは正しいのですが、その自動運転車を実現するためには、数多くの技術が必要です。

例えば、走行中の景色を撮影するカメラ技術。撮影した画像を認識して解析する技術。センサーやレーザーを用いた距離計測技術。走行中の位置と地図上のデータをリンクさせる技術。収集したデータを通信する技術。他にも細かい技術を上げれば、枚挙に暇がありません。

今回の、そしてこれからの東京モーターショーでは、クルマだけでなく、これらの技術やイノベーションが注目されることは間違いありません。そして、もうひとつ重要なのが、東京モーターショーでは、これらの技術やイベーションによって変革する社会のあり方にも触れていることです。

ガソリン自動車によって作られた社会が、自動運転によって大きく変化する

ガソリン自動車が誕生したのは、1885〜1886年にかけてのことです。ドイツ人のゴットリープ・ダイムラーとカールベンツが、同時期にガソリンエンジンを開発し、三輪車や四輪車に搭載しました。

その後、1908年にT型フォードが誕生します。俗にフォードシステムと呼ばれる大量生産により、自動車の大衆化が進み、モータリゼーションの時代が到来しました。ガソリン自動車が普及したことで、ロジスティクスを含め、社会のあり方が激変したのです。

そして今、自動運転車の登場をきっかけに、T型フォードに端を発した自動車と社会の関わり方が変わろうとしています。この変化により、これまでの自動車業界の常識は大きく変わりつつあります。専門性が高かったエンジン製造がハードルとなり、参入障壁が高いと言われたのは昔の話。部品点数が少なく、また、動力にエンジンではなくモーターを使用する電気自動車は、「テスラ」など新たなメーカーの参入を活発化させています。また、スマホを利用したカーシェアリングやライドシェアにより、「Uber」などの新しいサービスも生まれています。

センサーやコネクティッドの技術を活用すれば、さらなるサービスやイノベーションが、自動車から生まれることでしょう。自動運転が実現すれば、さらなるインパクトを社会に与えることも想像に難くありません。

今回の東京モーターショーでは、その目指すべき未来の方向性が示されています。なかでも、それを端的に感じることができるブースが、「TOKYO CONNECTED LAB 2017」です。

クルマによって変化する未来を体感できる「TOKYO CONNECTED LAB 2017」

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Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC.

TOKYO CONNECTED LAB 2017」は、くらしや社会と車がつながることで、どんな新しい価値が生まれ、社会が変わっていくのかを、分かりやすく体感できる参加型プログラム。自動車メーカーだけでなく、情報通信、環境・エネルギー、都市、先端素材などの民間企業なども出展しています。

大きなアトラクションは3つ。

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Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC.

ひとつは「THE FUTURE〜東京とモビリティの未来を描こう〜」です。約300人が同時に体験できる大きな360°ドーム型映像空間で、参加者への6つの質問を通して人々がどんな未来を望んでいるのかを可視化。巨大なドーム内いっぱいに、2020年の東京とモビリティ社会を映し出すインタラクティブ型展示です。

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Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC.

二つ目は「THE MAZE〜都市迷宮を突破せよ〜」。これは、約30人の参加者がヴァーチャル空間でコネクティッドカーに乗りこみ、未来の東京を迷路に見立てゲーム感覚で解き明かしていくネットワーク型VR体験コンテンツです。ゲームとしての楽しさはもちろんですが、車車間や歩車間での通信、磁土運転が普及し、車と社会がつながることで、どういった未来が実現するのかを体感することができます。

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Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC.

そして、三つ目が「THE MEET UP〜モビリティの未来を語ろう〜」。10月29日(日)〜11月3日(金・祝)までの18:00以降、毎日、さまざまな業界で活躍中のイノベーターが対談し、「BEYOND THE MOTOR」を宣言した自動車業界に期待すること、モビリティサービスに秘められた「BEYOND」の可能性について徹底討論します。

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Image: NewsPicks

例えば、10月31日(火)には「MOTOR×サイエンス」というテーマで、予防医学研究者の石川善樹氏と現代の魔法使いの異名を持つメディアアーティストの落合陽一氏が対談。人工知能によって車は何から解放され、また何を新たに手に入れるのかを語り尽くします。

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Image: NewsPicks

11月1日(水)には「MOTOR×エンターテインメント」というテーマで、『宇宙兄弟』や『インベスターZ』などの編集に携わる、コルクの佐渡島庸平氏が登壇。車は古くから、映画や小説、写真集などの題材になってきました。これからの、エンターテインメント業界は、どんな車の未来を期待するのか、忌憚のない意見が聞くことができそうです。

11月2日(木)は「MOTOR×ライフスタイル」がテーマ。日産自動車の専務執行役員の星野朝子氏とメルカリの取締役社長兼COOの小泉文明氏が、女性視点、ライフスタイル視点からモビリティの未来を考えます。

