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ヒトパピローマウイルスは男性にも危険をもたらす:研究結果

ヒトパピローマウイルスは男性にも危険をもたらす:研究結果
Image: Bob Richmond/Flickr

定期的にパップテストを受けたり、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種しているのは女性たちですが、最新の研究により、このウイルスが男性にとっても危険をもたらすことがわかりました。Annals of Internal Medicineによると、中咽頭がんを引き起こす可能性があるHPVウイルスを口や喉に保持する割合は、男性のほうが女性より6倍多いというのです。

HPVは性感染症ですが、たいていの場合、はっきりした自覚症状はありません。基本的には、体の免疫システムがウイルスをやっつけてくれます。あなたが性的にアクティブな成人なら、人生のうちで少なくとも1回はHPVに感染することになるはずです。

ウイルスを撃退できなかったときは、がんが引き起こされる可能性があります。HPVは子宮頸がんの原因としてよく知られていますが、陰茎、肛門、外陰部、および膣のがんの原因にもなります。 また、このウイルスは喉や口の中にも潜伏するため、口や喉でがんを引き起こす可能性もあります。

自分の身を守るには

このウイルスを除去する治療法はなく、唯一、日常的に提供されている検査は、婦人科での子宮頸癌検診です。パップテストでは、がん細胞のような振る舞いをしはじめている異常細胞を探します。このテストのかわり、あるいは追加で行われるHPVテストでは、ウイルスそのものの存在をチェックします。

性別にかかわらず、このウイルスから身を守る最善策は2つ。1つは、コンドームやデンタルダムを使って感染を防ぐこと。もう1つは、HPVワクチンの接種です。あなたがワクチン接種に適した年齢範囲にいるなら、ワクチンを接種すべきです。このワクチンは数種類の高リスクHPVにしか効果がありません(ガーダシルワクチンの最新版では9種類)が、ワクチンを接種しておけばこれらのウイルスに感染する可能性は低くなります。

アメリカ疾病管理予防センターは、10代前半でのHPVワクチンの接種を推奨しています。たいていは11歳か12歳で接種しますが、女性は26歳まで、男性は21歳、リスクファクターによっては26歳までの接種が推奨されています。もしあなたがこの年齢範囲に当てはまっていて、まだワクチンを接種していないなら、病院に電話をかけて将来の自分のために適切な行動をとってください。


Image: Bob Richmond/Flickr

Source: Annals of Internal Medicine, Centers for Disease Control and Prevention (CDC)

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

(訳:伊藤貴之)

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