特集
カテゴリー
タグ
メディア

正しい方法で脳トレすると認知力が向上するかもしれない:研究結果

正しい方法で脳トレすると認知力が向上するかもしれない:研究結果
Image: Johns Hopkins University/YouTube

脳トレゲームをしても頭は良くならないと言う人もたくさんいますが、確かにそれはほとんどの場合は本当です。でも、最近の研究で、脳の機能は正しいトレーニングにより向上することがわかっています。

ジョン・ホプキンス大学で実施され、学術誌Journal of Cognitive Enhancementに発表された研究は、短期的記憶を司る前頭葉前部皮質に的を絞ったエクササイズが効果的であると発表しました。同研究チームによれば、定期的にそのエクササイズをすると、短期的記憶力が向上するので、基本的な作業の効率が上がるのだとか。短期記憶力がよくなると電話番号を記憶することや、学校や職場での問題解決のスキルにも良い影響が及ぶと考えられています。

では、どんなエクササイズをすればいいのでしょうか。それは「二重Nバック課題 (dual n-back task)」と呼ばれる記憶連続テストで、刻々とアップデートされる視覚と聴覚の刺激を記憶することが求められます。この研究の被験者はグリッドの上で点滅する四角を見つめると同時に文字を耳で聴くテストを受けました。時間が経過するにつれて、テストは難しくなりました。基本的に、これは昔からある子供用の電子ゲームの難易度を高くしたものです。

Video: Johns Hopkins University/YouTube

研究筆頭著者のKara J. Backerさんは、認知力トレーニングの効果を信じるかどうかは人によりますが、それ以上のものがあると言います。

私たちは、どのような種類のトレーニングをするかどうかが重要だということを証明しました。この1つの作業は、最も一貫性のある結果とパフォーマンスに対する最大の影響を示しているようです。トレーニングを通して認知力を向上させたいなら、このトレーニングに集中すべきでしょう。

研究チームは、なぜ「二重Nバック課題」がそこまで効果があるのか、また、どうしたらさらに効果を出せるのかについて理解を深めていきたいと考えています。次のステップとしては、エクササイズを市場で売れるような、あるいは、臨床で使えるような脳トレプログラムに転換していくかもしれません。


Image: Johns Hopkins University/YouTube

Source: Gizmodo, Johns Hopkins University, Springer Link, YouTube

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:春野ユリ)

swiper-button-prev
swiper-button-next