11月3日(金・祝)のテーマは「MOTOR×都市」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのV字回復を成し遂げた森岡毅氏と斬新でスタイリッシュな車イス「WHILL」でイノベーションを起こしたWHILL,Inc.の CEOである杉江理氏。そして、トヨタ自動車の山本昭雄氏が、未来のモビリティによって変わる都市の姿や、その先にある人々の暮らしの革新にせまります。

時代を牽引するイノベーターの声が聞ける貴重なチャンス。クルマに興味がなくても、これからの社会がどういった方向に進むのか。関心のあるビジネスパーソンには見逃せないイベントです。

今の日本を代表するモビリティ系スタートアップのピッチイベントが開催

さらに注目したいのは「THE MEET UP〜モビリティの未来を語ろう〜」で行われるピッチイベント。ピッチイベントとは、短い時間で自社製品やサービスの魅力や将来性について紹介する催しで、主には、投資家に売り込み、資金を獲得することを目的として開催されます。

すでに事前選考は終了しており、進化したクルマで未来を変えるチャレンジをするベンチャー企業4社が選ばれています。この4社と追加募集された1社が、11月4日(土)に実際の自動車メーカーの技術担当者やイノベーター、ベンチャーサポート企業などからなる審査員にプレゼンを行い、優勝を争います。

事前選考で選ばれた4社は、「Hmcomm」「GMS(Global Mobility Service)」「Nextremer」「FutureStandard」。

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Image: Hmcomm

Hmcomm」の技術は音響認識判断です。正常な状態の車の音を音響認識しておくことで、空気圧が減った時などの異常音を音響認識判断により自動検知。ドライバーと管理部門にリアルタイムに警告を発し、事故の回避対応を早急に促すというものです。また、車体の異常音検知だけでなく、雨や凍結などの環境変化により車体が危険な状態に陥った場合の音響も察知し、視認やレーダー検知ではカバーできていなかったリスクも排除。車体の制御システムと連動し、路面に適した挙動を自動でサポートすることで、より安全なドライブの手助けをしてくれます。

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Image: Global Mobility Service

Global Mobility Service」は、モビリティとFinTechを融合したサービスを提供。車両の遠隔起動制御と位置情報特定等を実現する独自開発のIoT技術を活用することで、ローンの支払いが滞ったクルマを遠隔で停止し、回収することを可能にしました。これにより、オートローン・リースの与信審査に通らない顧客層へ、安全なファイナンス提供を可能するFinTechサービスができるようになったとのこと。クルマがあれば、配達やタクシーといった仕事が可能になり、生活を豊かにすることも考えられます。そういった意味で、社会課題を解決するイノベーションです。

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Image: Nextremer

Nextremer」は、高度な自然言語処理機能を有するAI対話システムの開発を行っています。地図や車両情報、エンターテインメント情報などのインフォメーションを一体化して提供するIVI(In-Vehicle Infotainment)では、対話システムはインタラクティブなパーソナルラジオのような位置づけになるとの考えから、新たなビジネスモデルを提言します。対話システムは、AIと会話しながら操作する自動運転車にも、大きく貢献するかもしれません。アラフォー世代なら、アメリカドラマ「ナイトライダー」を思い出すようなイノベーションです。

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Image: Future Standard

Future Standard」は、自動運転用インフラ協調型センサーネットワークを提案。自動運転における社会のトータルコストを下げるために、事故が起きやすい交差点、高速の分岐点、細い道など一定の危険度のところにカメラやメカレスLiDAR(ライダー:光線を発射して反射光で空間を認識するセンサー。メカレスLiDARは機械部分がないため低価格化しやすいメリットがある)を導入、危険時には周囲に配信することで車体側への過度なセンサーの搭載を抑えることで、コストを低下させるそうです。

これまで、自動車産業の新規参入は簡単なものではありませんでした。しかし、これらのスタートアップの取り組みからもわかるように、時代は変わりつつあります。視点を変えるだけで、新しいビジネスチャンスの萌芽をつかむことができるかもしれません。このピッチイベントには、新しいヒントが詰まっていそうです。


現在開催中の「第45回東京モーターショー2017」は、モーターショーという名称ではありますが、その中身はクルマだけではなく、モビリティが変える社会の未来を見通すものになっています。自動車が発明されてから約130年。100年に一度の変革期を乗り越え、クルマはどのような存在になっていくのか。そして、私たちは、どのような価値を見出し、モビリティを活用すれば良いのか。変わりゆくクルマの今と未来を、ここで見つめることができます。


Image: JAPAN AUTOMOBILE MANUFACTURERS ASSOCIATION, INC. , NewsPicks , Hmcomm , Global Mobility Service , Nextremer , FutureStandard

Source: TOKYO MOTOR SHOW

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林田孝司

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